インタビュー
【GDC 2019】発売日発表! 注目の推理アドベンチャー「AI : ソムニウムファイル」インタビュー
「ゲームファンなら2,000%楽しめる」と打越ディレクターが意気込みを語る
2019年3月22日 07:32
スパイク・チュンソフトは、プレイステーション 4/Nintendo Switch/PC用本格推理アドベンチャー「AI : ソムニウムファイル」の世界発売日を7月25日と発表した。日本の価格は未定。
発売日の発表と同時に、以前より発表されていたバーチャルアイドル「A-Set」プロジェクトが本作のプロモーションの一環であることが明かされた。
「A-set」は、スパイク・チュンソフトとゲームクリエイターの打越鋼太郎氏がプロデュースするバーチャルアイドル。これまでYouTubeにいくつか動画が投稿されているが、3月14日の投稿動画では「みるな」というメッセージと共に本人不在の部屋だけが映された不穏な様子に。3月20日には「A-set」が台に寝かされ、回転ノコギリで切断されまいとする映像が投稿されている。
GDC 2019では、本作のディレクターとシナリオを務めた打越剛太郎氏、またアシスタントディレクターとして開発に参加したスパイク・チュンソフト第二開発グループ プランニングセクションの岡田昌氏にインタビューできた。「AI : ソムニウムファイル」の新たなスクリーンショットとともに、その模様をお送りする。
“打越らしさ”を入れつつ、新しい要素にもチャレンジ
「AI : ソムニウムファイル」は、探偵の伊達鍵を主人公とする推理アドベンチャー。会話と探索を繰り返し、「目玉がくり抜かれた殺人」をきっかけとした連続殺人事件の謎を解き明かすものになる。
ゲームのパートは大きく2つにわかれている。1つは現実世界を探索するパート、もう1つは重要参考人の夢の世界を探索するというパートだ。この2つのパートを行き来しながら、事件の真相を明らかにしていくことが本作の大きな目的となる。
現実パートでは空間内を移動せず、登場人物との会話や周囲の調査が中心。一方で、夢世界のパートでは3D空間内を自由に動き、様々なオブジェクトとインタラクションするようになる。ゲーム進行によって、操作方法が異なる点が特徴になるそうだ。
気になる「夢の世界の探索」だが、どんな方法でどのように探索するかは今回は明かせないという。ただ、伊達の左目には特殊能力が隠されており、この能力が大きく関係しているそうだ。
先の映像では「A-set」こと左岸イリスが殺されたようにも見えたが、打越氏は「殺されたかどうかはわからない」と明言を避ける。スクリーンショットにもあるように、イリスは本作内にも登場する。どのような関わり方をするかは今後のお楽しみということになる。
以前インタビューした際、打越氏が「ゲームの特徴に合わせてシナリオを作っていくとどうしてもループものになる」と話していたことに触れると、打越氏は「そういう要素もあるが、ループすることが中心じゃない。全体にいい感じにまとまっていると思う」と返してくれた。
今作でも打越氏らしいオカルト的要素は今回も満載で、なおかつゲーム好きは「2,000%楽しめるもの」に仕上がっていると打越氏は自信たっぷり。岡田氏は「昔からのアドベンチャーゲームファンは間違いなく楽しめるし、今回新たなチャレンジもしているので、色々な人に楽しんでもらえると思う。もちろん打越作品のファンの方なら、もっと楽しめるはず」と述べた。
今回、ゲームの具体的な内容に関する情報はあまり聞くことができなかったが、マルチエンディングだということ、シナリオにはコメディタッチなものとシリアスなものを織り交ぜていること、このほかにも様々な仕掛けをしていることを教えてくれた。まだ明かされていない情報も含めて、この先の展開を楽しみにしたい。
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