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【特別企画】Xbox Elite コントローラーでさらにゲームが進化する!

「装備切り替え」がポイントの「DARK SOULS III」をプレイ!

「装備切り替え」がポイントの「DARK SOULS III」をプレイ!

ファン待望の最新作「DARK SOULS III」
プレーヤーを襲う圧倒的殺意。装備によってアクションがガラリと変わる

 続いて使用感を試したのは「DARK SOULS III」。本作は、滅びゆく終末の世界を舞台としたフロム・ソフトウェアが開発するアクションRPG。「Demon's Souls」、「DARK SOULS」の過去シリーズ、また「Bloodborne」の流れを汲む「DARK SOULS」シリーズ最新作で、幾度も死を繰り返すシビアな難易度と暗黒の雰囲気が特徴のタイトルである。

 「DARK SOULS III」ではシリーズ初のPS4/Xbox One世代機専用に制作されたタイトルで、前作よりも画質が向上し、さらに探索マップも立体的に拡大している。

 本作での操作は左スティックで移動、右スティックでカメラ操作、攻撃・防御アクションはL/Rボタン、L/Rトリガーに割り振られ、それ以外のボタンは補助操作を担っている。具体的に述べておくと、Yボタンでアイテム使用、Xボタンで武器の片手持ち/両手持ちの切り替え、Bボタンがダッシュやローリング、Aボタンはアイテムの取得やはしご昇降などになる。この辺りの操作自体は、過去のシリーズとほぼ同じだ。

 操作のポイントとなるのは、両手に最大3種類ずつ装備できる装備品の切り替え。武器にはダガーから長剣、斧などの近接系、弓やクロスボウなどの長距離系、魔法を使用できる杖、さらに防具として盾があるなど、実に様々な装備品に溢れている。

 右手に剣、左手に盾、というのがオーソドックスな装備状態になりそうだが、装備は両手に自由に設定できる。そのため、例えば両手に異なる種類の剣を持っても良いし、両手に盾を持つ(使う場面があるかどうかは別として)といったことも可能となっている。装備によってアクションや特徴が様々に変化するので、プレーヤーごとに「どの組み合わせが良いか」を探っていくのがポイントになるだろう。操作上でも、状況に合わせていかに素早く装備を切り替えて対応していくかは、大切なプレイスキルになる。

 こうしたことを踏まえた上で、さっそく「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」の使用感を見ていきたい。

パドルを最大活用の「DARK SOULS III」仕様カスタマイズ!

 筆者は今回「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」に初めて触れたため、まずはこのコントローラーに慣れるところから入ったのだが、本作をプレイしてまず最初にカスタマイズしたくなったのが、「ダッシュ」操作である。

 本作では、上記の通りダッシュはBボタンに割り振られている。押したまま移動することでダッシュとなるので、通常のコントローラーを使用する場合、ダッシュのためには右スティックによるカメラ操作を放棄しなくてはならない。ダッシュ移動中にカメラ位置を変えられないのは不便で、これはプレイしてすぐに解決したいなと思った。

 そこで活躍したのがコントローラ裏面に設置できるパドル。パドルは左右に上下1つずつ、合計4枚設置でき、ここに他のボタンを割り当てられるのだが、筆者は右パドル上にBボタンを配置した。

 こうすると、右スティックを操作しながらBボタン(実際には右パドル上)の操作も可能になるので、カメラをぐりぐり動かしながらダッシュが快適にできる。さらにBボタンでは回避行動もできるので、こうすることで「カメラを動かしながらローリング」という対戦中にも十分使える操作も可能になった。

 最初のボスに十数回ほど殺されつつ、いよいよマップの探索が始まると、次に不満に思ってきたのは上でも触れた装備の切り替えだ。装備の切り替えは十字キーに割り当てられており、左キーが左手装備、右キーが右手装備、下キーは消耗アイテムの切り替えになっている。

 十字キーで装備切り替えを行なうということは、この操作中は左スティックによる移動ができないことを意味する。本作では瞬間の判断が命取りであり、特に戦闘中の棒立ちは死に直結する行為なので、咄嗟に対応できるよう移動操作だけは失いたくない。

 そのようなわけで、筆者が考えたのは余っている左上下、右下のパドルにそれぞれ左手装備切り替え、右手装備切り替え、消耗アイテム装備切り替えを当てはめることだ。

滅びと暗黒の世界の中で、立ち止まることは死を意味する
こんな死に方もあります

 これにより、装備の切り替えすべてにおいて左スティックを離さなくて良くなった。移動中や戦闘中、他のアクションをしながら随時装備を切り替えられるので、これは便利だ。「装備を切り替えるために1度だいぶ離れないと……」ということもなしに、流れの中で操作できる。オススメだ。

 1つ注意点があるとすれば、背面パドルを含めた操作には慣れが必要だと言うことだ。慣れてくれば何の問題もないのだが、慣れるまでは戦闘中は熱くなることが多々あるのだが、その際混乱してパドルを誤操作すると、ローリングが暴発したり、意図しない武器で意図しないアクションが発動し、即死に繋がることがある。慣れて操作をものにすれば、これまで以上に強敵との戦闘を楽しむことができるだろう。

 また他のオススメカスタマイズとしては、両トリガーは深さをショートレンジにし、標準で装着されているDパッド(丸い方向パッド)は十字型ボタンへと変更すること。トリガーについては攻撃発動、溜め以上の操作はないので、入力の有無がはっきりとわかることを意図した。

 Dパッドは見た目も格好良いし、これはこれでいいのだが、十字タイプの方向キーの方が役割がはっきりとしている上、誤操作はシステム上かなり痛いので、万全を期すためあえて交換した。ただし装備切り替えはパドルに割り当てているので、ここはDパッドのままでも問題ない。

 またサムスティックについては、左スティックに丸型タイプ、右スティックにショートタイプを装着している。これは個人的な好み以上の理由はないが、移動中は丸型タイプのストロークの長さがちょうど良かったし、カメラ操作はすぐ対応できるショートタイプが良かった。あえて言うなら、丸型タイプの長さでトップ部分が凹んだものがあるともっと良かったと思う。

 以上が「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」の筆者的「DARK SOULS III」仕様カスタマイズである。ゲームはというと、予想通り大量に死にまくっているわけだが、本コントローラーのおかげで細かいが大きな部分が操作しやすくなった。機会があれば、ぜひみなさんもお試しいただきたい。

【「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」で「DARK SOULS III」をプレイ】
最初のシーンでダッシュ移動+カメラ操作、カゴ搭乗後の戦闘では移動しながら装備を切り替えている。装備切り替えが流れの中で行なえるのがポイント

【「DARK SOULS III」GAME Watchオススメ設定】
左スティックは丸みを帯びたものに換え、右スティックは標準のへこみのあるもののまま。Dパッドは誤操作を防ぐために十字タイプに変更している
パドルはダッシュと武器の切り替えに4つとも使用し、トリガーは左右共に浅めの設定に
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(勝田哲也/安田俊亮)