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「バイオハザード リベレーションズ2」エクストラエピソードを紹介
レイドモードに登場するキャラクターも一部明らかに
(2015/3/26 13:54)
カプコンはプレイステーション 4/3、Xbox One/360、Windows用「バイオハザード リベレーションズ2」の新情報を公開した。今回明らかになったのは、エクストラエピソードとレイドモード登場キャラクターの情報など。
エクストラエピソード「ある戦いの記憶」
「ある戦いの記憶」はモイラを主人公とした物語で、ディスク版に収録されているエクストラエピソードの1本。なお、エクストラエピソードを購入すると追加衣装も手に入る。モイラの追加衣装はキャンペーンモードとレイドモードのどちらでも使用可能。
エクストラエピソード「小さな女」
もう1編のエクストラエピソードはナタリアを主人公にした物語。
公開されたスクリーンショットでは、お気に入りのぬいぐるみ「ロッティ」と黒いワンピースに身を包んだナタリアの姿を見ることができる。こちらもエクストラエピソードを購入すると追加衣装が手に入る。追加衣装はキャンペーンモードで使用する事が可能(ナタリアはレイドモードには出現しない)。
レイドモード登場キャラクター
アクションゲームに特化した「レイドモード」だが、レイドモードでは条件を満たすとシリーズ他作品のキャラクターを使用する事ができるようになる。今回は出現条件などが公開された。
プレイのためのキーワードを公開
過去のエピソードを知ることでよりゲームを楽しめるようになる。今回は3編のエピソードを解説する。
テラグリジアパニック
地中海沿岸に建設された人工海上都市「テラグリジア」。テラグリジアは太陽光発電を用いてエネルギー供給を賄うなど、その先進性により世界中から注目を集めていた。
しかし、その先進性がテロ集団の標的とされる事となった。先進の海上都市は海の藻屑と消えたのである。闇に秘されていたラクーンシティでの事件とは異なり、テラグリジアでの事件は世界が目撃することとなった。初めてバイオテロの恐怖に世界が震えた事件と言える。
「リベレーションズ2」主人公の1人、ナタリアはこの事件の生存者であることが語られる。
「テラグリジアパニック」は、「バイオハザード リベレーションズ」に登場する事件で、時間軸的には「バイオハザード5」の前に位置する。「リベレーションズ」ではテラグリジアパニックに始まる一連のバイオテロが描かれ、民間のNGO組織として設立されたBSAAが国連管轄の対バイオテロ部隊として再編されてゆく契機を知る事ができる。
ウロボロス・ウイルス
あるクリーチャーと対峙したバリーが「まるで報告にあったウロボロスのようだ……」と類似を呟くシーンが「リベレーションズ2」に登場する。ウロボロス・ウイルスは、「バイオハザード5」に登場している。
ウロボロス・ウイルスは宿主に細胞レベルで寄生し、生体の遺伝子を書き換える事で特性を強化する「始祖ウイルス」をベースにしたウイルス。優秀な遺伝子を持つものに適合し、適合者には絶大な能力を与える。
しかしウロボロス・ウィルスには適合しない者が大半であり、適合しない場合には暴走を始め、宿主を含む周囲の生物と有機物を取り込み、崩壊と再生を繰り返す。
「バイオハザード5」では、アフリカ地区での生物兵器の取引に端を発し、やがて数々のバイオテロの影に暗躍するアルバート・ウェスカーの関与と、彼のウロボロス・ウイルスを用いた計画が明らかになってゆく。
「リベレーションズ2」で描かれるのは「バイオハザード5」よりも後の時間軸の事件だが、どのような繋がりがあるのだろうか?
ウェスカー計画
アンブレラの設立者の1人であるオズウェル・E・スペンサーが推し進めていた「ウェスカー計画」。そしてウェスカー計画と今回の事件にどんな係わりがあるのか?
アンブレラの創設者の1人であるオズウェル・E・スペンサー。彼はアンブレラ社の総帥であり、またt-ウイルスを始めとする、さまざまなウイルス研究の基となった始祖ウイルスの発見者でもある。
アンブレラ社を創設したスペンサーの真の目的は、新薬の開発でも、B.O.W.(有機生命体兵器)の開発でもなく、ウイルスによって進化させた新たな人類を創り出す事であった。
世界中から優秀な遺伝子を持つ数百人もの子供を集め、始祖ウイルスを接種。 その後
も様々なウイルスの投与を続けた……被験者となった子供たちは、ごく一部を除いてその殆どが死亡した。その計画は開始時の主任研究員の名から“ウェスカー計画”と名付け
られ、被験者にも“ウェスカー”の名が与えられたと言う。
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