ニュース
PS4/Xbox One/PC「バイオハザードHDリマスター」配信記念!
読者プレゼント目指し“メディア対抗 洋館タイムアタック”を戦ってきたが……!?
(2015/1/20 00:00)
カプコンは、プレイステーション 4、Xbox One、Windows PCといった新世代機種版の「バイオハザードHDリマスター」が1月20日より配信・発売開始されるのを記念し、メディア向けのイベントを開催した。
実はこちらのイベント「カプコンバー&カラオケパセラ「バイオハザード」関連メニュー登場!」として一部をお伝えしていたのだが、実はこの日には、もうひとつ催しが行なわれていた。それは……「メディア対抗 洋館タイムアタック大会」!
上位入賞者には読者プレゼントにうってつけな賞品が贈られるが、最下位には罰ゲームも用意しているという、メディア陣としては“負けられない戦いがここにある”状態になっていた。新世代版「バイオハザードHDリマスター」の配信・発売開始をお祝いつつ、この大会の模様をお伝えしよう。
ゾンビの姿が見えないインビジブルモードで激走!いろんな遊び方ができる名作を堪能!
大会開始に先立ち、「バイオハザード HDリマスター」プロデューサー平林良章氏より挨拶があった。平林氏は「PS4、Xbox One、Windows PC版をリリースでき、これでよりハイクオリティに、たくさんのユーザーに楽しんでもらえる」と喜びを語った。
さて、タイムアタック大会だが、ルールはシンプル。インビジブルエネミーモードで洋館内に点在しているデスマスクを4つ集めて、ゴールに到着するまでのタイムを競うというもの。謎解き要素は排除されているが、インビジブルエネミーモードなのでゾンビは見えず、音の気配を頼りに避けつつ進むという過酷なルールだ。
大食堂のタイプライターからスタートし、デスマスクを集め、最後は墓地の地下がゴールというルート。除草剤はセット済みで、甲冑部屋等の謎解き、各種の鍵が必要な扉も解錠済み。デスマスクがある場所はストーリー中と同様になっている。このシチュエーションはユーザーの皆さんでも再現可能ということなので、興味のある方はぜひ挑んでもらいたい。ちなみに開発チームのみなさんが挑むと6分台のタイムになるという。
ポイントになるのは、どの順でデスマスクを回収していくか、だ。1F西側奥、2F東側の2個、ゴール手前の4箇所あるが、どのルートが1番最短か。地味にタイムに影響していく、扉の開閉が少なくて済むルートはどれかというのもポイントになる。
筆者もPS3版「バイオハザードHDリマスター」をプレイしつつ、このルールの道順をシミュレートしており、他メディアの方も印刷したマップにペンでルートを書き込んで持参していたりと、準備してきていた。ガチの戦いである。
ちなみにこの日、平林プロデューサーからは、「武器を装備しない方が移動スピードが速まる」、「階段の昇り降りでは方向キーの上下を同時に入れてモーションキャンセルさせると、速くなる」といったテクニックも伝えられた。これらテクニックやタイムアタックルートの考察も披露され、筆者含め、参加者一同には事前に想定していたルートを考え直したり、迷ったりする様子も見て取れた。
なお挑戦前には、最下位の罰ゲームは「ハバネロソースた~~~っぷりの激辛バイオハザードピザを食べる」と内容が明かされ、場内からは悲鳴が! 頭の中にあるのは「名誉のためにも最下位の罰ゲームは絶対に避けたい!」というものなのだが、それと同時に「いやでも、ネタ的には、ちょっとおいしいんじゃないか?」とも思ったり。
そんな思惑が渦巻きつつも、大会は始まった!
さて、筆者の挑戦だが、実は筆者、プレイ開始直前までルート選びを迷っていた。1F西側奥にすぐ向かうのか、とりあえず安定して2個取れる2F東側に向かうのか。実は筆者の前に挑戦した方が、デスマスク1個獲得でタイムアップという結果になったので、2個取ってしまえば最下位は免れるのだ。
当初は1F西側奥から目指す予定だったのだが、向かったのは……2F東側の2個。日和ったのだ。タイムより最下位回避を選んだのだ。これが今思えばなんとも情けない! 誘惑に……負けてしまった……! この直前でのルート変更をしたことで筆者のプレイは不安定になってしまう。
インビジブルで姿が見えないゾンビさんにちょいちょい噛まれたり、やはり姿が見えなくなっている大毒蛇ヨーンさんにビビり。ルートを間違えたり、やらなくてもいい水まきをしたり……。時間をロスしまくりつつ、なんとかゴール……。
ちなみに大会中は、チャレンジ中の人を表面上は応援しているものの、心の中では「失敗しろ! 失敗してくれ!!」と思っているのは間違いなく、「この人は速いな!」と感じるや、「そこでゾンビに噛まれて!」や、「もっと迷って!」とか、「そこ右、右!(本当は左が正解)」という野次も飛ぶ、なかなか熱い空間となっていた。
タイム集計が終わり、結果発表! 筆者ことGAME Watchチームは……ぎりぎりの3位! 一応、1位~3位までは同じ賞品が頂けるということで、ホッと胸をなで下ろした次第だ。ただ、直前にルート変更をしなければもう少しいけたような……。やはりいざという時に迷ってはいけないのだと、なぜかタイムアタック大会から人生の教訓めいたものを学ぶ筆者であった。
なお頂いたのは、PS4版の「バイオハザード HDリマスター ダウンロードコード版」(ゲーム本編のダウンロード用プロダクトコードとサウンドトラックCDがセットになった数量限定パッケージ)と、ロゴ入りマグカップなど。こちらはプレゼントコーナーにて読者プレゼントさせて頂くので、今後ぜひチェックして頂きたい。
表彰に続いて、罰ゲームの「ハバネロソースた~~~っぷり激辛バイオハザードピザ」を食べるコーナーに。なぜか平林プロデューサーも食べることになってしまった! ただ、平林プロデューサーがハバネロを振りかけ、いざ実食!……だが、ハバネロソースの量が丁度良い感じになってしまったようで、いわゆるバイオ定番ネタの“かゆうま”こと「かゆい うま」ならぬ、「からい うま」という感じだったそうだ。
思ったより美味しく頂けて笑顔の平林プロデューサーをみて、カプコンスタッフは「これじゃあいかん」と言わんばかりに飲み物を差し出す。そちらはアルコールきつめの「ショットガン」!
もちろん「ショットガン」も美味しいのだが、アルコール強めの「数発ごちそうしてやればゾンビもノックアウトさ!」という代物。クイッと飲んだ平林プロデューサーは、ショットガンの一撃を浴びたが如く顔をゆがめていた。
こうして幕を閉じた「メディア対抗洋館タイムアタック大会」。ちなみに新世代機種版(この日に使ったのはPS4版)は、1080pの画面でもくっきりと映る解像感、ライティングやシャドウ処理もキレイで、一目見て「あぁ、こんなにキレイなんだ。これはこっちで遊びたくなるなぁ」と感じた。新世代機種版のリリースを待っていた人、もしくは本稿を読んで気になった人は、ぜひチェックして頂きたい。
©CAPCOM CO., LTD. 1996, 2014 ALL RIGHTS RESERVED.