舞台「『戦国BASARA』武将祭2013」を開催

　カプコンは7月13日、14日の2日間、東京の有明コロシアムで舞台「『戦国BASARA』武将祭2013」を開催する。本稿では、7月13日の12時30分より開演されたイベントの様子をお伝えしていく。

　当日は、「戦国BASARA」シリーズのプロデューサーを務める小林裕幸氏や舞台「戦国BASARA」シリーズの構成・演出・振付を担当する西田大輔氏をはじめ、久保田悠来さん（伊達政宗役）や細貝圭（真田幸村役）ら出演俳優、さらにスペシャルゲストとして足利義輝の声を務める池田秀一さんが登場し場内を盛り上げた。

7月13日のタイムスケジュール

• 開場&PV放映
• オープニングアクト
• 大宴会（ゲーム大会）
• ゲーム「戦国BASARA４」最新情報
• スペシャルトークショー「ひな壇バサラ」
• リクエストによる対戦殺陣
• 舞台「戦国BASARA」秋公演情報
• エンディング

「老兵」が「戦国BASARA４」のキャラクターとして登場!!

　「戦国BASARA４」の最新情報を紹介するコーナーでは小林氏が登場。PVの放映から始まり、登場武将や新要素などすでに弊誌でも公開している情報を紹介した。続けて、足利義輝役を担当する池田秀一さんが登場した。

　池田さんは、「戦国BASARA４」の仕事の話がきた時に、久しぶりの戦国物で役もいい感じだったので「とにかくやらせてくれ」と即答したという。また「戦国BASARA」という作品はご存じでしたかという小林氏の問いに、「えぇ、噂には……」と返答。小林氏の「どんな噂ですか……」という突っ込みに、「割といい噂でしたよ」と返し笑いを誘っていた。また、スクリーンに表示されるイラストに合わせて声を当てる生アフレコを披露した。

　ゲームの新情報としては、足利義輝の使う武器「笏（しゃく）」が、弓、刀、槍の3種類に変化することと、伊達軍の「老兵」が「戦国BASARA４」のキャラクターとして参戦することが明らかにされた。老兵について小林氏は「ただの伊達軍兵士。ちらっと顔が出て喋るくらいなんですが、それもかなりレアな状況なので、たぶんゲームをやりつくさないと出ないと思います」と、ここでしか公開されないという情報をさらっと発表した。

登場する武将や水墨画のような演出があるなど、すでに公開済みの情報が改めて紹介された

「民草の心を理解しろと。ならば余の心を民草は理解するのか？」など迫力のある池田さんの生アフレコを、終始黄色い声援を送っていた観客たちは静かに聞き入っていた

伊達軍の「老兵」が「戦国BASARA４」のキャラクターとして参戦。本人が登場し、特技は歌で、長所は年下にもこびへつらうことができるということをアピール。そして最後に「とても光栄なことです。伊達家に仕えて86年、思えばワシも長生きをしたものじゃ。しかしそんなワシの最後の大立ち回り。ついにゲーム『戦国BASARA４』にデビューじゃぁ。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします」と独り言を残して去って行った

開場直後のPV放映、オープニングアクトから会場のボルテージは最高潮に!!

　PV放映、オープニングアクトから、女性で埋め尽くされた会場から黄色い声援が飛び交い会場のボルテージは最高潮に！ 伊達軍、武田軍、豊臣軍、織田軍に分かれた出演俳優が、歌やものまね、クイズなどを披露した「大宴会」、「こばP」の印象など出演者たちが舞台の裏話を展開した「ひな檀バサラ」、事前に集計していたアンケートの結果により「竹中半兵衛vs毛利元就」や「織田信長vsお市」などの戦いが展開された「対戦殺陣」へとプログラムが進むにつれ、出演俳優陣と来場者の一体感が強くなっていった。

出演俳優によるオープニングアクト

主演俳優が小芝居などを披露する「大宴会」。今回は織田軍も参戦

出演者たちが舞台の裏話を展開した「ひな檀バサラ」では、小林氏のきわどい（？）裏話も披露された

「対戦殺陣」では、織田信長vsお市の戦いも繰り広げられた

「舞台『戦国BASARA3 宴弐』-凶王誕生×深淵の宴-」が11月に公演されることが決定した。この舞台は初の2本立てとなる。チケットの先行予約など詳しい情報は、舞台「戦国BASARA」シリーズ公式サイトでご確認いただきたい。

エンディングでは時間が押してしまったため主要キャストのみが感想を述べた。そして最後は小林氏が、「今日はゲーム『戦国BASARA4』や秋の舞台の情報を出しました。ますます『戦国BASARA』シリーズが皆さんのおかげでどんどん発展していくと思います。引き続き応援よろしくお願いします」とコメントしイベントを締めくくった