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「ジャンプフェスタ2013」幕張メッセで開催!
「モンスターハンター4」や「真・三國無双7」など2013年発売予定の新作がプレイアブルで出展される
(2012/12/22 15:32)
集英社が発行する「週刊少年ジャンプ」、「Vジャンプ」、「ジャンプSQ.」、「最強ジャンプ」の4誌合同のキャラクターイベント「ジャンプフェスタ2013」が開幕した。開催期間は12月22日と23日の2日間。時間は9時から17時までだが、最終入場は16時30分まで。会場は幕張メッセの1ホールから8ホール。
「ジャンプフェスタ2013」は、多くのキャラクターを抱える同社に関連するコミック、アニメーション、グッズ、おもちゃ、ゲームなどを中心にホビー商品を一挙紹介する大型イベント。毎年のことだが、ここでしか手に入らないグッズ類も多く、初日は雨天で気温が低い中、多くの人が詰めかけ会場内は熱気を帯びている。
昨年もお伝えしたとおり、ゲームのみを対象とした展示会ではなく基本的にキャラクターが優先されるため、東京ゲームショウとも次世代ワールドホビーフェアーとも違った来場者層で、前者との決定的な違いは女性の来場者が多いこと。女性に人気の高いキャラクターを有しており、その映像化や舞台作品までカバーする展示会ということもあり来場者層にも反映している。たとえばマーベラスAQLのブースでもゲームコーナーは約半分で、もう半分はミュージカル「テニスの王子様」で賑わっている。
ゲーム専門媒体である弊誌としては、ゲームに関する目立ったところを紹介していくが、ゲームの出展に関していえば、45分以上の待ち行列となっている試遊台が数多く見られる。3時間待ちといった試遊台もあり、人気タイトルに関しては行列に並ぶのを締め切っていたり、整理嫌悪配布が終了しているものもある。23日に来る予定の人は、お目当てのタイトルのコーナーになるべく早く足を運んだ方が良いだろう。
すでに発売済みのタイトルでも試遊することで限定グッズがもらえるために行列が長く伸びる例もある。ファンの皆さんは、徹夜で並ぶことは禁止されているが、なるべく早く来場した方が良いだろう。なお、プレイステーション 3用「真・三國無双7」の試遊台を初出展したコーエーテクモゲームスと、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」に関する発表を行なったスクウェア・エニックスのブースに関するレポートは別項でお伝えする。
カプコンブース
カプコンブースはホール2に用意されており、基本的には「モンスターハンター4」、「逆転裁判5」、ステージと物販コーナーで構成されている。「モンスターハンター4」に関してはシングルプレイとマルチプレイが用意されているが、当然整理券が必要となっている。東京ゲームショウと同じバージョンでの出展と言うことだが、もちろん大人気なのでプレイしたい人はカプコンブースに直行いただきたい。
「逆転裁判5」は、コーナーとしては「モンスターハンター4」に比べれば狭いが、多くの女性ファンを中心にファンが列を作っている。ニンテンドー3DS LLでプレイすることができるので、チェックいただきたい。
ステージは裏側に設置されており、若干狭いイメージ。様々なイベントが予定されているが、22日の朝には「モンスターハンター4」に関するステージが行なわれ、辻本氏と藤岡氏が登壇した。辻本氏は「かなりのボリュームで、もう少し開発にお時間を頂きたい」とファンを前に発売延期の事情を説明。また「新しい要素についてもまた説明できる機会があると思うので、待っていて欲しい」と語った。
物販コーナーでは可愛いアイルーのグッズなどの販売が行なわれており、これまた人気を集めて行列が出来上っていた。
セガ
セガ・ブースは、大きく分けて「初音ミク-Project DIVA-」と「ファンタシースターオンライン2」に分けられる。また大きく「シャイニング・アーク」のグラフィックが掲げられており、キャラクターのポップから声が出るような仕掛けが用意されているので、こちらもまた楽しめるちなみに時間によっては、キャラクターのコスプレをした方も登場するので、記念撮影が可能となっている。
「初音ミク-Project DIVA-」については、アーケード「Arcade Version B」とPlayStation Vitaの「初音ミク-Project DIVA- F」が出展されており、特に人気が高いのは「Arcade Version B」だ取材中にもどんどん行列が伸びてアッという間に3時間待ちとなっていた。待っている間に上部のディスプレイで自分のプレイなどが再生されるのが人気の秘密だという。両作ともプレイすると記念品がプレゼントされる。
また「ファンタシースターオンライン2」は4人でテーブルを囲んでプレイすることができる。こちらは取材時は15分程度の待ち時間でプレイできた。ちなみに、ブースには酒井プロデューサーも視察に来ていて、ファンと熱い会話を交していた。
任天堂
任天堂ブースはもちろん発売直後の「Wii U」のみで構成されている。プレイできるタイトルも絞り込まれており、「New スーパーマリオブラザーズU」と「Nintendo Land」の2タイトル。
「New スーパーマリオブラザーズU」では、注目の「バディプレイ」をコンパニオンさんと一緒にプレイできる。「Nintendo Land」では、マリオとキノピオの追いかけっこが楽しめる「マリオチェイス」、何度か任天堂のイベントでも説明が行なわれた「ルイージのゴーストマンション」をプレイ可能。
プレイしたらクリアファイルなどがプレゼントされる。実際「Nintendo Land」が40分待ち、「New スーパーマリオブラザーズU」が110分待ちと結構な待ち時間なのだが、ステージ周りを含め、スッキリしたブース構成となっている。最新機種なので、プレイしたい人はニンテンドー3DSでもプレイしながらノンビリとお待ちいただきたい。
バンダイナムコゲームス
とにかく出展タイトル数が多いのがバンダイナムコゲームス。集英社のキャラクターを使用したゲームを多数発売していることもあるので、ズラリとゲームタイトルが並んでいる。軒並み30分以上の列となっているので、早めに好きなキャラクターの試遊台に並ぶと良いだろう。
出展されているのは、発表直後となった「ワンピース 海賊無双2」がステージ横でやはり目立つ。「ワンピース」関連では、PSP「ワンピース ロマンスドーン」、携帯コンテンツ「ワンピース グランドコレクション」が出展されている。
このほか、2013年発売予定のPS3/Xbox 360「NARUTO-ナルト-疾風伝 ナルティメットストーム3」をはじめ、2013年3月7日発売予定のPS Vita「テイルズ オブ ハーツ R」や2013年2月28日発売予定の3DS「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション」などが未発売タイトルとしてプレイ可能。発売中タイトルも出展されているが、ただ試遊するだけでなく、対戦イベントで勝てば賞品がもらえるといった一工夫されているのがバンダイナムコゲームスのブースの特色だろう。