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「東京ゲームショウ2016」、4つの国際企画について詳細を発表

「インディーゲームコーナー」や「ニュースターズコーナー」など

9月15日~18日 開催予定(15、16日はビジネスデイ)

価格:一般1,200円(税込)

:小学生以下入場無料

会場:幕張メッセ

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、「東京ゲームショウ2016」で実施する4つの国際企画についての概要を発表した。

 今回予定されているのは「インディーゲームコーナー」、「センス・オブ・ワンダーナイト2016」、「ニュースターズコーナー」、「Internatinal Party + Indie Night」など。いずれも東京ゲームショウお馴染みのイベントで、Internatinal Partyはついに今年で10回目を迎える。

 「インディーゲームコーナー」は、プロ、アマや法人、個人、国籍を問わず、世界のインディペンデントゲーム開発者のオリジナルタイトルを紹介するもので、4回目となる今回は、世界から過去最高の322件の応募があり、選考の結果、世界18カ国・地域から68のインディペンデントゲーム開発者を採択し、紹介する。

 “見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もが「ハッ」と、自分の世界が何か変わるような感覚”つまり「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすゲームのアイデアを発掘するイベント「センス・オブ・ワンダーナイト」では、インディーゲームコーナー出展者として採択された68社の中から、8カ国・地域、8組のファイナリストがプレゼンテーションを行なう。

 また、ゲーム産業の新興地域で活躍する有望なゲームベンチャーや開発会社など業界の新星、ニュースターズを紹介する「ニュースターズコーナー」では、今回からラテン・東欧地域を新設し、3つの地域で合計13カ国から84社が出展する。

 さらに、海外出展社を中心に例年実施しているInternational Partyでは、カジュアルな雰囲気の中で、海外から参加しているゲーム関係者との交流の場として貢献する。

 このほかにも、e-Sportsステージやコスプレ企画「Cosplay Collection Night @TGS」、海外来場者向け企画「Tokyo Otaku Mode Live Stream Hut」(詳細は後日発表)など、様々な国際企画を予定している。

「インディーゲームコーナー」開催概要/4日間開催

場所:9ホール
協力:国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
スペシャルスポンサー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント

出展者名(今回選考により採択された出展者のみ掲載)/国・地域名

18Light Game Studio/台湾
2024 Studios/日本
4D Door Games/中国
Alex Rose/イギリス
Bento Studio/フランス
Blue Volcano/オーストラリア
Broken Window Studios/アメリカ
Cherrymochi/日本
Christophe Galati/フランス
Dave Cooper/イギリス
Diceroll Studios/シンガポール
Digital Dreams/オランダ
Drool/アメリカ
EGO/韓国
Expect Studio/日本
Fishing Cactus/ベルギー
Gaddy Games/フランス
iNK Stories/アメリカ
INSTITUTE OF TECHNICAL EDUCATION/NATIONAL UNIVERSITY OF SINGAPORE/シンガポール
INVI Games/アルゼンチン
Kitfox Games/日本
Line Wobbler/日本
Lithium City Dev Team/フィリピン
Massive Monster/オーストラリア
Mimimi Productions/ドイツ
Mr. Whale's Game Service/スイス
Muse Games/アメリカ
Northway Games and Radial Games/カナダ
NPO 法人 IGDA 日本 IDGA JAPAN/日本
Pixel Perfex/タイ
Pon Pon Games/日本
QuattroGear/韓国
Salmi Games/ドイツ
Sand Sailor Studio/ルーマニア
Screen Implosion/ドイツ
Seemingly Pointless/アメリカ
SIGONO/日本
Studio Canvas/オーストラリア
Studio Evil/日本
Sushee/フランス
Syndicate Atomic/アメリカ
Team KwaKwa/スイス
team ok/アメリカ
The Gentlebros/日本
The House of Fables/ポーランド
Throw the warped code out/日本
tomeapp/日本
Turtle Cream/韓国
Videogamo/アルゼンチン
Vivid Helix/カナダ
WeirdBeard/オランダ
Yack Lab./日本
Zing Games/アメリカ
青山真弥 Masaya Aoyama/日本
うんコレ Unkore/日本
大阪電気通信大学 デジタルゲーム学科 高見研究室 Osaka Electro-Communication University Department ofDigital Games Takami Lab./日本
神奈川電子技術研究所 Shindenken/日本
新潟国際情報大学 中田研究室 NiigataUniversity of International and InformationStudies Nakata Lab./日本
ポラリスエックス POLARIS-X/日本
三原亮介 Ryosuke Mihara/日本
よむネコ Yomune.co/日本

【9月17日、18日のみの出展】
Hanaji Games/日本
Play 4 Change(DePaul University)/アメリカ
QUIZCAT GAMES/日本
RiG++/ポーランド
Team Epitaph/アメリカ
The Elsewhere Company/アメリカ
zato/ポーランド
エイコードバンク AcodeBank/日本

「センス・オブ・ワンダーナイト2016」開催概要/9月16日開催

 「センス・オブ・ワンダーナイト(SOWN)」は、個人やチームで独自にゲーム開発に取り組む開発者にスポッ トライトを当てるイベント。同会場に入場するには、ビジネスデイ来場者バッジ、プレスパスなどが必要となる。ビジネスデイに参加されてしている人(ビジネスデイ来場者バッジを着用の人)であれば、プレゼンテーシ ョンを観覧することができる。

 新たな可能性を模索するゲーム開発者と、業界関係者との接点を設け、新たなゲーム・ムーブメントを起こすことを目的としている。

日時:9月16日17時半~19時半
場所:11ホール e-Sportsステージ
協力:国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
スペシャルスポンサー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
協賛:任天堂
公式サイト

SOWN2016プレゼンテーション作品一覧

【プレゼンテーション作品一覧】
作品名出展社名国/地域
アドバンスド摩訶大将棋大阪電気通信大学 高見研究室日本
Chambarateam ok米国
DOBOTONEVideogamoアルゼンチン
Fantastic ContraptionNorthway Games and Radial Gamesカナダ
Line WobblerLine Wobbler英国
OPUS: The Day We Found EarthSIGONO台湾
TAINTEDINSTITUTE OF TECHNICAL EDUCATION/ NATIONAL UNIVERSITY OF SINGAPOREシンガポール
UnWordedBento Studioフランス

ニュースターズコーナー開催概要/4日間開催

 今年で5年目を迎える「アジアニュースターズコーナー」は、アジア圏の有望なゲームベンチャーや開発会社など、ゲーム業界の新星企業を日本のゲーム業界に紹介するコーナー。

 今回は、ASEAN7カ国およびアラブ首長国連邦から、計8カ国・52社が出展する。また、今回初となる「東欧ニュースターズコーナー」と「ラテンニュースターズコーナー」が加わり、世界の「ニュースターズ」が出展する。

 さらに、本コーナー内には、日本アセアンセンターが中心となり、ASEANパビリオンを展開する。

インドネシア(Indonesia Game Industry)

 インドネシアのゲーム産業団体であるAGI(Asosiasi Games Indonesia)幹事企業が中心となってIndonesiaGame Industryがパビリオン出展。「Agate Studio」、「Touchten」といった代表的なゲーム開発会社だけでなく、「Anantarupa Studios」や「Toge Productions」など新興のゲーム開発会社も出展し、あらゆる開発ニ ーズに対応したビジネスのサポートを行なう。

シンガポール

 ゲーム産業の成長が見込まれる東南アジアのハブ、シンガポールから「Gattai Games」や「Kaiju Den」、「Witching Hour Studios」といったVRゲーム開発会社が3社出展する。

タイ

 ゲーム市場としても注目されるタイからは、「Miryn Inovation」や「Mad Virtual Reality」などモバイルゲーム開発、 VRゲームを得意とする企業5社が出展する。

フィリピン

 欧米企業からのアウトソーシングが経験豊富なフィリピンから、同国のゲーム開発者を束ねるIGDA Manila(国際ゲーム開発者協会 マニラ支部)をはじめ、ゲームアートやゲームアニメーション、モバイルゲーム開発といった、あらゆるゲーム開発ニーズに応えるサービスを提供する5社が出展する。

ベトナム

 モバイルゲーム開発とITアウトソーシングを専門とする「Rikkeisoft」やアウトソーシング・サービス専門の「Tinhvan Outsourcing」と、モバイルゲームソフトを開発する「Viet Nhat General」の3社が出展する。

マレーシア

 マレーシア貿易開発公社(MATRADE)が中心となり、今回初めてのパビリオン出展となる。3Dゲ ームのアウトソーシング会社として、アジアトップレベルの技術力がある「Lemon Sky Animation」、「Streamline Studios」といったマレーシアを代表する会社だけではなく、政府系機関・マルチメディア開発公社(MDeC)の支援でアニメーション制作やモバイルゲーム開発を得意とする18社が出展する。

ポーランド

 ポーランド大使館と中央・東ヨーロッパ最大のゲーム開発者会議「Game Industry Conference」が、日本への進出を目指す6社/団体を伴って参加する。

メキシコ

 メキシコ大使館商務部が中心となり、同国のモバイルゲームやVRゲーム開発など16社が、ラテンアメリカ発のゲームを携えて出展する。

チリ

 PCゲームやモバイルゲーム開発を得意とする「IN VITRO GAMES」が出展。

 その他、ミャンマーやアラブ首長国連邦など新興国企業の出展も予定している。モバイルゲームやデジタルコンテンツ開発、アニメーション、そしてコンサルティングを得意とする企業が出展する予定。

「International Party+Indie Night」/ 9月16日開催

 国際企画の充実に合わせて、インターナショナルパーティー「International Party+Indie Night」を、国際会議場1階のラウンジ・エリアにて、9月16日17時半から20時半に開催する。参加対象者は、 海外出展社や国内出展社、インディーゲームコーナー出展者、センス・オブ・ワンダーナイト2016プレゼンターなど。参加費は無料。なお同会場に入場するには、出展社バッジ、プレスパスなどが必要。

 パーティーはビュッフェ形式で、フリーフードとフリードリンクを提供。カジュアルな雰囲気で、自由に国際交流を楽しむことができる。「センス・オブ・ワンダーナイト」の関係者はイベント終了後の19時販以降に参加するため、ビュッフェのサーブは、開始時間の17時半と、「センス・オブ・ワンダーナイト」参加者合流後の、19時半の2回に分けて行なう。