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【ランキング発表!】年末年始に遊びたいPCゲームアンケート、第1位は「アサシン クリード オリジンズ」
プトレマイオス朝時代のエジプトを舞台に繰り広げられるアクションゲーム
2017年12月28日 12:00
今年11月に弊誌にて実施したアンケート企画「オレが年末年始に遊びたいPCゲームはこれだ! 大アンケート!!」。エントリーした11本の中から読者の方に選んでもらって決定した順位ごとに5日間連続でベスト5のゲームについて紹介する企画の最終回だ。
これまで5位の「Forza Motorsport 7」から2位まで順次ご紹介してきた。これらのゲームについては、実際にプレイしてそのインプレッションをお届けしている。使用するマシンだが、ゲーミングPCのブランド「レベル∞」シリーズを展開しているユニットコムにご協力いただき、最新の第8世代CoreプロセッサーとGeForce GTX 10xシリーズを使用してのテストプレイとした。最新のゲーミングPCでどこまで快適にできるのかも、合わせてご紹介していきたい。
あのアクションRPGシリーズが第1位に輝く
第1位に輝いたのは、ユービーアイソフトの「アサシン クリード オリジンズ」だ。シリーズ10周年となる本作は、2000年前の紀元前48年頃の、プトレマイオス朝時代エジプトが舞台になっている。発売されたのは10月27日なので、すでにプレイしたという人も多いだろう。
本作の主人公は「バエク」という人物。エジプトの西の辺境にある「シワ・オアシス」という街で、平和と安全を守る「メジャイ」という役に就いている。仮面の男たちに息子を殺された恨みを持ち、男たちの正体を調べるとともに、1人ひとりを殺害していくことになる。これまでの「アサシン クリード」シリーズは、主人公達は息を潜めて暮らしていたが、今回は街の顔役であるとともに、周りの人もバエクの存在を認識しており、普通に暮らしているという感じだ。
「アサシン クリード オリジンズ」の特徴は、これまでとは異なりオープンワールドであること。広大なマップの中を探索しながら進んでいくことになる。この探索で重要な役割を演じているのが、バエクが飼っている鷹のセヌだ。バエクはセヌの見ている風景を見ることができるようになっており、目的地を探すときにはセヌを空高く飛ばして探り、目印をポイントすることでターゲットの位置を特定して探索に向かうという流れになる。素材の入手ポイントやクエストポイント、主要な施設のほか、敵の配置であったり、目標となるNPCが何をしているのかが、セヌを通してわかるようになっている。
ゲームの進め方だが、基本的にはサブクエストをこなしながらレベルを上げてメインクエストに臨むことになる。サブクエストのポイントはマップ上に“◇”のマークで示されているので、その場所をポイントしたら移動。NPCに話しかけるとクエストがスタート。目的地についてはセヌを使って調べてマークし、これをクリアしていけばよい。
なお、ひたすら戦うだけでも物語を進めていけるが、やはりここは隠れつつ敵をおびき出して、不意うちからのノックダウンを目指すのがこのゲームの楽しみ方だろう。序盤でも体中をよろいでガードしている敵などが出てきて、これを剣で倒すのは結構難儀だった。またバエクより巨体な敵も存在するので、そういう場合もダメージを与えにくく、ガードをしていても強攻撃でやられてしまったりと、力押しでは難しい場面もある。落ち着いて敵を1人ずつ排除していきつつ進めていったほうがよいだろう。
本作についてはより詳細なレビューが掲載されている。そちらも参照していただきたい。
最高級のGeForce GTX 1080 Tiで4Kでもらくらくプレイ
これまでもビデオカードとメモリを変更してテストしてきたが、「アサシン クリード オリジンズ」は4K表示にも対応しているなど、高精細なグラフィックスが使われているので、今回は最高設定で試すことにした。それに合わせてPCのほうも、ビデオカードをGeForce GTX 1080 Ti(8GB GDDR5X)、メインメモリを32GBとしてテストプレイした。
スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-8700K |
ビデオカード | GeForce GTX 1060 |
メインメモリ | 8GB DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) |
チップセット | インテルZ730 Express |
SSD | 240GB |
HDD | 1TB |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 500W(80PLUS SILVER) |
価格 | 146,988円(税別)~ |
高負荷をかけるために4K画質とし、「グラフィックス」の設定で「グラフィック品質」を「最高」にし、アンチエイリアスを「高」、シャドウを「最高」など、すべてを高い値にした設定でプレイしてみた。
第8世代CoreプロセッサーのCore i7-8700KとGeForce GTX 1080 Tiという現在のハイエンド構成であるため、プレイしてもまったくもたつくことがなく、快適にプレイすることができた。中でも草のなびく様や川の水の表現、潜ったときのイメージなど、とてもリアルに描かれており、ゲームへの没入感もハンパない感じだ。
また、ビデオカードをGeForce GTX 1060にしてプレイした感じでは、さすがに4K画質でプレイをすると、パフォーマンスの低下は否めない。HD画質であれば特に問題はないと思うので、プレイに支障を感じたら、4KではなくHDでプレイすることをオススメする。
性能を測る指標としてこれまでと同様に「3DMark」の「Time Spy」、「Fire Strike Ultra」、「Fire Strike Extreme」、「Fire Strike」、「Sky Diver」の5つのテストを行なった。
前回の「コール オブ デューティ ワールドウォーII」の時にも思ったのだが、メモリ搭載量の差があまり出ていないのが特徴的。第5位で紹介した「Forza Motorsport 7」でもGeForce GTX 1080 Tiを使用したが(この時はメモリが16GB)、テスト結果からはそれほどの差が出ていない。ただし1060、1070 Tiとの差は歴然で、きれいに値が増加している。
これまで5回にわたって、年末年始に遊びたいタイトルについてご紹介してきた。その結果として、改めて順位と得票数をご紹介しておこう。
第1位:アサシン クリード オリジンズ(76票)
第2位:コール オブ デューティ ワールドウォーII(51票)
第3位:信長の野望・大志(45票)
第4位:Star Wars バトルフロントII(40票)
第5位:Forza motorsport 7(39票)
今回使用した「LEVEL∞」の「R-Class」は、第8世代のCore i7-8700Kのほか、GeForce GTX 1060~1080 Tiまで選んで仕上げることができるBTOパソコンだ。また、最近のゲームはインストール容量が大きいものが増えてきているため、大容量のSSDやHDDに変更することも考慮に入れるといいだろう。構成を色々と変更してテストしてきたので、そちらについても参考にしていただきたい。
いま持っているパソコンに少しでも不満があるならば、最新のマシン環境を整えてみてはいかがだろうか。最近ではフルHDだけでなく4K対応のゲームも当たり前になってきており、さらにVRともなるとグラフィックスの処理負担も相当なものだ。また、非常に便利なAnselを使ったスクリーンショットや動画撮影なども対応タイトルが増えているため、メモリ容量の多いPascal世代のビデオカードは有利だ。こういった理由からも、Maxwell世代のビデオカードを使っているなら、そろそろ替え時とも言えるだろう。
パソコン工房では現在、分割払いの金利手数料無料キャンペーンを実施しているので、こちらを活用してもよいかもしれない。代替わりが進む今だからこそ、自分のパソコン環境をもう1度考え直してみてはいかがだろうか。
【オレが年末年始に遊びたいPCゲームはこれだ!】
□第2位:「コール オブ デューティ ワールドウォーII」
https://game.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1098591.html
□第3位:「信長の野望 大志」
https://game.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1098590.html
□第4位:「Star Wars バトルフロントII」
https://game.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1098589.html
□第5位:「Forza motorsport 7」
https://game.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1098399.html