トゥームレイダー

マルチプレイではララの仲間「サバイバー」か、先住者「ソラリ」でプレイできる

4つのゲームモードが用意されている

　「トゥームレイダー」はマルチプレイも搭載している。「チームデスマッチ」、「フリーフォーオール」に加え、医療品を持ち帰るチームとそれを阻止するチームで戦う「レスキュー」、無線機を作動させようとするチームと阻止しようとする「クライフォーヘルプ」がある。最大8人での戦いが可能だ。

　他のTPSと違うところはアクション性だ。フィールドを走り回り、ジャンプし、マップを移動しながら戦う。ロープでの高速移動や、頭上から敵を強襲したり、地下へと続く穴の中に飛び込んだり、高低差のあるマップの特性をフルに使っての戦いが展開する。

　トラップを仕掛けることができたり、固定されたマシンガンを使ったり、マップ上のオブジェクトを活用することで戦いの幅が広がる。「トゥームレイダー」のマルチプレイマップは様々な要素が盛り込まれている。射撃だけでない駆け引きも織り交ぜながら戦っていくこととなる。

　面白いと感じたのは「レスキュー」でのルールだ。「レスキュー」では医療品を持ち帰るサバイバー側と、阻止しようとするソラリ(先住民)側に分かれて戦うが、サバイバー側は撃ち倒されても一定時間その場に倒れて拳銃での攻撃ができる。とどめを刺すにはソラリ側は近接攻撃を行なう必要がある。このルールが独特の対戦空間を作り出していると感じた。

　マルチプレイではキャラクターのアバターが豊富だ。シングルプレイではララ1人が活躍していたが、ララの仲間達を使ったり、ソラリで戦うのは新鮮だった。成長させることで武器が増え、戦いも有利となる。シングルプレイとは一味違った楽しさが体験できる要素だ。

【スクリーンショット】

トラップに引っかかってしまうことも。ロープを使うなど高低差が楽しい

医療品を奪い合うレスキュー

無線機を作動させるクライフォーヘルプ。一定時間無線機のそばにいなくてはならない