「ことばのパズル もじぴったんアンコール」レビュー

ことばのパズル もじぴったんアンコール

待望のPS4/PC/スマホ版が新しいことばやステージを携えてリリース!

ジャンル:
  • 知的好奇心くすぐり系パズルゲーム
発売元:
  • バンダイナムコエンターテインメント
開発元:
  • バンダイナムコエンターテインメント
プラットフォーム:
  • PS4
  • Android
  • iPhone/iPod touch
  • Windows PC
価格:
3,520円(税込、PS4版)
 
2,940円(税込、Android/iOS版)
 
オープン(Steam版)
 
発売日:
2021年4月8日

 バンダイナムコエンターテインメントは、パズルゲーム「ことばのパズル もじぴったんアンコール」のPS4・STEAM・スマートフォンアプリ版を4月8日に発売する。2008年に発売された「ことばのパズル もじぴったんWii デラックス」をもとに開発された最新作で、近年生まれた新語などを含め13万語以上のワードを収録している。既にNintendo Switch版が2020年4月に発売済みだが、このたびPS4をはじめとした4つのプラットフォームで配信されることとなった。新たに発売されるPS4版を通じて、改めてその魅力を本稿にてお届けしていきたい。

【「ことばのパズル もじぴったんアンコール」PV PS4/STEAM/スマートフォン向けアプリ】

「もじぴったん」シリーズ20周年を飾る、いいとこ取りの「アンコール」

 「ことばのパズル もじぴったん」は、2001年にアーケードゲームとして登場し、今年生誕20周年を迎えたパズルゲームだ。当時のアーケードのパズルゲームというと、いわゆる「落ちもの」ジャンルに代表される、色や形を並べて消していくというルールのものが多かったが、本作には何かを消すという要素はなく、「ことばを作る」という、当時のアーケードパズルゲームとしては画期的なルールを採用していた。画面左にある「えらぶくん」の中に提示された「もじブロック」を選んで、画面中央にある盤面の空いているマスに置いてことばを作っていくというルールは、この「アンコール」でも変わっていない。

必ずことばが作れるように、盤面には最初からいくつかのもじブロックがあらかじめ置いてある
画面左にいるのが「えらぶくん」。この中のもじブロックを拾って、ことばができるように置いていく

 作れることばはシリーズが発売されるたびにアップデートされ、時代に沿った新語・流行語も組み込まれているのが新作を遊ぶときの大きなお楽しみとなる。本作「アンコール」では、ユーザーから募集したものなども含めて13万語以上を収録していて、「ぴえん」や「ぱおん」、「すきぴ(好きピ)」、「りもーとかいぎ(リモート会議)」といったここ数年で使われた「いまどきことば」も多数追加され、それに合わせたステージも用意されている。なお先行発売されたNintendo Switch版には現在新語の一部は組み込まれていないが、他機種版の発売日である4月8日に無料アップデートにて適用される予定だ。

どんなことばが登録されているかは、「ワードサーチ」で検索できる
「いまどきステージ」は、新しいことばに関連するステージを用意

 もじブロックを置くときは、盤面にあらかじめ配置されているもじブロックに隣接させて2文字以上のことばを作ることが必須で、ことばにならない場合は置くことができない。プレイヤーのボキャブラリーやひらめきの見せ所となるわけだが、大量のことばが登録されているので、思わぬところで意図しないことばが作れることもあり、特に複数のもじブロックが並んだときに複数のことばが完成する「れんさ」(連鎖)時に発生したりするとなかなか気持ちがいい。れんさは高得点に繋がる重要テクニックで、ステージクリアの条件に入っていることもあるので、プレイ時には常に意識しておくといいだろう。

もじブロックを置くときは、必ずことばになるように配置する。完成したことばはその意味がポップアップされる
複数のことばができるとれんさが発生。れんさした数がクリア条件のステージもある
置いたもじブロックは、キャンセルボタンで置き直すことも可能だ
ステージをクリア時にはどんなことばを作ったかを確認できる

シリーズ最多の800以上のステージを収録。ナムコファンに向けたステージも!

 本作「アンコール」には、シリーズ最多となる800以上のステージが用意されている。ベースとなった「ことばのパズル もじぴったんWii デラックス」のステージ数が400だったことから、単純にその数は倍以上だ。基本はステージクリアタイプのゲームなので、数が多いほどやり込めるのは間違いなく、過去シリーズからの「復刻ステージ」や、近年話題となったことばをテーマとした「いまどきステージ」、Nintendo Switch版にて行われたユーザー募集の中から採用された「ユーザーステージ」など、その内容もバラエティに富んでいる。さらにこれらは「超上級」と「挑戦!檄ムズ」の高難易度ステージ以外は、最初から選ぶことができるのも嬉しいところだ。

最初からたくさんのステージを選ぶことが可能だ
「超上級」と「挑戦!檄ムズ」のステージは、通常ステージで高得点を獲得すると手に入る「王冠」の数によってアンロックされる

 中でも筆者の目を惹いたのは、ナムコブランドのゲームタイトルをモチーフとしたステージだ。「ナムコスペシャル」のカテゴリーは、ナムコのアーケードゲームをテーマとしたシリーズ恒例のステージで、背景やBGM、効果音などもテーマとなったタイトルのものを採用している。ドット絵の演出などもちゃんとアーケード版と家庭用ゲーム版を棲み分けていて、筆者のようなオールドナムコファンも納得のいく完成度に仕上がっている。

ステージの形や選べる文字、ことばを作ったときの演出もタイトルに合わせたものになっている。これは「ファミスタ」ステージ
「ファミリージョッキー」のステージは、もじブロックをはめ込むと馬の形の盤面がゴールに向かって進むギミックがある
「源平討魔伝」ステージ。要石の盤面に、選べるもじブロックが同作のステージ名になっている。キャラのセリフ演出にも注目だ

 その他にも「塊魂」、「風のクロノア」、「ミスタードリラー」、「アイドルマスター」などの新旧人気シリーズのステージがあり、コラボステージ限定で使用できることばを作ることができ、タイトルをよく知っているほどゲームを有利に進められるという利点もあったりする。

「塊魂」は10ステージを用意。関連することばができると嬉しい
「アイドルマスター」ステージは、シリーズの代表キャラがモチーフに。春香ステージのクリア条件は結構難しいかも

 それぞれのステージにはクリア条件が設定されていて、これがまた実に多彩だ。「ことばを○コ作れ」、「ブロックを○コ使え」といったオーソドックスなものから、「○○(特定のことば)を○コ作れ」、「○文字のことばを○コ作れ」といった難易度高めのものまで様々で、さらにステージによって使えるもじブロックが限られていることもあり、その組み合わせによって難易度は大幅に異なっている。中にはもじブロックを置くたびに盤面が動いたり、複数のマスが隣接した大きなマスがあったりと、ギミックも満載でプレイヤーを飽きさせることがない。

クリアを狙うだけなら、短いことばを作っていくだけでもいいが、制限時間がないステージは高得点を狙いたい
赤いもじブロックは「無限ブロック」。何度でも使うことができる
えらぶくんの文字がグレーになっているときは「ところてん式」のルールで、上にあるもじブロックを盤面に置くと、新たなもじブロックが使える仕組み
矢印のマスはもじブロックを置くと、ステージがその方向に移動したり回転したりする
巨大な「ジャンボマス」のあるステージ。隣接するマスが多いので、1つのブロックでたくさんことばが作れる