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フリック操作のダンジョンRPG「LINE タワーライジング」を先行体験

ステータス管理が何より大事! 奥深さを秘めた「塔」探索ゲーム

近日 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 LINEとグリーの共同出資会社「Epic Voyage」は、スマートフォン用ダンジョンRPG「LINE タワーライジング」の先行体験会を開催した。

 「LINE タワーライジング」は、上へと積み上がっていく「塔」に入り、フリック操作で探索と戦闘を行なっていくダンジョンRPG。現在事前登録受付中で、登録すると1,200円相当分のアイテムとして「100ジェム」がプレゼントされる。

【LINE タワーライジング Promotion movie】

プレーヤーが挑戦することとなる「塔」。条件を満たすことで上層階が積み上がっていく
「LINE タワーライジング」プロデューサーの野澤武人氏

 本作のポイントとなっているのは、カジュアルだがやりこみ要素のあるダンジョンRPG要素にある。ゲームはランダム生成されるマップを進んでいき、宝箱からアイテムを獲得したり、敵と戦闘していくのだが、本作では敵を倒す度に猛烈にレベルが上がる。

 ダンジョン開始時は必ずレベル1からスタートし、5分もプレイすればあっという間にレベル100に到達するほどガンガン上がるのだが、面白いのはレベル上昇時にプレーヤー自身がステータスを振り分けられるという点。「おまかせ」を選択すれば自動で振り分けられるが、体力や攻撃力、防御力、素早さ、運といった能力のどの項目を成長させるかでその先の攻略に詰まるか、クリアできるかがわかれる。

 なお敵との戦闘は「たたかう」の一択のみで、純粋なステータス勝負。それゆえにステータスの管理は攻略にダイレクトに影響するので、戦略上の大事な部分となっている。

 また宝箱からは装備品が続々と登場し、良い装備を得られればその場で付け替えてステータスを上げられる。装備のステータスはレベルに影響されないので、より良い装備を得られればその分有利になる。

 画面は主観視点で、マップはランダム生成される形式。移動する度に画面上のマップも広がっていくが、移動回数には上限が設けられているので、そこはかとない緊張感も漂う。塔には3階ごとにボスがいて、これを倒せば上に進むか、脱出するかを選択できる。上の塔がない時は、強制的に帰還となる。

 塔を上に積み上げるには、単に下の階層をクリアするだけでなく、「みんなの塔」と呼ばれる塔から得られるアイテムが必要となる。メインとなる「塔」は1人で挑戦するコンテンツだが、それに対して「みんなの塔」は他のプレーヤーのデータを使用したキャラクター「ガーディアン」を引き連れて行くことができ、これがソーシャル機能の1つとなっている。

 「ガーディアン」を得るためには他のプレーヤーの「塔」に挑戦し、最上階にいる「プレーヤー」を倒すことで、その「ガーディアン」を得られる。「ガーディアン」はガチャでも得られるが、プレイの進行上必ず「ガーディアン」が必要になる、という仕掛けになっている。

 1つのプレイの中で成長させる方向性が正解かどうか階層が上がる度にドキドキするし、その結果思った通りの成果が出せればやはり嬉しい。思いついたアイディアを実践するために何度もダンジョンに挑戦したくなるのだが、やっとコツを掴めてきた……というところで体験時間が終了してしまった。ちなみに本作にはいわゆる「スタミナ制」は導入されていないので、やろうと思えばいくらでもプレイできてしまうのが嬉しい。

 本作プロデューサーの野澤武人氏によれば、本作はカジュアルに見えて「チェスや将棋のような、戦略が攻略のカギを握るゲーム」になっているという。ほんの少し触っただけでは全貌はわからなかったが、リリースは近日ということで、もう間もなくのようだ。現在事前登録者数40万人を突破するというほど人気を集めているタイトルなので、ぜひ注目していただきたい。

【スクリーンショット】
【発表スライド】
発表会では懐かしき説明書風のスライドも登場。こちらは実物もあり、会場で実際に冊子が配られた

(安田俊亮)