スクエニ、PS3/Xbox 360「ファイナルファンタジーXIII-2」
今作の冒険に不可欠な存在「モーグリ」の情報ほか


12月 発売予定

価格:未定


 株式会社スクウェア・エニックスは、12月に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用RPG(ロールプレイングゲーム)「ファイナルファンタジーXIII-2」(FFXIII-2)の新情報を公開した。

 今回は、登場キャラクターとしてライトニングの妹「セラ・ファロン(Serah Farron)」とセラを守る不思議な生き物「モーグリ(Moogle)」を公開する。モーグリについては「モーグリハント」、「モーグリ投げ」、「モーグリクロック」の3つの能力も紹介する。さらに、フィールド「ヤシャス山」の情報もお伝えしていく。


■ 登場キャラクター ■

● セラ・ファロン(Serah Farron)

 ライトニングの妹で、「FFXIII」では運命の渦に巻き込まれた少女。どこかはかなげな雰囲気を漂わせているが、芯は強く、心優しく真面目な性格をしている。

 「FFXIII-2」の主人公の1人。コクーン落下後は、ノラのメンバーと共にグラン=パルスに降り立ち、ネオ・ボーダムで子供たちに勉強を教えている。いなくなった姉、ライトニングの生存を信じノエルと共に旅立つ。

今作の主人公の1人であるセラは、プレーヤーキャラクターとして操作できる
【イベントシーン】
セラがライトニングの誕生日にプレゼントしたナイフ。ライトニングの身に一体何が起こったのだろうか?ライトニングのいない寂しさを紛らわそうと、陰ながらセラを支えるノラのメンバーの優しさに笑顔を見せる
セラとスノウの婚約の証であるネックレス。その持ち主であるスノウの姿はここにはない。スノウの行方は……。2人の関係は果たしてどうなるのだろうか
【バトルシーン】
剣による攻撃
近距離の敵に対して攻撃を行なう
弓による攻撃
中・遠距離の敵に対して攻撃することが可能となる
打ち上げ・打ち落とし
ブレイクした敵を打ち上げ行動不能にすることで、空中で一方的に攻撃できるようになる


● モーグリ(Moogle)

 セラを守る不思議な生き物。その素性には、大きな秘密が隠されている。この世界では架空の生き物とされてきたため、よく「モーグリのぬいぐるみ」と間違えられる。

 控え目な性格だが実はおしゃべりが好きで、様々な知識をノエルとセラにもたらす。戦闘時には、セラのために様々な「武器」に変身する。戦況に合わせて剣や弓に姿を変える。

セラを守るため旅に同行するモーグリ。だが、セラも架空の生き物と思っていたようでぬいぐるみと勘違いされてしまう
様々な知識と能力を持つモーグリは、ノエルとセラの冒険に欠かすことのできない存在となる

○ モーグリハント

 モーグリの力を借りることで、フィールドにある隠されたアイテムなどを発見できる。隠されたアイテムの中には、ゲームの進行に必要なものなど様々なものが存在する。

フィールドを探索中、近くに隠されたアイテムがある場合にモーグリのポンポンが激しく輝く。モーグリはそこに飛んでいくR1/RBボタンを押すとモーグリが探索を始める。隠されたアイテムがある場合は、それが姿を見せ利用できるようになるモーグリの探索によって見事隠されたトレジャーボックスを発見。モーグリの力を借りて隠されたアイテムを集めていく

○ モーグリ投げ

 モーグリとの絆が深まるとできるようになる。「モーグリ投げ」では、はるか遠くにあるトレジャーボックスを見つけた時にモーグリを掴んで放り投げることにより、その周囲を探索してもらうことができる。

 うまくいけばお宝を見つけることができるかもしれない。モーグリと協力してフィールドを隅々まで探索し、隠されたお宝をできる限りたくさん集めたいところ。

L1/LBボタンでモーグリを掴み、スティックで方向を定める。掴まれたモーグリは、じたばたして少し抵抗しているようだR1/RBボタンを押すと、勢いよくモーグリを放り投げる。投げられたモーグリは、その周囲を探索し運が良ければお宝を発見する


■ フィールド ■

● ヤシャス山

 グラン=パルスの南部に位置する険しい山々と高原、さらに背の高い植物が組み合わさり複雑な地形を形成している。険しい山に囲まれた渓谷を進むと、かつて一大都市国家として繁栄を極めた「パドラ」の遺跡が広がっている。

グラン=パルスの南部に位置するヤシャス山パドラ遺跡もビルジ湖と同じく、調査のための駐屯地が設けられており多くの人々が訪れる
何らかの理由で太陽の光が遮られ、日蝕が起きたヤシャス山。周辺一帯が暗闇に包まれているため、山中から遺跡にかけて各所に調査隊のサーチライトが設置されているパドラに設置された駐屯地の規模の大きさから、その調査が大掛かりなものであることが伺える。何を調査しているのかは定かではないが、写真の左下に見える巨大な顔のような形をしたものは、調査によって発掘されたようだ


■ バトルシステム ■

● モーグリクロック

 今作のエンカウントシステム。空間から突然現われるモンスターをモーグリが感知し、「モーグリクロック」と呼ばれるゲージとサークルが表示される。時間の経過とともにゲージの針が進み、その針の示すゲージの色によってモンスターの状態が変化する。

 出現した敵から一定距離離れモーグリクロックとサークルを消すことによりバトルを回避できる。ただし、針が左端に到達するまでに逃げ切ることができないとタイムアウトとなり不利な条件で戦うことになる。

モンスターの状態は、ゲージが緑色のときは敵が動かず安全な状態を示し、黄色のときは敵が動き出す通常の状態を示す「モーグリクロック」が表示されたあと○ / Bボタンを押すと敵にアタックを仕掛ける
敵へのアタックが成功すると、奇襲攻撃を仕掛けられるほか、チェーンボーナスの上昇やヘイストの発生といった恩恵を受けることができバトルを有利に始められるタイムアウトになると、ATBゲージの溜まり具合が遅くなるなど不利な条件下でバトルすることになる

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(2011年8月29日)

[Reported by 中野信二 ]