株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 3/Xbox 360用RPG「ファイナルファンタジーXIII-2」を12月に発売する。価格は未定。また、「ファイナルファンタジー」シリーズの全世界での累計出荷本数が、5月末現在で1億本を突破したと発表した。

　「ファイナルファンタジーXIII-2」は、2009年12月に発売され世界での累計出荷本数600万本を達成した「ファイナルファンタジーXIII」の続編。前作から連なる新たなストーリーや進化したバトルシステムなど、すべての要素について前作を超えるべく開発が進められている。

　また本日（6月7日）、「ファイナルファンタジーXIII-2」の公式サイトが公開された。公式サイトでは、2010年12月に発売したXbox 360対応ソフト「ULTIMATE HITS INTERNATIONAL FINAL FANTASY XIII」の特典ブックレット「Corridor of Memory」に収録された、前作「ファイナルファンタジーXIII」のエンディング後の物語を描いた短編小説「Episode i」が公開されている。

　短編小説「Episode i」には、「ファイナルファンタジーXIII」の後、世界を救ったライトニングたちが何を思い、どう行動を起こしたのか……「ファイナルファンタジーXIII-2」の始まりへと繋がる大きなヒントが隠されているという。1つの神話から生まれた新たなクリスタルの物語。彼女たちは、再び訪れる世界の脅威を知ることになる。

　なお、米国ロサンゼルスで6月7日から開催されている「E3 2011」にて、本作の最新トレーラーが公開されている。最新トレーラーでは、新たなキャラクターから始まる物語、前作「ファイナルファンタジーXIII」から進化を遂げたバトルシステムやフィールドの探索といった様々な新要素が紹介される。公式サイトでは、このトレーラーのほか、本作の詳細な情報が順次公開される。

【スクリーンショット】

　また、2009年12月17日に発売したPS3版「ファイナルファンタジーXIII」（FFXIII）では、ユーザーの声を反映しバトルの難易度を調整できる「イージーモード機能」を追加するアップデートが、7月21日に発売予定の「ULTIMATE HITS FINAL FANTASY XIII」の発売に合わせて実施される。

　アップデートは、PS3をネットワークに接続した状態で「FFXIII」を起動すると自動的に開始される。「イージーモード」は、「New Game」からプレイを始める時に選択できるほか、ゲームをプレイ中でもメニューのコンフィグ画面から切り替えることができる。

　「イージーモード」でプレイすることにより、まだ「FFXIII」をプレイしていない人、およびクリアしていない人もバトルの戦略や爽快感を損なうことなく楽しむことができるという。