バンダイナムコ、PSP「マクロスアルティメットフロンティア」
歌攻撃、サウンドブースターなどの情報を公開


10月1日 発売予定

価格:5,229円(通常版)
   7,329円(超時空娘々パック)

CEROレーティング:A(全年齢対象)
           :C(15歳以上対象)(超時空娘々パック:UMDVIDEO)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、10月1日発売予定のPSP用アクションシューティング「マクロスアルティメットフロンティア」において、特定の機体だけが持つ特殊攻撃「歌攻撃」に関する情報と、SPアタック、追加ミッションなどの新情報を公開した。

■ 歌攻撃

 歌攻撃とは、スピーカーポッドやサウンドビームを武装に持つ機体だけが可能とする攻撃方法。敵に対してスピーカーポッドを、もしくはサウンドビームを当てることで敵の機体に♪マークのアイコンが表示される。この状態で特殊武装の歌を使用するとBGMが変化し、♪アイコンの付いている敵に歌を聴かせることができる(♪アイコンの前にハート型をしたアイコンが付く)。歌を聴かされている敵はHPゲージが戦意ゲージに変化し、歌を聴かされている間は戦意が低下していく。戦意ゲージが0になると、敵は戦意を喪失し、戦場から撤退していくことになる。

 歌による戦意喪失効果は、歌っている機体に近ければ近いほど効果を発揮し、一定以上の距離があると効果が現われないという。また、敵から攻撃を受けてしまい、ダウン状態になると歌攻撃は終了となる。歌攻撃が可能な機体は、HPゲージの下に歌力ゲージと呼ばれるゲージが存在している。歌力ゲージは歌攻撃のパワーを意味し、歌攻撃以外の通常攻撃を行なうと歌力ゲージは減少してしまう(歌攻撃の効果が減少する)。減少した歌力ゲージは、通常攻撃を行なわなければ、時間の経過と共に徐々に回復していく。

※対戦プレイの場合、歌攻撃を受けているプレーヤーのBGMは強制的に聴かされている歌に変更される。対戦相手に歌を聴かせるためには、♪アイコンを相手の機体に3つ付けた状態で歌を歌う必要がある。

■ サウンドブースター

 サウンドブースターは、通常の歌攻撃と同様に歌を使った攻撃で敵を倒していく(撤退させる)攻撃方法。サウンドブースターと歌攻撃の違いは3つ。1つは、歌を聴かせるためにスピーカーポッドを3発当てる必要がある敵に対して、サウンドビームを1発当てれば歌を聞かせることができる。もう1つは、歌攻撃力、歌範囲が通常の1.5倍と強力になっている。そして最後は、バトロイド形態固定(変型不可)という特徴を持っている。

【サウンドブースター搭載機】
【ファイヤーバルキリー サウンドブースター】
【ミレーヌバルキリー サウンドブースター】
通常の歌攻撃より強力な攻撃を可能とする追加装備「サウンドブースター」が、今作には登場する


■ カスタムサウンドトラック

 メモリースティックにサウンドトラックフォルダが作成されていない場合、サウンドトラックの作成を確認するメッセージが現われる。ここで「Yes」を選択することによって、メモリースティック内のMUSICフォルダにMUFフォルダが作成され、さらにその中にBGM01~70という名の付いたフォルダが作成される。このフォルダは、ゲーム中のBGM70曲に対応し、このフォルダの中にMP3ファイルを入れることで、ゲーム中のBGMを差し替えることができるという(曲名のBGM番号は「GALLERY」で確認することができる)。

 カスタムサウンドトラックの設定がOFFになっている場合は、フォルダ内にMP3ファイルが入っていてもBGMは変わらない。また、MP3ファイルをフォルダ内に入れたとしても、元の音源はなくならないという。

【本ゲームに対応するMP3ファイル】
・対応サンプリング周波数:44,100Hz
・対応コーデック:MPEG1 Layer3
・対応ビットレート:32kbps/40kbps/48kbps/56kbps/64kbps/80kbps/96kbps/
112kbps/128kbps/160kbps/192kbps/224kbps/256kbps/320kbpsおよびVBR

※上記の規格を満たしていても、再生することができない場合もある。
※フォルダ内に複数のMP3を入れると不具合が起きるので注意してほしい。

【カスタムサウンドトラック】
カスタムサウンドトラックを使用することで、最大70曲のBGMを自分の好きなMP3ファイルと差し替えることができる

■ 追加ミッションの紹介

 本作には、マクロスシリーズの原作を忠実に再現したクロニクルモードと呼ばれるミッションが存在する。ここでは本作に収録されているクロニクルモードの追加ミッションを紹介する。今回紹介するのは、「マクロスF」の世界を再現したクロニクルミッション「F13.グッバイ・シスター」と、追加されたミッション「F18.ラスト・フロンティア」の2つ。

【クロニクルミッション「F13.グッバイ・シスター」】
反応弾の攻撃すら効果がない進化したバジュラが現われた。攻撃は困難であるため、マクロス・クォーターの防御、自機の生存を最優先とせよ
【追加ミッション「F18.ラスト・フロンティア」】
ついに我々はバジュラの母星を発見した。我らが生き残る術はもうバジュラの母星を新たな故郷とする以外にはない。銀河の妖精の歌声を力に、バジュラを殲滅せよ

■ 追加装備について

 特定の機体には、その機体専用の追加装備が用意されている。追加装備を行なうと性能・武装が変更される。追加装備には「TYPE A」と「TYPE B」の2種類のタイプが用意されているので、ミッション内容や好みによって使い分けていくといいだろう。なお、一部の追加装備は「TYPE B」しか選択できないものもあるという。

【「TYPE A」】【「TYPE B」】
追加装備のHPが0になっても追加装備の性能や武装はそのまま残るが、SPアタックは通常装備時のままで、変更されない追加装備専用のSPアタックを使用できるが、追加装備のHPが0になると強制的にパージし、性能や武装が通常装備状態に戻る(初期状態はTYPE Bに設定されている)
例えば、VF-25用アーマードパック装備のTYPE Bなら、ミサイルを全弾発射した後、アーマードパックについているビーム砲を発射するという専用SPアタックを使用することができる


■ 協力専用(合体)SPアタック

 SPゲージを3ブロック消費することで、僚機との同時SPアタックを使用することができる。ただし、使用には条件があって僚機を出撃させていない場合や、撃墜されている場合は使用することができない。また合体SPアタックは、パートナーパイロットとの友好度に(ハートの数)よって攻撃力が変化するという。

【合体SPアタック】
合体SPアタック発動時にはプレイヤー、パートナー2人のカットイン演出が入る友好度は確認することができるので、こまめにチェックしよう




【登場する機体】
VF-17T改
VF-17T改(サウンドブースター装備)
VF-25F(最終決戦仕様)
オクトス
クァドラン・ロー(クロレ機)
シャイアンII




■ 超時空娘々パックの内容公開

 期間限定生産「マクロスアルティメットフロンティア」超時空娘々パックは、「劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~」の公開を記念した特別パッケージ。同梱されているUMDビデオの収録内容が公開されたので、ここで紹介する。

※「超時空娘々パック」のCERO「C」区分表記は、同梱されているUMDVIDEO内の表現によるものであり、ゲーム本編の内容は通常版と同一のCERO「A」区分となる。

【収録内容(約130分)】
■ 歴代バルキリー競演の新規CGムービー(BGM:Burnig Fire)
■ 歴代マクロス、ノンテロップOP/ED&劇場特報集
・超時空要塞マクロス(1982)より:「マクロス」、「ランナー」、「マクロス」スーパーディフォルメ版、「ランナー」マクロススペシャル版
・超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984)より:劇場特報
・超時空要塞マクロスフラッシュバック2012(1987)より:「天使の絵の具」
・超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN-(1992)より:「2億年前のように静かだね」、「de・ja・vu~そばにいて」
・マクロス7(1994)より:「SEVENTH MOON」、「MY FRIENDS」、「…だけど ベイビー!!」
・マクロス ダイナマイト7(1997)より:「DYNAMITE EXPLOSION」、「PARADE」
・マクロスプラス(1994)より:プロモーションビデオ
・マクロスプラスムービーエディション&マクロス7劇場版より:劇場特報
・マクロスゼロ(2002)より:プロモーション映像
・マクロスFrontier(2008)より:「トライアングラー」、「ダイアモンドクレバス」、「アイモ」、「ねこ日記」、「愛・おぼえていますか」、「ダイアモンドクレバス50/50」、「ノーザンクロス」、「星間飛行」、「ライオン」、「トライアングラー2」、「蒼のエーテル」
・劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~(2009)より:劇場特報 第1報
■ 超時空劇場
・クランちゃん篇
■ 劇場版マクロスF記念スペシャル番組
・劇場版「マクロスF」~中島愛のスタジオレポート|MEET THE MOVIE|など
■ マクロスアルティメットフロンティア プロモーション
・マクロスアルティメットフロンティア プロモーション映像、ファイアーボンバーコメントなど


(C)1982,1984,1992,1994,1997,1999,2000,2002 ビックウエスト
(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
(C)2009 NBGI

(2009年 9月 25日)

[Reported by 志賀康紀]