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「黒い砂漠」、新登場「バレンシア」と「くノ一」の先行体験会を開催
砂漠を行く「くノ一」を体験! ボスモンスター「ヌーベル」討伐にも挑戦
(2015/10/31 18:13)
ゲームオンは、Windows向けMMORPG「黒い砂漠」において、次期アップデート「砂塵の彼方へ駆ける影」の先行体験会を開催した。場所はe-sports SQUARE AKIHABARA。
「砂塵の彼方へ駆ける影」は、現存の4エリアをあわせた広さとほぼ同等であり、エリアの大半を物語の核となる砂漠地帯が占める「バレンシア」と、新クラス「くノ一」が実装されるアップデート。実装予定日は11月11日。
先行体験会は2部制で実施され、事前に当選した合計80名のユーザーが参加できた。会場では新エリアや新クラスが実際にプレイできたほか、「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏によるプレゼンテーションも行なわれた。
「黒い砂漠」は危険地帯。会場総掛かりの「ヌーベル」討伐の行方は?
プレゼンテーションでは、「砂塵の彼方へ駆ける影」に関する情報が公開された。
まず新エリア「バレンシア」は、イスラム世界を想起させる「バレンシア首都」を中心として、周辺には農作地域、そしてその外側には広大な砂漠が広がっている。砂漠の中には、湖と植物のあるオアシスのような「シャカトゥ村」や、狩場も存在している。
砂漠地帯は、本作のタイトル名でもある「黒い砂漠」と呼ばれており、1歩踏み入れれば熱中症や低体温症を発症してしまうだけでなく、方向感覚を失い、ルート表示も不可能になる。また「砂嵐」も突如として発生するという、危険な地域だ。
熱中症、低体温症を発症すると徐々に体力が減ってしまうのだが、これは「トウシキミ」と「精製水」を組み合わせる簡易料理で作成できる「トウシキミ茶」というアイテムを使うことで症状を抑えることができる。砂漠へ向かう際は、「トウシキミ」と「精製水」は忘れないようにしたい。
また搭乗物には、「象」と「ラクダ」が登場する。象はバレンシアの各地に存在していて、子供の象をロープで捕まえることが可能。象はギルドの専用厩舎で育成可能で、占領戦などの戦闘に参加できる。
「ラクダ」は、馬を皇室納品することで入手できる搭乗物。象よりも歩みが速く、足場の悪い砂漠でも問題なく歩くことができる。砂漠地帯をいち早く移動するために重宝する。
このほか、新システム「ギルドハウス」も導入される。「ギルドハウス」は各都市に存在する居住空間で、1カ月に1回程度の頻度で競売によって入手できるようになるという。
そして新クラスとなる「くノ一」は、多彩な攻撃手段で敵を翻弄する女忍者のクラス。短剣による切りつけやクナイ投げも可能なほか、煙幕を張ったり、姿を消して丸太が出現する変わり身の術なども扱う。攻撃、回避に特化しているが、防御力はかなり低いため、難易度としては高めのクラスとなる。
また移動手段にも長けており、2弾ジャンプができたり、15秒間は体力を減らさずに走り続けられるスキルも持っている。ちなみに煙幕を張った直後にShiftキーを押すことで、一定時間姿を消したまま移動ができる。防御力が低いため常に動き続けながら攻撃するプレイスキルが必要だが、使いこなせば相当に楽しいクラスになりそう、という印象だった。
さらに会場では、来場者も参加してボスモンスターの1体「ヌーベル」の討伐に挑戦する、というイベントも実施された。
ヌーベルは、頭に生えた2本の角とピンと伸びた尻尾が特徴のドラゴンのような巨大モンスター。尻尾を振り回したり、空中からのボディプレスなどの攻撃を繰り出してくる。
実際は砂漠地帯に現われるヌーベルがどこにいるか探すことから始まるそうだが、今回はイベントのための特別版ということで、すぐ見つかる場所に出現していた。
討伐戦は麥谷氏が先導し、会場の8割ほどの参加者が戦闘に参加した。強さについてはイベント用に「弱めに調整」していたということだったが、実際のところは苦戦中の苦戦。麥谷氏をはじめとして多くのプレーヤーが何度も倒されていて、総掛かりで「エリアンの涙」を幾度となく使用し、10分ほどかけてようやく勝利、という感じだった。「弱めに調整してこれか」という感想が真っ先に思い浮かぶほどだったので、本番では心して挑んでいただきたい。
なお会場ではこのほか、「第2回キャラメイク選手権」最優秀作品の紹介、推奨PCなどが当たるチャンスがある「ログインキャンペーン」の実施予告、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の不知火舞アバターの登場決定告知、アバターを再利用するとアイテム「ヴォルクスの叫び」と交換できるイベント告知などが実施された。