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Xbox One、10月のシステムアップデートを実施
スナップ機能がより使いやすくなり、ついにDLNA経由のメディア再生に対応
(2014/10/17 19:45)
日本マイクロソフトは、Xbox Oneにおいて10月のシステムアップデートを実施した。本体起動時に自動的にアップデートされる。
Xbox Oneではこれまで月に1回のペースでメジャーアップデートを実施しているが、9月4日にローンチした日本市場においても、日本/日本語環境に対応していないTV機能などを除いて、世界同時アップデートを実施していくとしている。今のところ、アップデートに関する情報公開は行なわれていないが、今後整備していくとしている。
今回のアップデートの目玉は、スナップ機能の強化と、テレビおよびビデオ機能の強化の2つ。
まずスナップ機能については、Xboxボタンをダブルタップすることで、十字型のメニューが表示されるようになり、これを利用することでゲームプレイ中や映像視聴中でも、各種アプリや実績、動画クリップ、そして今回の新要素のひとつとなる「フレンド」の項目などに素早くスナップでアクセスできるようになる。同様にアンスナップも同メニューから行なうことができる。
そしてホーム画面に新たに新設された「フレンド」の項目では、フレンドに関する情報が一覧できる。フレンドの現在の状況を確認できるだけでなく、どういったゲームをプレイし、なおかつフレンド間で30日間に獲得したゲームスコアを競うリーダーボードも自動生成される。フレンドの存在がプレイへのモチベーションになる機能だ。
そしてメディアプレーヤー機能の強化は、“オールインワンプラットフォーム”を標榜するXbox Oneにおいて宿願と言えるアップデートとなる。今回導入された最新バージョンでは、ストレージ(内蔵/外付け)とUSBデバイスに加えて、ついにDLNAに対応し、ネットワーク上のDLNA対応機器のデータにアクセス可能となる。あわせてMKVフォーマットのファイルにも対応し、メディアプレーヤーとしてのXbox Oneの使い勝手が大幅に向上することになる。
そのほかにも特定の国や地域では、テレビ視聴中のミニガイド機能の追加や、ベルギーやチリ、コロンビアなど11の国々へのTV視聴機能「One Guide」の追加、「One Guide」へのインターネットTV視聴機能の追加など、様々なTV機能が追加されているが、日本ではOne Guideそのものが未サポートのため対象外となる。アップデートの詳細についてはXbox Wireで確認することができる。