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「FFXIV: 新生エオルゼア」、「パッチ2.1 覚醒せし者たち」体験レポート
強くなったぞ竜騎士! アタッカーとしてさらなる模索をしたくなる
(2013/12/21 00:00)
強くなったぞ竜騎士! アタッカーとしてさらなる模索をしたくなる
パッチ実装前からフォーラムなどのコミュニティで盛んに議論されていたのが、「ジョブバランス」だ。今回様々なジョブに調整が行なわれた。筆者がプレイしている「竜騎士」は強化がなされ、近接系アタッカーとしての力が増した。
具体的には、敵に対して与えるダメージが増したのだ。これまでパーティプレイをしていると、黒魔道士や吟遊詩人の範囲攻撃が当たっている中で技を繰り出していても、自分の攻撃力をあまり実感できず、「俺の攻撃って、パーティに貢献できているんだろうか?」という、竜騎士としての役割に対して、無力感というか、「ひょっとして俺はいらない子なんじゃないの?」という気持ちを少なからず持っていたのだ。
しかし「パッチ2.1」ではっきりと自分の攻撃が敵の体力を削っているのが実感できるようになった。もちろん竜騎士そのものの戦い方に慣れ、効率の良いダメージを与えるやり方を模索できるようになった部分もあるからだが、パッチノートで具体的に「強化された」と書いてあると、積極的にコンボに組み入れたくなる。強くなったという所では、やはり単純にうれしい。
現在の自分の課題は「ジャンプ」を使いこなすところだ。竜騎士のジャンプは強力な攻撃なのだが単体ダメージであるため、継続ダメージを与えたり、敵にデバフを付与する技を優先し、これまで正直あまり使ってこなかった。今回でジャンプの威力を増す「竜槍」のリキャストが90秒から30秒になり、ジャンプのモーションも速くなったので、かなり使い勝手が良くなった。コンボ中心の現在の戦い方にどう組み入れていくか、自分なりの方法を現在考え中である。
ただ、竜騎士としての不満として実装後も感じているところは「極端な打たれ弱さ」である。クリスタルタワーなどの高レベル向けのダンジョン攻略で真っ先に死んでしまう事が圧倒的に多いのだ。結局この部分で、パーティの足を引っ張ってしまう。プレーヤースキルをもっと上げるべきだというのはもっともだが、キャラクターそのものがもう少し打たれ強くなってもいいのではないか、と思ってしまう。この点は、他のジョブもエンドコンテンツが体験できるまで育て上げ、比べて検証していきたい。
竜騎士の視点から見れば、他の職業のバランスはとれているんじゃないかと感じる。黒魔道士や吟遊詩人は多くの敵を相手にするときに有能だし、白魔道士、ナイトはいてくれるととても心強い。戦士はこだわりを感じられるし、今回強化されたと言うことで増えてくるのではないか。バハムートは戦士向けにも調整されたと言うことで、この評判もチェックしていきたいところだ。
職業バランスに関しては議論の絶えない問題であるが、「パッチ2.1」での職業バランスの評価はまだこれからという所だろう。現在はどのジョブも積極的に新コンテンツを楽しんでると感じられるし、ダンジョンでの攻略が進んだり、PvPでの強さ比較といった部分での分析も深まってきて、新しい価値観が生まれてくるだろう。