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「FFXVI」についてストーリーの構成や物語を深く感じる要素を公開!
「アクティブタイムロア」やサブクエストの立ち位置を説明
2023年6月12日 12:09
- 【ファイナルファンタジーXVI プレローンチイベント】
- 6月12日8時 開催
スクウェア・エニックスは、6月12日よりロサンゼルスで開催されているイベント「ファイナルファンタジー プレローンチイベント」における「NARRATIVE OF XVI」にて、シナリオに没入できるシステムについて紹介した。
本コンテンツでは、「ファイナルファンタジーXVI」のクリエイティブディレクターと原作脚本を担当した前廣和豊氏と、ライターやコンテンツクリエイターのアラーナ・ピア氏(以降、アラーナ氏)、ローカライズディレクターのマイケルクリストファー・コージーフォックス氏(以降、マイケル氏)の3名で進行され、ストーリーの構成やストーリーを感じるうえで重要なシステムなどを紹介した。
本ゲームのシナリオについて
「ファイナルファンタジーXVI」では、「ゲーム・オブ・スローンズ」に影響を受けていて、リアルにあっても作品全体のアートディレクションを徹底している。
バランスを崩し違和感を持ってしまうとストーリーに没入できなくなってしまう事を防ぐため、「FF16」では没入感を失わないように、ゲームデザイン、ストーリー、ゲームBGMに至るまで世界観を徹底している。
また英語版では「ゲーム・オブ・スローンズ」の言葉遣いを参考に、英語に馴染みのないユーザーにもバランスが取れた感じに聞こえるように参考にしている。
「FF16」ではクライヴの物語を体験できるようになっており、恵まれた少年期、復讐に燃える青年期、様々な体験をする壮年期の3つの年代を描いている。年代が異なれば出会いも異なり、様々なキャラクターとの出会いが存在する。
人間関係を知ることができる「アクティブタイムロア」
ゲームでは、人間関係やその土地の情報を知ることができるシステム「アクティブタイムロア」が存在し、出会った人の情報や人間関係などを知ることができ、これが誰なのか、この場所は何かという疑問をその場で確認でき、これにより考察が生まれ没入感が生まれる。
なおこのシステムでは、出会った人のすべてがその場で知ることができず、そのシーンなどで登場した際に必要な情報のみを公開する仕様となっているほか、気になった時にゲーム画面から簡単にアクセスでき、またすぐに戻ることが可能となる。
「アクティブタイムロア」で重要な2名のキャラクター「ハルポクラテス」と「ヴィヴィアン」が存在し、それぞれのキャラクターによって閲覧できる情報が違う。また彼らにもレベルが存在しており、情報を与えることで彼たちにしかしか知らない情報も得ることができるという。
サイドクエストの実装について
「FF16」のサイドクエストは、ギルや経験値などの報酬以外にも、サブクエスト一つ一つにもストーリーを持たせている。例えばゴブリンを3体討伐でも、なぜゴブリンが発生したのか、それに伴い村の進展なども細かに造形している。
サブクエストは、メインストーリーを邪魔することなく、息抜き的に楽しめるように調整して設計されており、名声も報酬として得ることができ、名声が上がると支援品を得ることができ、その中にはレアなアイテムもある可能性がある。
クエストの内容によっては、ポーションの所持数を増やしたり、回復量を増やすクエストが存在し、ゲームをより快適にすることができるので積極的にプレイして欲しいとのこと。
またサブクエストは、プレイスタイルを邪魔しない立ち位置でサブクエストを実装しており、メインシナリオのみを楽しみたい、アクションを楽しみたい人に邪魔にならないように設計されている。もし世界を全てを知りたい人は、情報を保管できるような立ち位置でサブシナリオを実装しているので、世界を網羅したい場合には積極的にクリアして欲しい。
シナリオを作る上での重要なポイント
最後に前廣氏とマイケル氏にとって、「FF16」の良い物語を作る上で需要なポイントをコメントしている。
前廣氏からは、「良いシナリオとは、没入感を邪魔しないもので、ゲームシナリオとゲームデザインが食い違っていたり、主人公の考えとプレーヤーの考えが違うと我に返ってしまう。没入感を阻害されることでプレイを辞めてしまう事になるため、『FF16』ではコントローラーを握ると、プレイを止められなくなるほどの没入感を得られる物語となっている。」とコメント。
マイケル氏からは、「クエスト内だけで物語を描くのではなく、世界全体で物語を描くことが大切で、NPCの会話や看板や家にある本などから得られる情報や地名で歴史を感じられるようにしている。またアイテムの説明欄でもロアを隠しているのが素晴らしいと思う。クライヴだけでなく、様々な人たちの物語を描いているので、色々と探してみてほしい。また重要なポイントとして、会話やシナリオには、クスッとできるダジャレやネタなどを盛り込まなければならない」とコメントした。
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