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【TGS2022】中世、数百規模の歩兵戦を1武将の視点で体験! 「Mount & Blade II: Bannerlord」がハピネットブースに登場

【Mount & Blade II: Bannerlord】

11月10日発売予定(Steam版:10月25日)

価格:
6,578円(税込)

 TaleWorldsが開発、PLAIONがパブリッシングするRPG「Mount & Blade II: Bannerlord」は、「数百人もの軍勢がぶつかる戦場に1部隊の長として参加できたら」という思いを叶えてくれるゲームである。Steam版がは10月25日、PS5/4/Xbox SX/One版が年11月10日発売予定。価格は6,578円(税込)。TGS会場ではハピネットブースでプレイできた。

【Mount & Blade II: Bannerlord - Release Date Announcement Trailer】

 「Mount & Blade II: Bannerlord」はジャンルはRPGであるがその感触はシミュレーションに近い。ゲームでは架空の世界「カルディア」を舞台に、幾つもの勢力がぶつかり合う戦争が描かれる。文明レベルは中世であり、プレーヤーは勢力の長として、部隊を率い敵戦力を殲滅していく。

本作は多数の兵士がぶつかり合う戦場で戦うRPG
最初に勢力を選び、世界の統一が目的となる

 マップ画面では兵力を進行させたり、部隊を編成できる。部隊はプレーヤーキャラクター他、何人かの武将に兵を振り分けることができる。部隊には弓兵や騎兵などいくつかの兵科があり、武将との相性などもある。自分の陣地の近くにある他の勢力の拠点に向かわせ、脅して物資を調達するか、攻め込むかなどのいくつかの選択肢から行動を選ぶ。

 戦闘は数百のユニットが入り乱れる本作最大の見せ場だ。ここではアクションの腕が重要となる。今回は序盤のプレイとして敵兵力の支配下にある村を襲ったのだが、敵兵は農民など非戦闘員も多かった。プレーヤー自身は多くの兵と一緒に移動する。リアルに描き出された戦場を、鎧に身を固めて進軍する様はかなりの迫力だ。敵兵力は少ないため探し出して殲滅するような形になった。

ゲームはかなりシミュレーション寄りの内容。部隊を率いて敵の拠点に攻め込んだり、敵部隊とぶつかる
戦陣を設定し有利に戦う
勝つと敵兵を従えられる

 しかしここからが本当の戦いの始まりだった。村を奪われた敵軍が大兵力で取り返しに来たのだ。その数はこちらの1.5倍。しかし使者に対し挑戦を正面から受けると返事をし戦闘開始だ。戦闘画面でも今回は明らかに敵が多く、プレーヤーキャラクターの体に矢が刺さりまくった状況になった。しかし体験用のデータのためかキャラクターや兵士は強く、敵とぶつかって勝つ状況が多いようだった。

 アクションの腕があれば、突進から駆け抜けるなどスピードやプレーヤースキルで多くの敵を倒せそうだ。今回は多くの敵が向かってきたが、率いる兵も強く、無事敵を撃退することができた。戦闘が終わると結果画面。敵の兵士や武将を自軍に引き入れるか、殺すか、放逐するかなどが選べる。

 経済システムなどもしっかりしているとのことで、「Mount & Blade II: Bannerlord」はかなり本格的なシミュレーションだと感じた。それと共に装備の強化などRPG要素もあり部隊や武将を育てる楽しさもある。様々な要素を取り込んだゲームだと感じた。繰り返すが最大の魅力は大部隊のぶつかり合いを一兵士の視点で見ることができる臨場感だ。これはチェックしておきたくなるゲームだ。

村を取り返しに来た敵と戦う。敵の方が数が多いので、取り囲まれないように戦う
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