ニュース

Switchがついにピークアウト。任天堂、2022年3月期第2四半期の決算資料を公開

【2022年3月期第2四半期 決算説明資料】

11月4日 公開

 任天堂は11月4日、「2022年3月期第2四半期 決算説明資料」を公開した。

 2021年4月より9月にかけての「FY22/Q1-Q2」は、売上高が6,242億円となり前年同期比は-18.9%、営業利益も2,362億円で-20.6%という結果になった。これは、前年同期に「あつまれ どうぶつの森」が発売されたことでSwitchにおけるビジネスを大幅に牽引したことによるもので、減収減益となった。一方で任天堂は売上と利益ともに高い水準を維持しており、業績は概ね想定通りに推移しているとした。

 また、Nintendo SwitchおよびSwitch Liteの売上は前年同期比34.0%の減の828万台という結果になった。こちらも、前年同期には「あつ森」が発売されたことでハード・ソフトの販売本数が大きく伸びていた時期となっており、減少幅が大きくなっている。

 なお、FY22連結業績予想にてNintendo Switchハードウェアの通期の予想販売数量は、期初予想に対して150万台減の2,400万台に修正。これは半導体部品等の世界的な需給ひっ迫による影響を受け、生産計画を見直したことに伴うもの。一方、Nintendo Switchソフトウェアは、上期の販売実績を考慮して、1,000万本増の2億本に変更している。