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任天堂、2023年3月期決算を発表。好調維持も昨期比で減収減益

自社ソフトの販売本数はSwitch発売以来3番目の水準に

【任天堂 2023年3月期決算】

5月9日 発表

 任天堂は5月9日、2023年3月期の決算を発表した。

 2023年3月期は売上高が16,016億円となり前年比-5.5%、営業利益は-14.9%の5,043億円、経常利益は-10.4%の6,010億円、当期純利益は-9.4%の4,327億円となった。前年比で見ると減収減益となっている。

 Switch本体の販売数は1,797万台で、前年比-22.1%となった。これまでに通常モデルのSwitch本体やSwitch Liteなどを販売しており、これらは前年比でマイナスとなっているものの、最新機種にあたる有機ELモデルのSwitch本体については+58.8%を記録。本シリーズの主力ハードになりつつある。ソフトウェアについても前年比-9.0%の21,396万本となった。

 なお、自社ソフトウェアの販売本数は新作タイトルをはじめ定番手タイトルの売上も堅調に推移しSwitchの発売以降3番目の水準に。デジタル売上高は+12.7%の4,052億円で、ダウンロードソフトは好調な売上を記録している。