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「ゲームギアミクロ」、実機プレイ風景を初公開!
予約ユーザー大安心、見える、読める、ちゃんとプレイできる!
2020年9月3日 21:53
- 10月6日 発売予定
- 価格:各4,980円(税別)
セガが10月6日に発売を予定している携帯ゲーム機「ゲームギアミクロ」において、初となるプレイ風景が配信番組「セガミニハード祭り! アストロシティミニ&ゲームギアミクロ【ファミ通LIVE MC:前島亜美 #060】」において公開された。
「ゲームギアミクロ」は1990年にセガが発売した携帯ゲーム機「ゲームギア」を極限まで縮小したゲーム機。約80×43×20mm(幅×高さ×奥行き)という手で摘まめるようなサイズでゲームギアを再現。4色それぞれに4つの個別タイトルを収録している。
本商品においては非常に小さいゲーム機に小さい液晶モニターがついている。実機プレイ画面はこれまで公開されておらず、「画面がちゃんと見えるのか?」、「ゲーム内のテキストは読めるのか?」、「ちゃんとプレイできるのか」といった声もあった。
今回公開されたプレイ風景ではそれらの声が杞憂であることがはっきりわかった。今回は「ゲームギアミクロ イエロー」で、「なぞぷよアルルのルー」をプレイしたが、表示テキスト、細かいぷよぷよの輪郭や発色まではっきり確認できた。当時のゲームギアは「液晶の発色や輝度が低く、屋外の晴れの日は画面が見えなかった」と言われていたが、「ゲームギアミクロ」は非常に見やすい。技術の進歩を感じさせる。
さらに4色全てを予約することで入手できる「ビッグウィンドーミクロ」のプレイ風景も公開。こちらはゲームギアのオプション「ビッグウィンドー」のリスペクトだが、画面がさらに見やすく拡大される。“ネタ”としても面白く実用性もしっかりある。
“カラーの携帯ゲーム機”として大きく発表されたゲームギアだが、ハードの大きさの割に画面が小さかったり、発色が弱く、電池が持たなかったりと技術的な壁が大きかった。ソフトも少なかったため、セガファンでも購入した人は少なく、かなりコアなハードだった印象がある。
しかしそれでもセガのオリジナルタイトル。「シャイニングフォース外伝」や、「女神転生外伝 ラストバイブル」などゲームギアならではのゲームはファンの心を掴んだ。「ゲームギアミクロ」はその想いでの詰まったハードである。
今回この小ささでしっかりとした発色、表示でプレイできることがわかり、ガジェット好きのユーザーの心もしっかり掴んだのではないだろうか。濃厚に「当時の時代」を感じられるゲーム機として注目したい。
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