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これは、咲かぬ“はな”の物語――。和風テイストのアドベンチャー「徒花異譚」本日発売!
ローンチセール期間中は10%オフ!
2020年6月19日 00:00
- 6月19日 発売
- 価格:1,870円(税込)
ANIPLEX.EXEは、PC用ビジュアルノベル「徒花異譚」をSteamおよびDMM GAMESにて6月19日に発売する。価格は1,870円(税込)。
本作は筆で描かれたような特徴的ともいえるテイストの絵が魅力のビジュアルノベル。ライアーソフトが制作、システム協力としてシルキープラスも関わっており、音楽には「さよならを教えて」のさっぽろももこ氏が担当するなど、名だたるクリエイターが本作に関わっている。
ANIPLEX.EXEの第1弾タイトルとして同日発売の「ATRI -My Dear Moments-」と一緒にリリースされるタイトルで、オープニングムービーやトレーラーからは、どこか物悲しくも2人が一心となって立ち向かう姿が描かれている。一貫して和を基調としたイラストが本作の魅力を高めている。
体験版が配信されており、本作の導入部分が楽しめる。また、発売を記念してセールを実施。DMM GAMESでは7月10日まで10%オフの特別価格1,683円(税込)にて販売中。Steamでは6月25日まで同じく10%オフで販売するほか、同日発売となる「ATRI -My Dear Moments-」とセットになったバンドルも販売される。
ストーリー
少女が気がつくと、そこはどことも知れない暗い森の中だった。
突如として現われた怪物に襲われた彼女は、筆を刀のように操ってものを斬る、謎の少年に救われる。
彼は「黒筆」と名乗り、なれた声音で少女を「白姫」と読んだ。しかし彼女には、少年の顔にも呼ばれた名にも覚えはない。というのも、彼女の頭からはすべての記憶が失われていたからだ。
黒筆いわく、ここは絵草子の中の世界である「徒花卿」。
ありとあらゆる「おはなし」は、夢と同じように、どれほど深く溺れていても、覚えてしまえば何も残らない。故にこの世界は、徒花――咲いても実を結ばない花に喩えて名付けられたのだという。そしてふたりの役目は、ここにあるお伽話の世界を渡り歩き、話の筋に歪みが生まれていないかを見張ることらしい。
操り人形のように頼りない風情の白姫は、言われるがまま、手渡された一冊を開いた。表題は――「花さかじいさん」。虫食いが進み、朽ちる寸前のような絵草子が開かれると、紙面から眩い光が放たれ、少年少女はお伽話の世界へと連れ去られていった――。
登場キャラクター
黒筆
CV:加藤渉さん
黒衣を身に纏った少年。
「物語の世界を渡り歩いて、歪みがあれば正す」という使命を帯び、以前は白姫と共にそれに殉じていたという。
矢立ての中に携えた筆で、絵草子に欠けた文字を修復する。
時には刀のように振るって敵を斬ることもある。
冷静沈着で、何事にも臆することのない性格。
白姫
CV:南早紀さん
純白の着物を身に纏った、記憶喪失の少女。
黒筆曰く、記憶を失う前の彼女は、歪んでしまった物語を正す導き手のひとりであったらしい。
絵草子の文字を食った紙魚を手の内に捕らえることで、
食われた文字を墨の形で取りだすことができる。
心優しく、控えめな性格。