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お年寄りでも楽しめる! 脳を鍛える、iOS用「しりとりオンライン」

「しりとり」がオンライン対戦ゲームで登場

10月23日 配信

価格:無料

 Lisfeeは、iOS用オンライン対戦型脳トレゲーム「しりとりオンライン」をリリースした。価格は無料。

 本作は、「しりとり」を用いて日本人の知力低下、ボケ防止に本気で取り組むスマホゲーム。しりとりをスマホアプリ上でオンライン対戦できる。ゲーム参加者をオンライン上でマッチさせることで、スマートフォン上で一緒にしりとりを楽しめる。

なぜ、今「しりとり」なのか?

 日本の国民医療費は、平成28年度は年間で42兆円(厚生労働省の発表資料より)とされており、国民1人あたりに換算すると約33万円となる。

 特に高齢化が進む日本では、認知症患者の数は増え続ける一方とされており、認知症がもたらす社会的費用は2014年の時点で14.5兆円にのぼるとされ、2020年にはその社会的費用は20兆円を超えるものと推計される。

 このような社会的背景を鑑み、国民医療費を低減させるべく、同社ではいくつものサービスを検討、企画。年々増大する国民医療費を少しでも低減させるために、年を取っても健康で元気に楽しく日々を送ることができるようなサービスを作り出そうということで、誰もが幼少期から遊んだことがあり、老若男女楽しめる脳トレ「しりとり」のスマホゲームを開発した。

脳を活性化させるために有効とされる2つの要素を収録

 本作は、単なる「しりとり」ゲームではなく、脳を活性化させるために有効と考えられている「指を動かす」、「面白おかしくコミュニケーションをする」という2つの要素がアプリ内に盛り込まれている。

1.「指を動かす」

 指を動かすことが脳に良いということは多くの学術論文がその有効性を示している。(杭州師範大学の研究より)

 通常のしりとりゲームでは、口頭で単語どうしを繋いでいくが、このアプリでは、指を使ってキーボード上で単語を入力していかなければならない。簡略化されたボタン入力機能や音声入力機能などをあえて実装せず、指を動かすことで脳がきちんと働いているという状態を実現している。

2.「面白おかしくコミュニケーションをする」

 シニアの人がカラオケやゲートボールなどのゲームを楽しんでいるとき、なぜそれが健康に良いのか。その1つの仮説は、カラオケやゲートボールそのものが頭を使い、体を使うということもあるが、それ以上に一緒に遊ぶ知人や友人とのコミュニケーションが健康をもたらしているとも言われている。そのため、本作では、対戦相手はPCではなく、実際のユーザーであるということにあえてこだわっているという。

「しりとりオンライン」の遊び方

1. App Store(iPhone)から「しりとりオンライン」をダウンロード。

2.「しりとりオンライン」を開く。

3.「オンラインで対戦」ボタンをタップ。

4.オンラインでマッチした相手と対戦する。各自制限時間は120秒で、先に120秒を使い切ってしまった方が負け、最後まで残った方が勝ちとなる。

5.ゲーム内には全部で46個のアイテム(「あ」から始まる五十音に対応)が用意されている。対戦相手に勝利すると相手が持っているアイテムの中から1つもらう(奪う)ことができ、お互いにコンプリートを目指して戦う。

詳細ルール

1.解答に漢字を使うことはできず、「ひらがな」または「カタカナ」で解答する。

2.解答する単語は各ターンで文字数に制限があり、表示されている文字数の単語を解答する。

3.最後の文字に記号(「ー」や「。」)は利用できない。

4.1度解答した単語は利用できない。

5.相手が「を」、「ぢ」、「づ」で終了した場合、それぞれ「お」、「じ」、「ず」で開始することができる。

6.50回ずつ解答しても勝敗がつかない場合は引き分け(ドロー)となる。