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久野知美さんのテツ妄想が大爆発した「A列車でいこうExp.+」ステージ
鉄道ライターの杉山淳一さんも登場
2019年9月14日 19:11
アートディンクから11月14日に発売される予定のプレイステーション 4用都市開発鉄道シミュレーション「A列車でいこう Exp.+(エクスプレス プラス)」このステージイベントがコナミブースで行なわれた。
イベントに登場したのはテツ女で有名なフリーアナウンサーの久野知美さんと、鉄道ライターで「A列車でいこう」シリーズの関係では有名な杉山淳一さん。まずは最近の、お互いの鉄道事情から交換する。久野さんはヨーロッパで鉄道に乗ってきたのだそう。観光はほとんどしないで乗り鉄の旅だったというが、新幹線のグランクラスに匹敵するような高級車両に乗る旅もしてきて、とても満喫できたそうだ。
対する杉山さんは、釜石線を走るSL銀河に乗ったり、摩耶ケーブルに乗ったりしたという。新大阪駅から撮った地下鉄の写真も紹介してくれた。
「A列車でいこうExp.+」では、自分でマップを作り上げて列車を走らせることが可能。杉山さんが「A列車紀行」として、いろいろな都市のレイアウトを作り、本編に収録している。その中から久野さんがどの都市なのか当てるクイズがスタート。まずはじめはここから。
正解は金沢駅。途中にいしかわ鉄道の521系とすれ違ったこともあって久野さんは見事に正解した。
そして次のシーンへ。なかなかわかりにくくもある。南北が上下逆だと言うが……。
わからなくて答えに窮する久野さん。杉山さんが「夜景がきれいで……」というと「函館!」と即答。再現された夜景に感動する久野さん。実は五稜郭も作ってあるそうなのだが、市街地から遠すぎてよくわからないのだそうだ。
妄想鉄の野望が炸裂!久野さん作の「久野沖縄鉄道」を再現
久野さんは架空の鉄道を作るのも好きなのだという。鉄道関係の番組ではおなじみのダーリンハニー吉川さんも空想鉄なので、よく話をするのだそうだ。そんな久野さんのために、「A列車でいこう」のマップ作成機能を使って、久野さんが思い描いている「久野沖縄鉄道」を作ってみることに。まず路線図はこのような感じだ。
久野沖縄鉄道の特徴は「おきなわ球場線」が引かれていること。これは吉川さんがプロ野球のキャンプ巡りをするのに足がなかったので、県内の球場を結ぶように引いたのだとか。ちなみに久野沖縄鉄道はどの場所に引いたらいいのか環境アセスメントをやっているとかいないとか。
なお「嘉手納球場駅」では「おきなわこどもの国線」への分岐も用意されている。そして盲腸線ではあるのだが、赤嶺までの直通列車も走るようになっている。久野さん「京王の競馬場線ではないが、端っこの旅情間もありつつ長い編成で走るように、無理を言ってかなえてもらった」。杉山さん「まあお客様のために乗り換えしないで行けるようになってるってことですよね。ゲーム上では全部降りて全部乗るんですけど」。
しかしこの鉄道はかなり苦労して作られていることは「A列車でいこう」シリーズを楽しんだ人ならばわかるだろう。ポイント1本を引き直すだけでも大変な作業なのだ。しかし再現性にはこだわったそうで、エメラルドビーチの海に向かって走る線路もあるそうだ。
なおアートディンクでは「A列車でいこう動画コンテスト」を開催中。テーマは「鉄道が走る街」だ。自分が作った作品を応募して優秀賞に選ばれるとゲーミングPCがもらえる。来年1月31日が締切なので、自信のある人は応募してみてはいかがだろうか。
最後に久野さんは「想像以上に女子鉄がいたのでうれしかった。皆さんにも現実に近い形で“A列車”ならではの形をお届けできたのでは」と語った。