ニュース
バウヒュッテブースで高さをとんでもなく下げられるゲーミングデスクを発見
5段階で角度が変えられる「ゲーミングチルトスタンド」もなかなか良いぞ!
2019年9月14日 00:00
- 9月12日取材
世界的にも珍しいゲーミング家具メーカーのバウヒュッテ(Bauhutte)。ここ1年ですっかり“ゲーマーをとにかくダメにするメーカー”(参考記事)になった感もあるが、本業はあくまでゲーミング家具だ。今年も昨年に続いてゲーミングデスクを強化したいゲームファンにとって魅力的な新製品を取材してきたのでご紹介したい。
まず最初に紹介したいのは「ゲーミングデスクSA」。すでに今年発売済みの製品で、価格は42,000円と、同社のゲーミングデスクの中では比較的高級モデルだ。
その最大の特徴は、デスクを支える2本の脚部にガスシリンダーを内蔵し、ワンタッチで天板の高さを変えられるところだ。末尾の「SA」はセミオートを意味しており、半自動で高さが変えられる点を最大のセールスポイントとしたゲーミングデスクだ。
天板背面にロックがあり、これを押しながら上下に圧力を掛けることで、デスクの高さをワンタッチで変えられる。ラインナップは、通常デスクと座椅子用デスクの2種類。カラーはブラックのみとなる。
デスクの高さを変えられるのはバウヒュッテの大きな特徴の1つだったが、本モデルの特徴はガスシリンダーによる半自動操作を実現しつつ、なおかつ55cm(通常デスクモデル)まで高さを下げられるところだという。一般的なデスクの高さが70cmなのに対して、従来のバウヒュッテのゲーミングデスクは59~80cm。そして今回新発売された「ゲーミングデスクSA」は55cmまで下げられる。
これが何を意味するかというと対象年齢をさらに下げられる。具体的には小学生のような低年齢層でもゲーミングデスクを無理なく使うことができるという。成長に合わせて徐々にデスクとチェアの高さを変えることで、子供の頃から大人まで同じデスクとチェアを使い続けることができる。ワンタッチでの高さ調節機能といい、さらに高さを下げる取り組みといい、視点がユニークなのがバウヒュッテの強さだと思う。
そしてもう1つ紹介したいのが、「ゲーミングチルトスタンド」だ。一見、オーソドックスな引き出し式のキーボードスタンドに見えるが、実際はフラットな状態から、ほぼ垂直まで5段階で角度を調整でき、お好みの角度でキーボードやタブレットなどを使うことができる。
実際に使ってみたが、キーボード標準のスタンド以上に角度を付けて使うことがこんなに快適なものだとは思わなかった。いつもはデスクの下にチルトスタンドごと隠しておいて、必要に応じて引き出して使う。角度を付ければ場所もあまり取らないし、デスクの上は常にまっさらにしておきたいという綺麗好き、収納好きにはピッタリの1台だ。
ちなみにスタンド天板の中央にはVESAマウントの穴も空けられており、液晶ペンタブレットをガッチリ固定して使ったり、モニターをはめ込んでもいい。様々な使い方が考えられる1台だ。こちらは2020年頭発売予定で、価格は15,000円から20,000円程度を予定。