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PS4対応「レボリューション アンリミテッド プロコントローラー」実機の使い心地をチェック!

かゆいところに手が届く、機能満載のハイエンドコントローラー!

発売日:9月6日

価格:17,980円

 9月6日に日本発売がアナウンスされたばかりのプレイステーション 4用コントローラー「レボリューション アンリミテッド プロコントローラー」。gamescom 2019会場では製造元のBigben Interactiveがブースを構えており、「レボリューション アンリミテッド プロコントローラー」の実機を触ることができたので、その触り心地をお伝えしたい。基本的な各仕様などは、既報に詳しいのでそちらを参考にしていただきたい。

正面
背面
専用の台座に置くと格好良さが増す

 「レボリューション アンリミテッド プロコントローラー」の特徴は様々なカスタマイズ要素にあるが、まず大きく目立つのは左右のスティックの調整だろう。

 本製品の場合、スティックの高さは一定で、その代わりスティック部分にはめ込むリング型シャフトの“厚み”を変える。こうすることで、スティックが倒れ込む角度を3段階に調整するというアプローチをしている。

 シャフト部の大きさは3種類で、倒れ込む角度の少ない順から30°、38°、46°。30°ならより速い操作が可能だし、46°まで伸ばせばより繊細な操作が可能になる。DUALSHOCK 4のスティックが倒れ込み角度38°なので、ここを標準として調整できるわけだ。PCの連携アプリで感度を変えれば、より幅広い調整ができる。

スティック部分を外した状態。はめ込むシャフトの厚みを変えて倒れ込み角度を調整する
パーツ収納ケース
グリップ部分には“おもり”を仕込んでコントローラー全体の重さを調整可能。おもりを入れると、かなりずっしりした感触になる

 また面白かったのは、L1/R1ボタンの触り心地。ここだけは、押し込むとマウスのクリック時のようにカチッっと音がする仕組みになっている。担当スタッフによればまさにそれが狙いだそうで、マウスのクリックと同じような“押し込み感”を取り入れたそうだ。

L1ボタン、L2トリガーのアップ

 さらに、本コントローラーは背面が賑やかだ。操作に直接関係するものとしては、グリップの内側に4つの背面ボタンがある。各背面ボタンには好きなボタンを1つずつ設定できるので、操作で余りがちな中指、薬指、あるいは小指を最大限活用できる。

 体感としてはトリガー部分と背面ボタンがやや離れているので、最初は背面ボタンを押し込みづらいかなとも感じたのだが、使っていくうちに慣れたのでここは実践あるのみといったところだろう。

 PCとの連携アプリを使用すればボタン配置やスティック、トリガーの感度などを調整でき、さらにプリセットは4つまで保存できる。プリセットは背面中央にあるボタンで随時切替可能だ。

背面中央のボタンとスイッチ。上が左からプリセットの切り替え、有線/無線モードの切り替え、PC/PS4モードの切り替えができる。下は音量調整ボタンで、中央がミュートボタン

 切り替えといえば、本コントローラーは有線モードと無線モードのどちらにも対応しており、無線モードの場合はUSB Bluetoothレシーバーを使用して最大7m範囲でのプレイが可能という。この場合、応答速度は4msで、コントローラーにヘッドセットを接続すればそのまま音声チャットもできる。

 音声に関しては、これも背面に音量調整ボタンとミュートボタンがある。ミュート時は前面のランプが赤く光って知らせてくれる。音量調整のためにいちいち設定画面を開かなくて済むのは大変便利と感じた。なおミュートボタンを長押しすると、残りバッテリー量をタッチパッド下のプリセットランプの数で知らせてくれるという機能もある。

 無線モードの場合、バッテリー持続時間は最低7時間とのこと。これは右スティック回りのランプなどを全開で光らせていた場合で、抑えた使い方をすれば10時間は保つという。コントローラーとしては、かなり長く使える印象だ。

 全体としては、かなりの機能を詰め込んだことで、かゆいところに手が届く製品になっているなと感じた。ぜひ、注目していただきたい。

右スティックのランプの色や光り方を自由に設定できる
PCアプリでの設定画面