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奇跡の「ジャンプ」×「マガジン」コラボ。22歳以下の若年層に向けた「少年ジャンマガ学園」始動
対象タイトル150タイトル以上! 全て1話から読める
2019年4月8日 15:34
集英社と講談社は4月8日、22歳以下の読者を対象に、約150タイトルの一部を無料で読めるWebサービス「少年ジャンマガ学園」を公開した。期間は6月10日まで。あわせて同日4月8日には発表会が開催され、サービスの概要と狙いが明かされた。
「ジャンプ」と「マガジン」と言えば少年誌の2大巨頭でありながら、決して交わることのない水と油といったイメージがあるが、はじめに登壇した集英社の週少年ジャンプ+編集長 細野修平氏と講談社のマガジンポケット編集長 橋本 脩氏によれば、今回の取り組みは「若い世代に漫画を読む機会を増やしたい」という両者に共通する想いから生まれたもの。その想いとターゲット層を反映して、「学園」という立て付けでサービスを行なう運びとなったのだという。
「少年ジャンマガ学園」は「週刊少年ジャンプ」、「少年ジャンプ+」、「週刊少年マガジン」、「別冊少年マガジン」、「マガジンポケット」の計5媒体で連載されている約150タイトルを1話からタイトル毎に定められた話数まで無料で読めるサービスとなっており、初めてアクセスした際に「生まれた年」を入力。22歳以下であれば利用が可能となっている。
また、「週刊少年ジャンプ」、「週刊少年マガジン」、「別冊少年マガジン」の連載作品71タイトルの1話の中から1作品を読んで次の人に"バトン"として専用URLを繋ぐ「マンガリレー」、連載作品への想いを投稿する「読書感想文コンクール」、「ジャンプとマガジンの連載作品キャラクターが切磋琢磨しながら学園生活」をテーマにした「イラストコンテスト」など、様々な企画が実施予定となっている。
発表会の後半では集英社の週刊少年ジャンプ編集長 中野博之氏と講談社の週刊少年マガジン編集長 栗田宏俊氏に加え、ゲストとしてケンドーコバヤシさんが登壇。自身の漫画との出会いや影響を振り返りつつ、「ウソみたいな夢の雑誌」である「少年ジャンマガ学園」に寄せる期待を口にしていた。
若年層、学生向けのサービスということもあり、筆者(31歳)は当然対象外となるのは少々寂しいところではあるが、ともあれジャンプとマガジンという、双方が多数の読者の支持を受ける長年のライバルがタッグを組むというのは非常に斬新であり、画期的な試みと言えるだろう。今後の展開(特に30代以上に向けての取り組みも!)にも期待したいところだ。
©少年ジャンマガ学園製作委員会































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