ニュース
【セガフェス】“セガの祭典”再び! 「サクラ大戦博覧会」など懐かしい展示が続々
2019年3月30日 00:00
セガホールディングスは、3月30日と31日にベルサール秋葉原にてグループ横断のファンフェス「セガフェス2019」を開催する。開催時間は10時より19時までで、入場は無料(30日は18時まで)。
2018年に引き続き開催される“セガ”グループの祭典とも言えるファンイベントが「セガフェス2019」だ。セガグループは、ゲームはもちろんのこと、アーケード機器からアニメ制作、各種サービスまで多岐にわたってエンターテイメント分野をカバーしている。そしてなにより過去のIP資産も潤沢で、今回のイベントでも「サクラ大戦」関連の貴重な資料やグッズ類が展示されている。また、「大アトラス展」では、アトラスの第1弾ソフトから最新のタイトルまでパッケージが展示されていたり、アトラスが開発したバーチャルボーイ用タイトルを試遊することもできるなど、ゲームファンにとってはたまらないイベントとなっている。
開催前日となる3月29日にはその一部が報道陣に公開された。
懐かしい資料が満載の「サクラ大戦博覧会」
今回の展示内容の中でも、注目度の高いものの1つが「サクラ大戦博覧会」だろう。真宮寺さくらが大きく描かれた入り口を入ると、いきなり藤島康介氏の原画が飾られており、気分も高まっていく。
ここからはシリーズ各作品の設定画などが展示されているが、当時はFAXでやり取りされていたことから、送信時間や宛先まで描かれた生々しくも貴重な初出しの資料が数多く展示されている。そして重要な音楽の要素で言えば、田中公平氏の直筆の楽譜なども見ることができる。
「サクラ大戦」といえば重要な要素の1つが歌謡ショウだが、当時の衣装なども展示されており、数々の取材に伺った身としては、これまた懐かしさに涙が出てくる思いだった。展示コーナーのラストには物販コーナーが用意されてあり、ソフト販売当時の販促用ポスターの復刻版が販売される予定。この販売店の入り口に飾られているのが、その昔池袋にあった太正浪漫堂の看板がそのまま使用されている。ファンにとってはたまらないだろう。
過去から現在までアトラス30年の集大成「大アトラス展」
「サクラ大戦博覧会」の展示が終わると、そこは「大アトラス展」だ。「真・女神転生」シリーズ、「ペルソナ」シリーズ、「世界樹の迷宮」など数多くの人気シリーズを横断した展示会となっている。
入り口を入ると、そこにはこれまで発売された各パッケージがズラリと並べられており、それだけで壮観だ。第1弾タイトルはゲームボーイ用「パズルボーイ」だ。その横には伝説のバーチャルボーイ用ソフト「JACK BROS」や「豪血寺一族」といったマニアックなタイトルを試遊できるところがいかにもセガフェスらしい。
昨年も置かれていた、ペルソナと一緒に写真を撮影しその写真をスマートフォンで持ち帰ることができる「ペルソナ覚醒の儀」や、DJ.WAKAによる「アトラスミニライブコーナー」など、盛りだくさんだ。
そしてコーナーのラストには現在開発中の新作タイトルのPVを流すコーナーがあり、その一角にはユーザーが今後のアトラスに期待する思いを記録することができるコーナーも用意されている。ぜひアトラスファンの方は思いをぶつけていただきたい。
今年は“MEGA”に進化した、巨大UFOキャッチャー!
昨年、会場のベルサール秋葉原1階に設置され、非常に大きな話題を呼んだのが巨大なUFOキャッチャーだ。今年展示されているのは「MEGA UFO CATCHER」で、様々な展で進化している。
まず1つは今年はアームを腕に装着し、これで景品を取るということ。昨年は景品を掴むことはできたが限りがあった。今年はアームを装着することでごっそりを抱え込むことができるようになり、たくさんの景品を捕まえることができるようになった。
逆に景品が置かれているテーブルは回転するようになっており、景品がどこにあるのか考えながら操作してもらわなければならず、難易度が上がっている。今年の景品はソニックの描かれた「うまい棒」もあるので、ぜひともチャレンジしていただきたい。
コントローラーがでっかくなっちゃった! でっかいセガサターンコントローラーで協力プレイ!
巨大セガサターンコントロールパッドが、今年も1階にお目見えした。今年プレイできるのは「ダイナマイト刑事」、「ファイターズメガミックス」、「花組対戦コラムス」。大きいコントローラーだが、1人でも十分プレイできるが、ここは方向キーと各種ボタンをそれぞれが担当してワイワイ騒ぎながらプレイするのが楽しいかもしれない。