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【セガフェス】「人間クレーンゲーム」から巨大メガドラパッドまで、チャレンジングな展示が目白押し
4月14日より15日まで、セガゲームスのお祭りだ!
2018年4月13日 22:30
セガホールディングスは、4月14日と15日にベルサール秋葉原にてグループ横断のファンフェス「セガフェス2018」を開催する。開催時間は10時より19時までで、入場は無料(15日は18時まで)。
「セガフェス」はグループ会社が一堂に会し、それぞれの強みのあるアトラクションやコンテンツを展示アピールするファンフェス。グループには、セガゲームスをはじめ、アーケードタイトルを主に扱うセガ・インタラクティブ、玩具を扱うセガトイズ、アニメ製作プロダクションのトムス・エンタテインメントなど、エンターテイメント企業がズラリ揃っている。
2016年の冬に開催されて以来の開催となるが、前回に引き続きイベントを取り仕切っている宮崎氏は「前回は初めての開催だったので、探り探り開催して無難に終了したが、今回は個性ある展示や体験を用意できた」と語り、今回は「やってみるまで(ウケるかどうか)わからない」チャレンジングな内容となっているという。
とはいえ、「セガフェス」のコンセプトは、お客さんはもちろん開催する方も“楽しむこと”。宮崎氏は「今年は春の開催なので、前回の寒い冬に比べより多くの方に来ていただけると思う。友達や家族できて、楽しんで欲しい」とアピールした。
巨大な「人間UFOキャッチャー」登場! 君は操作するのか? それともクレーンに吊されるのか?
今回の「セガフェス2018」の大きな目玉の1つが、この「BIG UFO CATCHER」だ。巨大なクレーンを設置し、クレーンの先のアーム部分に人間が設置され、人間が自ら商品をつかみに行くという無謀なアトラクションだ。まさにチャレンジング!
参加方法としては、大きく分けて操作する側とアームに取り付けられて吊し上げられる側の2つがある。ちなみに吊し上げられる側はかなり高くつり上げられる上に、けっこう揺れる。高所恐怖症の方は間違ってもチャレンジしないほうがいいだろう。ちなみにアーム役にチャレンジする人は、事前に誓約書を書かなければならない。
プレイしているのを見ていると、そこそこおおざっぱにプレイしてもある程度は賞品を取りに行けるだけに、よりアーム役の人が重要になってくる。ちなみに1人で遊びに来てアーム役がいないときは、芸人さんがやってくれるので安心していただきたい。
大声で「もうちょっと右! 右!」とか声を掛け合ってプレイしている様はまさにテレビのバラエティ番組っぽくて楽しい。しかし、カップルで来て賞品がとれなくてケンカ別れとかして帰らないように……。
ちなみに私のようなデブな人間にとって気になるのは体重制限。120kgの方までアーム部分にチャレンジできるのだという。身長は140~190cmまで。
巨大メガドライブコントローラーが登場! 小さいメガドライブがカワイイ!
「BIG UFO CATCHER」の横に置かれているのが「巨大メガドライブコントローラー」だ。左手で方向キー、右手でボタン操作といった具合に1人で操作するのがやっとという大きさ。大人の男性が両手を横に拡げたのと同じくらいの大きさがある。そのコントローラーの横にメガドライブの実機が置かれているのだが、思わず「カワイイ」とつぶやいてしまうぐらいに小さく見える。
実際に係員の方がプレイしていたが、やはり一瞬考える瞬間が発生してしまうので、それなりに難しいところ。
プレイできるのは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、「ぷよぷよ通」、「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」の3タイトルだが、プレイできるタイトルは時間によって異なる。思うに「ベア・ナックルII」が1番難易度が高いと思う……。
「メガドライブ」30周年! 「ドリームキャスト」20周年!
今年「メガドライブ」が30周年、「ドリームキャスト」が20周年を迎えるということで、2階を中心に様々な展示が行なわれている。まずは本体のみならず周辺機器まで集めて展示されているコーナーがある。ドリームキャストのコーナーには「サンバDEアミーゴ」用の「マラカスコントローラ DC」なんてものまで展示されており、本当セガファンには感涙のコーナーだ。
ソフトも、発売されたすべてのソフト……とはいかなかったようだが、かなり懐かしいものまで集められている。
このコーナーの奥にはメガドライブとドリームキャストの試遊コーナーがあり、各2台ずつ置かれている。ソフトもいくつか置かれているので、プレイしてみるのも良いだろう。
あの「デイトナUSA」と「バーチャファイター2」が懐かしの筐体でフリープレイ可能
1階のセガ・インタラクティブのコーナーでは、往年の超名作「デイトナUSA」と「バーチャファイター2」が、懐かしの筐体で展示されている。おまけに、これがただ展示されているわけではない。自由にプレイできてしまうのだ。さらにさらにフリープレイというのだから素晴らしい。
アーケードゲームも、古いものは部品がなくなり、完動品がどんどん少なくなっている現状がある。この機会に是非プレイしておいていただきたい。
3Dスキャンとプリント技術を利用してオリジナルフィギュアを作ろう!
DMM.makeの3Dスキャンとプリント技術を利用して、自分の顔を3Dスキャニングし、セガゲームスやアトラスのキャラクターと一緒にフィギュア化してくれるサービスを行なっている。
ソニックやぷよ、ジャックフロストなどこれらのフィギュアの出来も素晴らしいが、何より、3Dスキャニングされたフィギュアの出来が素晴らしい。コーナーには細山田氏のフィギュアも置かれていたが、まさにそっくり! ちなみに3Dスキャニングの時間は約10分程度。今回会場ではデータの収録を行なうだけで、フィギュアの製作は別途行なわれる。このため商品の発送は5月下旬より6月下旬を予定している。