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国内最大規模のLANパーティー「C4 LAN 2018 WINTER」が堂々開幕!

平成最後のLANパーティー!? 3日間無休止オールナイトで開催されるゲームの祭典

12月7日~9日開催

会場:ベルサール高田馬場

 C4 LAN実行委員会が主催する国内最大規模のLANパーティー「C4 LAN 2018 WINTER」が12月7日、ベルサール高田馬場で開幕した。会期は9日までで、期間中は無休止オールナイトで開場する。入場料は2,000円(単日、席なし)より。18歳以下の入場はできない。

【C4 LAN 2018 WINTER】
会場のベルサール高田馬場
ロビーでもブース出展が行なわれている
設営が進む会場の様子
ベルサール高田馬場の地下フロアをぶち抜きで使用している

 ゲームコミュニティにおける春と冬の風物詩となりつつあるC4 LANが開幕した。今回で5回目を迎え、開催規模は過去最大を更新。プラチナサポーターにはサードウェーブ、ゴールドサポーターにはサイコム、ロジクールを迎え、LANパーティー恒例の無休止オールナイトで実施される。

 LANパーティーとは、LAN環境という最強のネットワーク環境で快適にオンラインゲームを遊びたいというゲーマー有志がPC持ち込みで一カ所に集い、「DOOM」や「QUAKE」を遊びまくった欧米発祥のゲームカルチャーのひとつ。

 日本では1999年の「熱海温泉LANオフ」(参考記事)が初とされ、その後、2005年のBIGLAN、2006年の週末狼、2008年のNightLANと、有志によって継続され、その遺伝子はC4 LANに受け継がれている。

【レストエリア】
無休止オールナイトイベントのためレストエリアが設けられている。レストエリアのメインスポンサーはGALLERIAで、サイコムは自社ブース内に恒例となっているゲーミング足湯エリアが設けられている

 LANパーティーはもともとPCゲームコミュニティから生まれたゲームカルチャーだが、現在はPCゲームに限らず、ゲームコンソール、スマートデバイス、カード/ボードゲームの類いまで、ゲームと名の付くものなら何でも持ち込んで楽しむ“ゲームパーティー”となっている。

 「C4 LAN 2018 WINTER」では、前回380席を上回る432席を用意し、最大1,500名の来場者を見込む。席付きのチケットはすでに完売となっているが、入場券(単日、全日)はまだ販売されており、メインステージで行なわれる様々なイベントや、GALLERIA/DOSPARA(サードウェーブ)をはじめとしたメーカーブース、そしてゲリラ的に行なわれるゲーム大会イベントには席を買わなくても参加できるため、LANパーティー初心者はまずは入場券を購入してLANパーティーに参加してみることから始めるのがオススメだ。

 各ブースで実施される趣向を凝らしたゲームイベントも魅力のひとつだ。今回最大規模のブースで出展するGALLERIA/DOSPARAは、公式ストリーマーのshobosuke氏、Gori氏によるTwitch配信や、サードウェーブのプロゲーミングチームRascalJesterのファンミーティング(12月8日14時~18時)などを予定。

 サイコムはストリーミング集団RAD所属のストリーマーKiilaDiviness氏をゲストとして招き、「Dead by Daylight」のサバイバルイベントを実施(12月7日22時~24時、12月8日22時~24時)。KiilaDiviness氏を“キラー”とし、キラーから逃げ切れた参加者には景品が授与される。このほかにも多数のイベントが予定されている。詳細については、現地で確認して欲しい。

【メーカーブース】
GALLERIAブースは、ゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER」の試遊エリアと、公式ストリーマーによる配信エリア
ドスパラブースは、グッズの販売コーナーと、DOCTORAIRのマッサージチェア体験コーナーで構成されている
アイ・オー・データブースは最新ゲーミングモニターで「PUBG」等の試遊が可能
ゲーミング足湯しか目に入らないサイコムブースだが、本業のゲーミングPCも忘れてはならない
G-GEAR(Project White)とBenQは共同でブースを展開。弊誌でもレビュー(参考記事)をお届けした湾曲モニターEX3200Rの試遊が可能
歩き疲れたらこっそり休みに行きたいDXRACERブース。最新のゲーミングチェアが勢揃いしている
ロジクールブースは、最新ギアの貸し出しと、マウスを動かす速度を競うコンテスト、次期製品開発のためのアンケートなどを実施している
会場手前のホールエリアにもブース出展が行なわれている。こちらはRyzenをアピールするAMD
こちらは本イベントのダークホース「大分県eスポーツ協会」。温泉や物産でゲーマーを引きつけていた
テレビ東京とG'zブレインは現地から配信を行なっていた

 初日の7日にメインステージで行なわれたオープニングセレモニーでは、MCの岸大河氏とOooda氏が登壇し、謎のキャラクターLANNERが会場にネットワークを届けるべくLANケーブルをPCに差し込む「開幕の儀」を経て無事開幕となった。

 ステージイベントや会場の模様は、CyACTVGALLERIA GAMEMASTERのTwitchページを介して無料で楽しむことができる。ただ、もっともオススメな楽しみ方は会場に行くことだ。ぜひ平成最後のLANパーティーを多くのゲームコミュニティと共に楽しみたいところだ。

【オープニングセレモニー】
司会進行を務めるのは岸大河氏とOooda氏の2人
今年から新設されたBYOCアワードの最速予約部門を受賞した焼きごめ氏。イベントが始まる前に受賞してしまうところが凄い
LANNERによる「開幕の儀」。彼がLANケーブルをPCに接続することで、会場にネットワークを行き渡らせるという体。「これいつまでやるんだ?」というツッコミを許さない神聖な雰囲気で満たされている
LANNERは平成最後のC4 LANを3日間チートを使わずプレイすることを宣言し、会場を後にした

【会場風景】
ビッグモニターでゲームを遊ぶコミュニティ
LANパーティーならではのデコPCコミュニティ
LEDを駆使してお気に入りアイテムをアピールしている
オープニングを終えて客席で油を売っているOooda氏
個人的に全力で応援したいXboxコミュニティ。「Forza Horizon 4」、良いゲームです(参考記事
会場であえてカードゲームやボードゲームをプレイしているコミュニティもいる
ステージイベントのトップバッターは「Starcraft」コミュニティによる大会イベント

【「Starcraft」コミュニティに注目!】
日本有数の結束の高さと活発な活動を行なう「Starcraft」コミュニティの皆さん。会場に入って右側手前側の一角を、コミュニティ共有で陣取っており、希望すればゼロから「Starcraft II」を教えてくれるという