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ダンテの"中の人"、ルーベン氏が登壇!「デビル メイ クライ 5」ステージイベント
2018年9月24日 00:51
カプコンは9月23日、TGSカプコンブースにおいて「デビル メイ クライ5(以下、DMC5)」のステージイベントを実施した。
本イベントではプロデューサーの岡部眞輝氏、同じくプロデューサーのマシュー・ウォーカー氏、ディレクターの伊津野英明氏が登壇。TGS内で発表された日本ゲーム大賞フューチャー部門賞を受賞したことを報告し、「DMC5」英語版の実機プレイが公開された。
また、今回はダンテの英語版ボイスとモーションアクターを担当したルーベン・ラングタン氏が本作で使用された衣装を身にまとい、ゲストとして登壇。まるでゲームから飛び出したダンテのような姿で、会場は大きな歓声に包まれた。
「DMC5」のダンテを見た印象を求められると「今まではアニメのようだったのに、今回はリアルすぎてびっくりした」とコメント。あまりのリアルさに「デビル メイ クライ」の世界とは思えなかったとのことだ。
また、ラングタン氏は「デビル メイ クライ 3」からモーションアクターを務めているが、「実は毎回モーションアクターのオーディションをしているが、毎回ラングタン氏を超える人はいない(伊津野氏)」とのこと。
ここで、モーションの撮影の様子を記録したVTRが公開された。演じているのはPVでも少し公開された「モリスンがダンテのところに謎の男Vを連れてくる」というシーン。顔にも点を打ち筋肉の動きを捉えることで、表情の撮影も行なっている。また、公開時には無音であったが実際には音声も一緒に収録し、アテレコの際の参考にしているとのことだ。
ラングタン氏はモーションで1番好きな動きを聞かれると、意外にも敵キャラクターの「ゴリアテ」の動きだとコメント。実は「ゴリアテ」のモーションもラングタン氏が担当しているのだが、ゴリアテのモーションも担当することは撮影当日に知ったといい、その場で動きを作っていったという裏話が明かされた。
伊津野氏がラングタン氏にダンテの決め台詞「大当たりだ」の英語版のセリフ「JACKPOT」をリクエストすると、ラングタン氏はポーズとともにセリフを演じ、会場を大いに沸かせた。
ラングタン氏は「みなさんが応援しているこの作品に、僕も何年間も関わっているのでとても心地いいです。カプコンさんも僕を役者として信頼してくれてとても感謝しています。日本のファンとカプコンにありがとうとお礼を言いたい」として、「『デビル メイ クライ』に関わって人生が変わった。もし関わっていなかったら今のルーベン・ラングタンはいない」と語った。加えて、「まだまだ公開されていない情報がたくさんあるので、3月まで楽しみにしていてください」とコメントして降壇した。
最後に「開発陣は皆さんが喜んでもらえるものを制作していますので、ぜひ遊んでみてほしいです(ウォーカー氏)」、「今回1人で遊ぶアクションゲームが最高に楽しくなるようにあらゆる手を尽くしたつもりでいます。3人目のキャラクター『V』の遊び方もお伝えできていませんし、まだまだびっくりするほどおもしろい内容を入れているのでこれからの情報も楽しみにしていてください(伊津野氏)」、「TGSに来れて本当に良かったです。本当にいい作品になっていると思います。よろしくお願いいたします(岡部)」とそれぞれコメントし、TGS最後のステージを締めくくった。