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「デビル メイ クライ 5」、「ダンテ」の武器や戦闘システムが明らかに

「リベリオン」、「エボニー&アイボリー」、「スパーダ」、そして新武器「バルログ」!

9月20日~23日 開催

会場:幕張メッセ

左から「DMC5」プロデューサーの岡部眞輝、同じくプロデューサーのマシュー・ウォーカー氏、ディレクターの伊津野英昭氏

 カプコンは9月21日、東京ゲームショウ2018において、「デビル メイ クライ5(以下、DMC5)」のステージイベントを実施した。

 ステージイベントでは昨日に引き続きプロデューサーの岡部眞輝氏、同じくプロデューサーのマシュー・ウォーカー氏、そしてディレクターの伊津野英昭氏が登壇。既に紹介されている本作主人公の「ネロ」とは全く異なる戦闘スタイルを持ったプレイアブルキャラクター「ダンテ」の装備や戦闘システムの詳細が公開された。

E3のトレーラーの時(左)のビジュアルとは異なり、髭や髪を整えたダンテ。この理由はストーリー上で語られるとのこと
昨日紹介された「ロックマン」とのコラボに合わせ、会場にはロックマンがやってきた

様々な武器を使い分け、スタイリッシュに戦うダンテ

 ダンテといえばお馴染みの愛剣「リベリオン」と2丁拳銃「エボニー&アイボリー」。今回もこの2つの武器をメインに戦うようだが、過去作に登場した魔剣「スパーダ」も登場。さらに今回は新武器「バルログ」も公開された。ちなみに、これら以外にもダンテの武器はまだまだ登場するとのこと。

 炎の悪魔の力が宿った「バルログ」は近接戦闘に特化した武器で、パンチを主とした「ブロウモード」と蹴り技を駆使する「キックモード」が存在。ブロウモードは手数重視で、攻撃するほど火力が増していく、キックモードではその名の通り強力な蹴り技が使用できるとのことだ。さらに本作では武器の切り替え順をカスタムすることができ、自分だけの並び順に設定してスタイリッシュに敵を薙ぎ倒していける。旧作になかった機能だけに、過去作プレーヤーにとってはありがたい。

近接特化の武器「バルログ」。ちなみに「バルログ」とは海外版ストリートファイターのキャラクター(日本名でいうバイソン)のイメージからとっているとのことだ

 また、「DMC3」から登場した「スタイル」も引き続き実装。前作同様、様々な戦闘スタイルをリアルタイムで切り替えながら戦うことができる。映像では攻撃を防ぐ「ロイヤルガード」や剣技に特化した「ソードマスター」などを切り替えながら戦っていた。恒例の「デビルトリガー」も存在し、一定時間「魔人化」したダンテを操作することができるようだ。

悪魔の力を解き放ち「魔人ダンテ」となったダンテ。超パワーを発揮するとともに、回復力が発現する。雑魚を蹴散らすのに使うか、ピンチになるまで取っておくか......いつ発動するかはプレーヤー次第だ。
相手の攻撃を防いだ後、強力な一撃を叩きこむ「ロイヤルガード」。過去作では筆者もお世話になった

ダンテのイメージデザインも公開

 今回はダンテと新武器「キャバリエーレ」のイメージデザインも公開。ダンテのデザインの変遷やデビルトリガー発動時の「魔人ダンテ」、新たな武器であり、バイクでもある「キャバリエーレ」などのデザインラフなどが公開された。

「様々なダンテのデザインをだしてみよう」という試みのもと描かれた1枚目から、ほぼ現在の姿と同様の2枚目のダンテ。そして、ほぼ完成形となった3枚目のダンテ

 また、開発秘話として、カメラが見下ろし視点のため、ダンテの頭の大きさをデザイン段階から徐々に小さく調整したことや、デザイナーに新武器を頼んだら突然「キャバリエーレ」のデザイン案が送られてきたことが語られた。

デザイン案に書かれているネロへの支給品というのは「キャバリエーレ」の没設定。ここから徐々に現在のデザインへとが詰められていった
本作のキャラクターは実在の俳優に衣装を着てもらって撮影。そこから3Dに起こしているとのこと

 「DMC5」は明日以降にもステージを予定しており、更なる追加情報が発表される予定とのことだ。今後の展開にも注目していきたい。