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【おもちゃショー2018】脳みそをこねくり回す脳トレ玩具特集!
脳はみんなの相棒。触れて感じる喜びと驚き
2018年6月7日 21:33
6月7日より10日にかけて、東京ビッグサイト西ホールにて開催される「東京おもちゃショー2018」。会場で楽しめる製品は言わずと知れた大手メーカーはもちろんのこと、経験豊富な老舗メーカーも目が離せない。
まずはハナヤマ。歴史ある「ゲームロボット」シリーズやデザイン性の高い「はずる」シリーズなど、様々な「育脳」、「鍛脳」おもちゃを開発している。
筆者は「はずる」シリーズに注目した。ひねる、ずらす、ねじるなど、そのアイテムが出来そうなことを可能な限り試して仕掛けの分解&再構築を目指すオトナのパズルだ。重厚な味わいあるダイキャストで作られていて、手に持ったときにしっかりとした重みを感じる手触りも魅力となっている。
「はずる」は全6種の難易度に分かれており、パッケージにカラーリングで難易度が示されていてわかりやすい。ダイキャスト製なのでちょっと力を入れた程度ではゆがむこともなく、偶然でも考えに考えた末の試行錯誤の果てにでも、分解できたときの感動は大きい。
コラボ製品を含めると約60種が販売されているのだが、そのアイデアは年に1回、世界中のパズル作家が集まるパーティで生まれるのだという。そのなかで10個ほどのパズルがプレゼンテーションされ、そのうち3個ほどが製品化されるのだ。デザインには”パズル博士”芦ヶ原伸之氏をはじめ、フィンランドやアメリカ、オランダなど世界各国の作家が携わっている。会場では実際に試遊も可能となっているため、来場の際はぜひ挑戦してみてほしい。
本稿ではもう1つ、低年齢層を対象にした知育玩具を多く販売しているアイアップの製品に注目していきたい。アイアップは、様々な商品を企画するレイアップのアイディアを商品化するメーカーとして、2007年にスタート。箸を使うマナーを遊んで覚える玩具や幼児~小児向け知育玩具を製作している。
新製品として展示されていた「マナー豆(ビーンズ) まめ寿司」は、実物の5分の1サイズで作られた寿司ネタを箸で掴んで取るゲーム。海苔巻きや軍艦巻きも可愛らしく再現されていて、その裏にはこれまた可愛らしい表情が描かれている。
「マナー魚(フィッシュ)」は、大人のはずの筆者もときどき忘れる魚の食べ方をパズルで学べるおもちゃ。同梱された「順番シート」の順に身を切り分けていく。順番通りに身を取ろうとすると、パーツ同士が干渉して取りにくくなっている。
さらに小さい幼児向けの知育玩具には、”指先で脳を刺激する”知育玩具「ファインモータートイ」を豊富にラインナップしている。手触りや動かしたときの音で興味を引き、わかりやすい色や形で自然な学習を促す。数を学べる「ミニファーム」シリーズや、生活するうえで大事なことを学べる「マナー絵本」シリーズ、「どうぶつライフ」シリーズなど、小さな子供の遊びを学習につなげられるおもちゃを多数開発、販売している。