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【おもちゃショー2018】バンダイブースで輝くウルトラマンの新変身アイテム

粘液まみれの鬼太郎や、マシンから出てくるダンゴムシ、インパクトたっぷり

6月7日~10日開催(一般日は9、10日)



会場:東京ビックサイト 西1~4ホール

入場料:無料

 6月7日より始まったおもちゃショー2018。7日、8日は業者日としてブースには様々な新製品が出展される。バンダイブースでは仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマンの新アイテムが並べられた。

 その中でも注目が7月より放映される「ウルトラマンR/B(ルーブ)」だ。本作は2本角で兄のウルトラマンロッソ、1本角で弟のウルトラマンブルの兄弟ウルトラマンが活躍する。商品のメインとなるのは、変身アイテム「DXルーブジャイロ」だ。中央に“クリスタル”をはめ込むことで、兄と弟それぞれがウルトラマンに変身する。7月7日発売予定で、価格は5,616円(税込)。

 クリスタルは「炎の力を持つウルトラマンタロウ」というように、ウルトラマンの力の属性が設定されている。クリスタルの裏面には角が出る仕掛けがあり、兄に変身するときは左右の2本、弟の時には中央の1本を跳ね上げジャイロにセット、セットすると中央部分がオープンし、左右のハンドルを引くことで回転、回転は3回目には光の色が変わり、変身の演出となる。豪華で美しい演出で、見応えがある。敵も同じアイテムを使って怪獣を召喚するとのことで、ドラマが気になるところだ。

【「ウルトラマンR/B(ルーブ)」の変身アイテム「DXルーブジャイロ」】

兄弟ウルトラマンの「ウルトラマンR/B(ルーブ)」。クリスタルの裏の角を立てて変身アイテムにはめ込む

 プリキュアのアイテムで注目が「プリキュアスタイル」というドール。今回の「HUGっと! プリキュア」からの新しいドールで、これまではディフォルメフィギュアや小さなサイズのアイテムが多かったが、全長24cmと大型のアイテムだ。特徴は非常に細かく複雑なプリキュアの衣装を再現しているところと、手足に関節が仕込まれているところ。植毛で髪型も再現されており、ドールとしての完成度も高い商品だ。

「HUGっと! プリキュア」からの新しいドール「プリキュアスタイル」。プリキュアの衣装や髪型など特徴をきちんと再現しており、関節も仕込まれている

 筆者がとても面白く感じたのは、「ゲゲゲの鬼太郎」の新アイテム「スライムであそぶんじゃ!DXゲゲゲハウス」。8月発売で、価格は7538円(税込)。一見するときちんとまとまったドールハウス型のアイテムで、鬼太郎の家を再現しているのだが、「スライム」と連動し、どろりと水車の上に流し込んで水車を回転させたりできる。

 圧巻は天井のギミックで、天井を開け、スライムと鬼太郎フィギュアを詰めると、粘液にまみれた鬼太郎達が天井からゆっくり落下してくるのだ。なんとも言えない不気味な光景である。これは開発者のこだわりで「妖怪の不気味さ、気持ち悪さを表現したかった」という。一見かわいらしい鬼太郎のドールハウスに仕込まれた粘液地獄の風景。中々突っ走ったコンセプトで、感心してしまった。

「スライムであそぶんじゃ!DXゲゲゲハウス」。一見かわいらしいドールハウス風のジオラマなのだが、スライムとフィギュアを天井に詰め、どろりと落とせる。ちょっと理解不能だが、だからこそ妖怪の不気味さを感じさせるとても面白いギミックだ

 今回のバンダイブースで、大人気だったのがカプセルトイ「だんごむし」である。弊誌ではいちはやくインタビューをしているので、未見の方はぜひ見て欲しい。今回はハンドルを回して、出てくるところまでを動画で撮影し、さらにベンダーマシンに詰まっているところ、会場での展示風景も撮影してきた。黒山の人だかりで、大人気だった。他にも様々な新商品が並んでおり、一般日でも人気を集めること間違いなしだ。

【マシンから転がり出てくるカプセルトイ「だんごむし」】

カプセルトイ「だんごむし」。マシンに入ってる姿がもう面白い。会場でも非常に人気だった。

【その他の商品】
キラカードに手足がつくというブロック玩具的な面白さも持つ「ムゲンヒーローズ」。会場では55体合体させたものも!
頭や車輪に色々なパーツをつけ、コロシアムで戦う「ブレイク轟牙」。2月から各1,800円(税別)で展開中
ガンプラの「ビルドダイバーズ」シリーズは、パーツ交換による簡易改造をアピール
食玩の「仮面ライダー」シリーズは完成度の高さで来場者を驚かせていた
カプセルトイの「コレキャラ」シリーズは、ディフォルメのアレンジがとても楽しい