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「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開

11月9日 発売予定

価格:7,800円(税別)

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

プレイ人数:1~8人

 スクウェア・エニックスは、11月9日発売予定の「サドン ストライク 4」において、新情報「司令官により取得できる様々なスキル」と、「地形がユニットへ及ぼす影響」、「シナリオ」を公開した。

 「サドン ストライク 4」は硬派なシミュレーションゲーマー向けのミリタリー リアルタイム ストラテジー。膨大な資料と歴史知識によって作られた、マップと、兵器により描き出す史実の戦いをモチーフとしたキャンペーンは、プレーヤーを深く濃い第二次世界大戦の戦いへと誘う。

司令官により取得できる様々なスキル

 「サドン ストライク 4」ではミッション開始時に選ぶことのできる司令官によって、得られるスキルの方針が異なる。各司令官が持つ“ドクトリン”はそれぞれ「歩兵」、「機甲」、「支援」となっており、それぞれ内容が異なる。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 シナリオをクリアした時に得られる「★」でスキルを取得できる
シナリオをクリアした時に得られる「★」でスキルを取得できる
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 救急キットで回復
救急キットで回復
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 修理キットを使えば、修理車両を呼ばずに動けなくなった戦車を回復できる
修理キットを使えば、修理車両を呼ばずに動けなくなった戦車を回復できる

 各「ドクトリン」には常時効果が発生するもののほか、「ドクトリン」に応じた「スキル」を任意で選択することもできる。新たな「スキル」はミッションをクリアした際に
得られる「★」でアンロックできる。

 歩兵戦術に秀でた司令官を選び、グレネードや地雷などで敵を攪乱する部隊を編成する、機甲戦術に秀でた司令官を選んでより強靭な機甲ユニットを編成する、支援に秀でた司令官を選んで安定性を向上させるなど、司令官の選択はプレーヤーの戦術に大きな影響を与えることとなる。

 「修理キットスキル」、「救急キットスキル」は、機甲ユニットに修理キットを積んだり歩兵ユニットに救急キットを持たせることができる。修理キットや救急キットは各ユニットが1回だけ使うことができ、本来修理車両なしでは直せない故障や、衛生兵でしか治せない重傷を回復させることができる。即時発動することができるので使うタイミングを見極められれば戦力が格段に安定するだろう。

 機甲ユニットに「土嚢シェルタースキル」を追加することで要塞化することが可能となる。要塞化すると受けるダメージを減少させることができ、特に戦線の死守などの防衛戦では大きな効果を発揮する。ただし要塞化をすると、そのユニットは動くことができなくなるため陣形には気を配る必要がある。

 「高速突撃!スキル」は、追加することで軽・中戦車がターゲットの車両に突撃することができるようになるスキル。突撃すると双方にダメージが与えられ、HPが高い方が生き残る。相手車両への特攻となるので、リスクを考えつつ繰り出すようにしよう。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 要塞化や高速突撃を使って機甲ユニットを活用
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 要塞化や高速突撃を使って機甲ユニットを活用
要塞化や高速突撃を使って機甲ユニットを活用

地形がユニットへ及ぼす影響

 全20種以上のミッションは多種多様なシチュエーションで展開され、市街地、森、湖上、沿岸部などシチュエーションに応じ数々の地形が登場する。地形はユニットに様々な影響を及ぼすので、敵の戦力だけでなく、地形も考慮に入れた戦略を立てることが必要となる。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 浅い森は、戦車で進軍できる
浅い森は、戦車で進軍できる
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 深い森は歩兵のみが入れる
深い森は歩兵のみが入れる

 「森」は、浅いものと深いものがある。森の中では敵に見つかりにくくなる半面、視界範囲が低下するというデメリットも。浅い森は、全てのユニットが通過することができる。車両が通過した場合、木がなぎ倒され、視界を遮る効果が無効になる。歩兵を潜ませておきたい場合は、車両の通過を控えるのが賢明だ。

 木々の生い茂った深い森は、車両は通れず、歩兵のみが通過することができる。敵歩兵が潜んでいることも多く、グレネードなどで奇襲されないように注意が必要。また、歩兵が敵車両に襲撃された時の逃げ場所として活用することもできる。

 「沼」は深く、ぬかるんだ地形。沼を通るユニットは徐々に沈んでいき、一定時間が経過すると完全に身動きができなくなる。沈んでしまったユニットを回復させる方法は無いので、沼のあるミッションで戦車部隊を率いるときは陣形と戦い方に細心の注意を払おう。

 「橋」は、全種類のユニットが通行することができる。基本的に破壊することはできない。戦術的要衝になることが多いので、地雷原を設けて追手を牽制するなどの戦略がある一方で、逆に敵が地雷原を設けていないか注意する必要がある。

 「舟橋」は、修理車両によって建造できる橋。爆発物によって破壊したり再利用することもできるので、状況によっては追撃を防ぐために破壊したりすることも必要だ。また舟橋を架けなければクリアできないミッションでは修理車両を破壊されないよう注意しよう。

 「氷上」は、凍った川や湖などになる。全種類のユニットが通行可能だが、対地攻撃などで地表にダメージが及ぶと氷が割れてユニットが沈んでしまう。ユニットが集中した場所を爆撃機などで狙われると、まとめて沈められてしまう危険性もあるが、逆にこちらが敵ユニットの足元を攻撃して部隊を沈没・分断させることも可能だ。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 徐々に沈む沼地
徐々に沈む沼地
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 地雷への注意が必要な橋
地雷への注意が必要な橋
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 修理車両によって建造できる舟橋
修理車両によって建造できる舟橋
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 足元の脆い氷上
足元の脆い氷上

ソ連軍キャンペーン

 「モスクワの戦い:カリーニン戦線」は、ドイツ軍によるモスクワへの攻略作戦「タイフーン作戦」によって行なわれた戦闘で、「バルバロッサ作戦」の第二段階とされている。ソ連軍側は反撃すべくドイツ軍の各防衛ラインを突破し、空港を取り戻すことが本ミッションの目的となる。防衛ラインには塹壕に潜む歩兵や、土嚢で強化されたドイツ軍の火砲が配備されているので、有効な角度から制圧すると共に、略奪して戦力に追加することも重要になる。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「モスクワの戦い:カリーニン戦線」は、正面から挑まず横や後方に回り込んで攻める等、被害を最小限に抑える工夫が必要となる
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「モスクワの戦い:カリーニン戦線」は、正面から挑まず横や後方に回り込んで攻める等、被害を最小限に抑える工夫が必要となる
「モスクワの戦い:カリーニン戦線」は、正面から挑まず横や後方に回り込んで攻める等、被害を最小限に抑える工夫が必要となる

 「クルスクの戦い:ポニリ」は、クルスク周辺を巡ってドイツ軍とソ連軍との間で行なわれ「史上最大の戦車戦」と呼ばれた。「クルスクの戦い」のうち、北部戦線ではドイツ軍の執拗な攻撃が行なわれた。ポニリ方面に変更された攻撃目標に対して、ソ連軍は防衛ラインを死守、場合によっては防衛ラインを柔軟に調整することも求められる。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「クルスクの戦い」。要塞化した大規模戦車部隊に対して攻め込むこともあるので、航空支援もうまく使って先制することを意識しよう
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「クルスクの戦い」。要塞化した大規模戦車部隊に対して攻め込むこともあるので、航空支援もうまく使って先制することを意識しよう
「クルスクの戦い」。要塞化した大規模戦車部隊に対して攻め込むこともあるので、航空支援もうまく使って先制することを意識しよう

 「第四次ハリコフ攻防戦」は、ウクライナではキエフに次ぐ大都市であるハリコフの制圧を巡って始まった「ハリコフ攻防戦」の終局に当たる。橋頭保を確保した後、ドイツ軍が占領しているハリコフ南東の鉄道駅を奪還・死守することが目的となる。ドイツ軍の増援による挟撃にも注意しなければならないため、時によっては敵の増援が通る橋を破壊し、迂回させて直接の援護を断つことも考える必要がある。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「第四次ハリコフ攻防戦」は、常に挟撃を警戒し、即座に部隊を方向転換して対処することが求められる
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「第四次ハリコフ攻防戦」は、常に挟撃を警戒し、即座に部隊を方向転換して対処することが求められる
「第四次ハリコフ攻防戦」は、常に挟撃を警戒し、即座に部隊を方向転換して対処することが求められる

 「バラトン防衛作戦:バラトン湖」は、アルデンヌの反撃作戦が失敗したことで石油調達が死活問題となったドイツ軍はバラトン湖近郊の油田の確保を目指し、別名「春の目覚め作戦」が開始。ソ連軍はバラトンを防衛する。ドイツ軍が東部戦線で仕掛けた最後の戦いとなったこの作戦において、ソ連軍は戦線の死守、および増援と共に敵軍を一掃しなければならない。雪解けと洪水によってバラトン湖とドナウ川の間は沼地となっており、戦車が沈没しないよう陣形に注意が必要。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 バラトン湖近郊の油田の確保を目指すドイツ軍を迎え撃つ「バラトン防衛作戦:バラトン湖」
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 バラトン湖近郊の油田の確保を目指すドイツ軍を迎え撃つ「バラトン防衛作戦:バラトン湖」
バラトン湖近郊の油田の確保を目指すドイツ軍を迎え撃つ「バラトン防衛作戦:バラトン湖」

連合軍キャンペーン

 「ファレーズ包囲戦:サンランベール」は、ノルマンディー上陸作戦後、連合軍の先遣部隊がファレーズの街で撤退中のドイツ軍を包囲し始まった戦い。サンランベールに活路を開いたドイツ軍は、そこから脱出すべく必死の抵抗を試みる。連合軍は複数の部隊と連携して包囲を徐々に狭めたり、増援部隊と足並みを合わせるべく一時ラインを下げた後で大きな反撃に出るなどの緩急が重要になる。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「ファレーズ包囲戦:サンランベール」は、強力な重戦車に加え、大きな火力と長い射程を持った多連装ロケットランチャーに注意
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「ファレーズ包囲戦:サンランベール」は、強力な重戦車に加え、大きな火力と長い射程を持った多連装ロケットランチャーに注意
「ファレーズ包囲戦:サンランベール」は、強力な重戦車に加え、大きな火力と長い射程を持った多連装ロケットランチャーに注意

 「マーケットガーデン作戦:アルンヘムの橋」。1944年9月、ノルマンディー戦以降負け無しの進軍を続けていた連合軍は、オランダを抜けてドイツの工業地帯への道を開くことを目標とし、ライン川に架かる橋を大規模空挺部隊で制圧すべく本作戦が行なわれた。高く大きな建造物が多いので、歩兵により制圧し拠点にするとスムーズに進軍することができる。また基本的には歩兵ユニットが中心になる作戦なので、歩兵ドクトリンにより歩兵に有効なスキルを与えるのがオススメ。

「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「マーケットガーデン作戦:アルンヘムの橋」では、対戦車地雷で地雷原を作れば歩兵ユニットでも敵戦車を撃退することが可能
「サドン ストライク 4」、ミッションの様々な地形や、司令官のスキル、シナリオなどを公開 「マーケットガーデン作戦:アルンヘムの橋」では、対戦車地雷で地雷原を作れば歩兵ユニットでも敵戦車を撃退することが可能
「マーケットガーデン作戦:アルンヘムの橋」では、対戦車地雷で地雷原を作れば歩兵ユニットでも敵戦車を撃退することが可能
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