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日本一ソフトウェア、PS4用「So Many Me」配信決定

OR1GO GamesとExtend Interactiveによる2Dパズルアクション

7月 配信予定

価格:1,500円(税別)

CEROレーティング:審査中

 日本一ソフトウェアは、プレイステーション 4用2D横スクロールパズルアクション「So Many Me(ソウメニーミー)」を7月に配信する。価格は1,500円(税別)。

 “日本一インディースピリッツ”の第5作目となる本作は、海外ゲームスタジオ「OR1GO Games」と「Extend Interactive」による2Dパズルアクションゲーム。“日本一インディースピリッツ”とは、海外インディーゲームを中心に、まだ日本に存在しないタイトルを発掘しPS Store向けに国内移植・販売をしていくプロジェクトのこと。

 プレーヤーは、緑色の不思議な生き物“フィロ”と、そのクローンである“ミー”を操り、謎とギミックに満ちた世界を冒険する。ユーモラスなグラフィックスと、歯ごたえのあるゲームバランスが特徴だ。初報では、ストーリーやキャラクター、基本アクション、パズル要素などを紹介したい。

Storyを紹介

【Story】

「世界を救うなんて朝飯前さ」

ある日、緑色のちいさな生き物“フィロ”は、朝ご飯を探して迷い込んだ遺跡で奇妙な老人に出会います。

「私の名前はアシモフ。遠い昔に忘れ去られた精霊だ」
「どこかで聞いたような自己紹介だな……世界が危ないって本当なの?僕だけが世界を救えるの?」
「うむ……そうだ。いや、しかし」
「ありがちな展開だ!でも、やっぱり興奮するな!よーし、行くぞぉ!」
「待て! 説明がまだ……」

フィロはアシモフの静止も聞かず、飛び出して行ってしまいました。

ここは“ジオ”と呼ばれる、色鮮やかで美しい世界。
アシモフの言葉をほんの少し勘違いしてしまったフィロは、様々な仕掛けや生物が待ち受ける冒険へと出かけます。

そして、そこで自分そっくりの“ミー”たちに出会うのでした。

キャラクターを紹介

フィロ

「僕は世界を救わなきゃいけないんだ!“ミー”!」

 森で暮らす、緑色の小さなカタマリ。自分そっくりの“ミー”たちを操ることができる。世界を救うのが使命だと思い込み、勝手に冒険に出たお調子者。

ミー

「“ミー”だって?そうだよ、僕も僕だ!」

 フィロによく似た生き物たち。フィロの動きを追従し、石に変身することができる。見た目は同じだが、それぞれに名前と個性がある。

アシモフ

「少年よ、違うぞ。私は幽霊などではない」

 フィロが遺跡で出会った老人。“ミー”や不思議な力の使い方を教えてくれる。

基本アクションを紹介

 本作の舞台は、ポップで鮮やかな2Dグラフィックスで表現された世界「ジオ」。「ジオ」は、森や鉱山、街はずれなど、多彩な特徴を持つエリアに分かれている。フィロは、自身のコピーであるミーの力を操りながらステージのゴールを目指す。

ミーは、ブロックに変身可能

 ミーは、フィロの指示でブロックに変身する。空中で変身させて足場にしたり、敵の攻撃を防ぐ障壁にしたりと使い方は様々だ。ただし、ミーの数には限りがあるため、使いどころを考えることも重要だ。

ブロックを設置したい場所へ行き、△ボタンを押せば変身できる。

“アークシード”でミーが増やせる

 それぞれのステージには、ミーの数を増やす“アークシード”と呼ばれるアイテムが存在する。ミーが増えれば行ける場所も広がるため、積極的に集めよう。

アークシード

黄緑色の丸いものがアークシード。手に入れるには仕掛けを解く必要がある

“遺物”を集めてアビリティを解放

 ステージのあちこちには“古代の遺物”や“古代遺物の欠片”と呼ばれるアイテムが隠されている。それらを集めてジオのどこかにいる鍛冶屋“ロクタラー”に渡すと、フィロとミーは様々なアビリティが使えるようになる。

古代の遺物
古代遺物の欠片
ロクタラーは失われたテクノロジーを研究している
“バネの繊維”の能力をアンロックすると、回転ジャンプが可能になる。飛距離は伸びないが、ちょっと楽しい気分になる……かもしれない

パズル要素を紹介

 本作には、フィロの行く手を阻む障害物が無数に存在する。全てのアイテムを入手しゴールへ到達するためには、ギミックを解き明かし冒険の途中で手に入る様々な能力を使いこなさなければならない。

ギミックを解き明かそう!

 ステージに設置されているギミックはいたってシンプル。ひとつひとつは単純な動きをしているが、それぞれが組み合わさることで複雑なパズルを構成している。ギミックの一部を紹介したい。

【ギミック(一部)】
【テレポーター】乗ると別のところにあるテレポーターにワープする
【ミサイル発射装置】一定間隔でミサイルを撃ち出す。石のブロックを破壊できるが、当たれば即死だ
【トランスミュータ―フルーツ】これを食べたミーは一時的に特別な力を得る。赤い実を食べればトランポリンに変身し、仲間を高所まで運ぶことができる
【フューム・ブルーム】独特な臭気を放つ植物。この花の近くではフィロとミーはブロックに変身することができない

不思議な着ぐるみ

 一部のフィールドにはフィロとミーが別の姿になれるスポットが存在する。例えば、恐竜のような“ジェロサウルス”の姿になれば、尻尾を振り回して邪魔な障害物を壊すことができる。

ボス戦

 エリアの終盤には恐ろしいボスが登場する。それぞれ異なる特徴を持っており、攻略の方法も千差万別のため、攻撃パターンを見極めることが必要だ。

50種類以上のコスチュームで着飾ろう!

 各ステージには、フィロとミーの外見をカスタマイズできる「コスチューム」がひとつずつ置かれている。「コスチューム」は、一体ずつに設定可能。物語の進行に影響はないが、冒険がより楽しくなるお楽しみ要素となっている。

着飾ったフィロとミーが歩けば画面が一気に賑やかに