【特別企画】

「桃太郎電鉄2」りくりゅうペアが対決の裏話を披露!? 「桃太郎電鉄2でガチ対決」イベントレポート

累計出荷本数100万本突破を記念したイベントが開催

【“りくりゅう社長”がKONAMI本社を訪問『桃鉄2』でガチ対決!】
4月2日 開催
会場:コナミクリエイティブセンター銀座

 2025年11月にコナミデジタルエンタテインメントより発売された、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch用ボードゲーム「桃太郎電鉄2~あなたの町もきっとある~」(以下、桃鉄2)。本作の累計出荷本数が100万本を突破したことを記念して、イベント「“りくりゅう社長”がKONAMI本社を訪問『桃鉄2』でガチ対決!」が4月2日に開催された。

 こちらのゲストとして登壇したのは、2026年ミラノ・コルティナオリンピックで金メダルを獲得した「りくりゅうペア」こと、フィギュアスケートの三浦璃来選手と木原龍一選手だ。今回のイベントは、4月中にKONAMI公式YouTubeチャンネルで公開予定の動画収録後に行なわれたものである。

 公開が予定されている動画の中では、三浦選手と木原選手のふたりが「桃鉄2」の「西日本編」で本気で対決している様子が見られるそうだが、そちらに関する話題も今回のイベント内で数多く飛び出していた。

写真左から、りくりゅうペアの三浦璃来選手と木原龍一選手。ふたりによる「桃鉄2」の対決動画も4月中に公開される予定だ

「桃鉄」とフィギュアスケートの意外な繋がりでりくりゅうペアへオファー

 「りく社長」と「りゅう社長」というタスキを付けてステージに登場した、三浦選手と木原選手。今回は真剣勝負ということもあり、木原選手が圧勝したという。とはいうものの、最初はどれぐらい本気を出していいのか分からなかったことに加えて、三浦選手のサイコロ運が悪かったこともあったため、一気に差が開いてしまったのだ。

今回の対決はりゅう社長の優勝となったようだ

 残念ながら勝負には負けてしまった三浦選手だが、普段遊んでいるときは10年でプレイしており、序盤調子が悪くても巻き返すことができる。しかし、今回は3年での勝負であったため、ペース配分など少し勝手が違っていたようであった。また、2年目までずっと0円でゲームを進めていったことも、敗因となったようだ。

 そうはいうものの、じつは木原選手もかなりフォローするようなプレイをしていた。三浦選手がゴールできるようにぐるぐると回っていたのだが、サイコロの目が1しか出ないなど、なかなかうまくいかなかったのだ。

普段は10年でプレイしているため、ペース配分も異なっていたとのこと

 今回りくりゅうペアによる「桃鉄2」対決が実現したのは、コナミとの契約も理由のひとつだが、もともと普段から試合前にコミュニケーションの一環として本作を遊んでいたこともきっかけとなっている。それに加えて、コナミグループの代表取締役社長でグループCEOの東尾公彦氏が、学生時代にフィギュアスケート選手であったという共通点もあった。そこで、コナミ側から熱烈なオファーをして実現したものだ。

 三浦選手によると、このオファーが来たときは、「桃鉄」が心の支えになっていたのでふたりとも喜んだという。木原選手も同様の意見だったが、りくりゅうとゲームは切り離せないというところもポイントとなったようだ。

「桃鉄」がりくりゅうペアの心の支えになっていた

 ちなみに、今回の対決で三浦選手が一番盛り上がった瞬間は最後の3年目だ。こちらは先ほどの話にも出てきたが、ゴール直前にいながらも木原選手がぐるぐると回って待ってくれていたのである。そして、狙っていたサイコロが出た時が大盛り上がりだったそうだ。

 木原選手視点からこの話を見ると少々状況は変わり、「りくちゃんにずっとチャンスをあげていたんだけど、全然ゴールしてくれなくて」と苦笑。そして、あと「1」の目が出ればゴールできるというときに出たので、苦労が報われたというわけである。

人の良さがゲームプレイにも現れているようだ

リアル桃鉄をやってみたくなった!?

 今回の「桃鉄2」の特徴には、物件数が過去最多というポイントがある。ちなみにふたりの対決自体は「西日本編」で行なわれたのだが、木原選手の地元である愛知県にはゲームの中で行くことはできなかった。しかし、普段プレイしているときは自分の地元エリアを三浦選手に説明しながら遊んでいるというエピソードを披露していた。

 一方、三浦選手は地元の宝塚に止まることができたため、物件をいっぱい購入した。しかし、残念なことに次のターンで全てを手放すことになってしまったのだという。

地元にたどり着いて物件を購入した、りく社長。だが、すぐ手放さなくてはならない状況に

 ゲームの中で止まった駅で行ってみたいと思ったところは? という質問では、りくりゅうペアのふたりは、特定のポイントというよりも現実世界に訪れる「リアル桃鉄」をやってみたいという抱負を披露。とくに三浦選手は「桃鉄」を遊んでいるときに訪れてみたいところや美味しそうな食べ物を見つけると、「ここに絶対に行こう」と思っているそうだ。

 特にアスリートの場合、シーズン中は食事制限もあるためなかなか自分の好きなものを食べることはできない。そのため、ゲームで特産品を見つけた時にふたりで食べに行きたいと話し合っているのだという。

普段食事制限しているため、ゲームの中の食べ物が余計美味しそうに見えるのかもしれない

 ゲームをプレイ中、相手の性格が出たなと感じる部分は、「常に出ましたね」と三浦選手。先ほどもゴール前でぐるぐると回って待っていたという話にもあったが、木原選手側が優しくプレイしている部分があるのだ。そうやって手加減しながらプレイしている木原選手だが、三浦選手は「豪速球カード」を使ってくるなど容赦ない仕打ちをされることもあったことを明かす。

 これで自分のカードを壊されてしまった木原選手であったが、実は三浦選手は全員のカードを壊すというルールを把握していなかったことから起きてしまった事故であった。つまり、無意識のうちに攻撃されてしまったというわけだ。

悪意はないとはいえ、容赦ない三浦選手のプレイに木原選手も四苦八苦

 りくりゅうペアのふたりが、試合前に「桃鉄」をプレイするようになったのは、今シーズンに入ってからだ。新作が発売されたということもあるが、それを試合前にプレイすることが自分たちのルーティンになっていったのである。今回行なわれた対決の前は、カナダから帰国する前に、少しだけふたりで「桃鉄」をプレイしている。

 木原選手は本体を持っておらず三浦選手だけがゲーム機を所有していたため、飛行機の中でも遊ぶことができた。それを見ていた木原選手は、ちょっとずるいなと思ったと、素直な感想を述べていた。三浦選手は、今回の対決のためにフライトの半分の時間を使って「桃鉄2」を特訓していたものの、残念ながらその成果は出すことができなかったようだ。

三浦選手は飛行機に乗っている間、「桃鉄2」の特訓を行なっていた

精神的に余裕があるから試合前にゲームが遊べる

 こうして試合前のルーティンとして取り入れられている「桃鉄」だが、実際にはどのような効果があるのだろうか? これに対して木原選手は「ゲームを遊べているときは精神的に余裕があるとき」と回答。精神的に余裕があるため、競技でも余裕が出てくるのである。

 リラックスするためのゲームという意味合いもあるが、ふたりでプレイするときに競技とは違うところもあるのだろうか? この質問に対して木原選手は、「試合前に僕は絶対に勝っちゃいけないっていうルールがあるんです」と明かす。その思いやりが、ペアでの好成績にもつながっているのだろう。

りくりゅうペアのルールでは木原選手は試合前に「桃鉄」で勝つことはできない!?

 ちなみに勝率については五分五分だという三浦選手に対して、「いや、勝っているでしょ。絶対勝つようになっているんだもん」と反論。木原選手が勝ってしまった場合はあくまでもアクシデントで、三浦選手が勝つのは仕込まれたものだという。とはいえふたりで協力している部分もあるため、ビリならなければいいようにしているそうだ。

 4月から新生活が始まる人も多いが、そうした人たちにどんな「桃鉄」の楽しみ方をオススメしたいか? という問いでは、りくりゅうペアのふたりとも、みんなで遊ぶことで必ず仲良くなれるところだとアピール。そのため、一緒にプレイして楽しいパワーを広げてほしいという。

当然ながら勝敗にも差が出ている

 りくりゅうペアにとっての「桃鉄」は? という質問では、木原選手は「無くてはならないもの」とすかさず返す。また、三浦選手は「私たちのルーティンです」と断言。このゲームで遊ぶことが、試合でいい成績を出すことにも繋がっているのである。

 ひと通りトークセッションが終了した後、なんとサプライズで桃太郎が登場。さらに、コナミからのプレゼントとして、コラボ色紙が贈られた。こちらを見て三浦選手は、「一生の宝物です。常に持ち歩きます」と感動している様子であった。また、木原選手もこうしてイラストで描かれていることに喜んでいた。

桃太郎がサプライズで登場!
こちらがコナミからりくりゅうペアのふたりに贈られたコラボ色紙

 最後に今回収録された対決動画について、公開を待ち望んでいるファンへのメッセージが語られイベントが締めくくられた。

三浦選手:本当にいつものプレイと変わらない会話をしながら、関係性の良さも感じられる内容になっています。本当に楽しくゲームさせていただいたので、ぜひ見てください。

木原選手:今回プレイさせていただいたのは、試合前の雰囲気そのままになっています。ぜひご覧になっていただけたら嬉しく思います。

 ということで、気になるりくりゅうペアによる「桃鉄2」の対決動画の公開については、公式からの発表を楽しみに待とう!