【特別企画】
【EVO Japan 2023】トッププレーヤーたちをなぎ倒しOil Kingが劇的勝利! 「ストV」部門決勝レポート
2023年4月3日 23:17
Winnersサイドはネモが勝利! ももちとOil Kingが好調にLosersを駆け上がる!
次もLosersサイドの試合が続く。先ほど勝利したももち選手とWinnersサイドで敗れたMono選手の一戦だ。解説のハメコ。氏によると、今年2月に行なわれた「カプコンプロツアー IX」の予選リーグでは、Mono選手の勝敗がももち選手のリーグ突破にかかるような場面にて、Mono選手が勝利し、ももち選手を救った経緯があり、因縁が巡ってきたという。
Mono選手は引き続きファンを選択、VトリガーI/VスキルI、対するももち選手も変わらずコーディーを選択、VトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドは毒を活かした攻めでMonoファンが先制。2ラウンドもMonoファンの毒を活かした攻めで体力差がかなりつけられるももちコーディー。しかも慎重な立ち回りでダメージを奪えないまま、時間が経過し、残り時間5秒辺りから距離をあけて逃げ回り、そのままタイムアップまで空を飛んで回避という見事なかわしを見せて、Monoファンが1本を先制した。
2戦目1ラウンドはももちコーディーの猛攻がうまく決まり先制。2ラウンドはMonoファンがうまく立ち回り、ここを取り返す。最終ラウンドはももちコーディーのVトリガー「サイドアーム」によるナイフ攻撃がうまく決まるも、Monoファンも冷静に立ち回り、体力差は五分。この状況下でゲージの貯まっていたももちコーディーはクリティカルアーツ「クリミナルパニッシャー」をリーサルに決めて連勝。1本を取り返す展開となった。
3戦目1ラウンドはももちコーディーの強気の攻めがうまく決まって先制。2ラウンドはMonoファンの猛攻が決まってここを取り返す。最終ラウンドは慎重な立ち回りを見せるももちコーディーがギリギリの攻防を制して2本目連取となった。
4戦目1ラウンドは猛攻を見せつつも慎重な立ち回りでももちコーディーが先制。2ラウンドはMonoファン有利で試合が展開するも、ももちコーディーが逆転の猛攻を決めて連勝。怒涛の3連勝でももちコーディーがこの激闘を制した。
試合終了後は2人でハグする場面も見られた。握手し合う選手は多いが、ハグまでするのは珍しい光景で、2人の仲の良さが感じられるエモい場面だった。
勝利したももち選手は次の試合、ひぐち選手かOil King選手のどちらか勝利した方と戦う。敗れたMono選手はここで試合終了となってしまった。
続くLosersサイドの試合では、先ほどWinnersサイドで敗れたひぐち選手と2戦目で勝利したOil King選手との一戦となる。ひぐち選手はガイルを選択、VトリガーI/VスキルII、対するOil King選手はここでもう1つのメインキャラクター、セスを選択、VトリガーII/VスキルI。
1戦目1ラウンドはOil KingセスがVトリガー「丹田マニューバ」を決めて先制。2ラウンドはひぐちガイル有利で展開するも、反撃を決めて追いつき、最後はクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」をリーサルで決めて1本目を先取した。
続く2戦目1ラウンドもOil Kingセスの攻めが決まって先制。2ラウンドはひぐちガイルが猛攻を見せ、こちらもクリティカルアーツ「ソニックテンペスト」を決めて取り返す展開に。最終ラウンドはOil Kingセスが再び猛攻を見せ、最後にリーサルギリギリのところでクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」を決めて勝利。2本連取となった。
3戦目1ラウンドは体力五分の一進一退の攻防から、ひぐちガイルが大胆な攻めで先制。2ラウンドはOil Kingセスの猛攻で一方的な展開になり、そのまま取り返す。最終ラウンドもギリギリの攻防ながら体力有利で試合を展開したいひぐちガイルがリーバススピンキックをリーサルで決めて1本を取り返した。
4戦目1ラウンドもOil Kingセスの猛攻が決まって先制。2ラウンドはひぐちガイルの動きを読み切り、Vトリガー「丹田マニューバ」をリーサルに決めて勝利。3本先取はOil Kingセスとなった。
勝利したOil King選手は先ほどの試合で勝利したももち選手と戦う。敗れたひぐち選手は残念ながらここで試合終了だ。
そしてWinnersサイドの最終戦とも言えるWinners Finalは、まちゃぼー選手とネモ選手の一戦が行なわれる。まちゃぼー選手は同じくネカリを選択、VトリガーII/VスキルI、対するネモ選手はギルを選択、VトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドはまちゃぼーネカリがVトリガー「力の迸発」発動で変身しての猛攻を見せるも、ネモギルの立ち回りが見事で先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリが猛攻を見せ、隙をついてのクリティカルアーツ「魂の献上」でネモギルの体力を一気に削る。ところが、起き攻めをうまくかわしたネモギルがこちらもクリティカルアーツ「セラフィックウィング」を発動! これがリーサルとなり、ネモギルが1本を先取した。
2戦目1ラウンドもネモギルが好調な攻めを見せて先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリの猛攻が見事に決まり、一気に試合を決めて取り返す。最終ラウンドは画面端にまちゃぼーネカリを追い込んでの猛攻を見せて、ネモギルが勝利し、2本連取となった。
3戦目1ラウンドはまちゃぼーネカリの猛攻で先制。2ラウンドもまちゃぼーネカリが体力を削るためのクリティカルアーツ「魂の献上」で一気にネモギルの体力を削り、打撃で決めて1本を取り返す展開となった。
4戦目開始前にネモ選手がキャラクターをユリアンに変更、VトリガーI/VスキルII。1ラウンドはまちゃぼーネカリが猛攻でネモユリアンを攻め切って先制。2ラウンドも画面端にネモユリアンを追い詰めての猛攻で一気に決めて連勝で2本目を取り返す流れで、ネモユリアンはまさかの返り討ち。
ここで再びネモ選手はキャラクターをギルに戻し、VトリガーII/VスキルIIに変更。こうして迎えた最終5戦目。1ラウンドはまちゃぼーネカリの勢いが止まらず、パーフェクトKOで決めて先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリの勢いをうまく防いでの猛攻でここを取り返す。フルカウントで迎えた最終ラウンドは早いタイミングでクリティカルアーツ「セラフィックウィング」で体力を削る。起き攻めも見事に決めてそのまま勝利。ギリギリの接戦をネモギルが制した。
勝利したネモ選手は無敗のまま最終戦、Grand Fianlに挑むこととなる。そして敗れたまちゃぼー選手はLosers Finalにて、Losersを勝ち上がってきたももち選手かOil King選手のどちらかと戦う流れとなる。
続けてLosersサイドでは、崖っぷちの試合を勝利してきたももち選手とOil King選手によるLosers Semi-Finalが行なわれる。ももち選手はコーディーを選択、VトリガーI/VスキルII、対するOil King選手は再度セスを選択、VトリガーII/VスキルI。
1戦目1ラウンドは時間をじっくり使った慎重な攻防が展開するも、最後はOil Kingセスのクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」がリーサルとなり、時間ギリギリで先制。2ラウンドは、ももちコーディーの猛攻が決まってここを取り返す。最終ラウンドも連勝で決めてももちコーディーが勝利。1本先取はももちコーディーとなった。
2戦目1ラウンドもももちコーディーがキッチリ決めて先制。2ラウンドはOil Kingセスが攻め切ってここを取り返す。最終ラウンドはVトリガー「丹田マニューバ」でももちコーディーの体力を削り、そのままゲージを貯めてのクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」に繋いでの連携で勝利。Oil Kingセスが1本を取り返した。
3戦目1ラウンドはももちコーディーがきれいな立ち回りで先制。2ラウンドも連勝でももちコーディーが2本目を先取する展開となった。
4戦目1ラウンドはOil Kingセスが一気に攻め切り、反撃を許さずパーフェクトKOで先制。2ラウンドはゾンクナックルを活かした攻めでここを取り返す。最終ラウンドはOil Kingセスがクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」でももちコーディーの体力を削るも、冷静な立ち回りで反撃するももちコーディー。ところが一歩届かず、Oil Kingセスがギリギリで勝利して2本目を取り返した。
こうして迎えた最終5戦目。1ラウンドはOil Kingセスが画面端にももちコーディーを追い込んでのVトリガー「丹田マニューバ」を活かした連携で先制。2ラウンドはももちコーディーがOil Kingセスを画面端に追い詰めての猛攻を見せて取り返す、一進一退の攻防が続く。フルカウントで迎えた最終ラウンドはももちコーディー有利で試合が展開するも、Oil Kingセスの反撃が見事に決まってそのまま攻め切り、ここを勝利。ギリギリの攻防はOil Kingセスが制し、Losers Finalへの進出を決めた。
勝利したOil King選手はいよいよLosersの最終戦、Losers Fianlにてまちゃぼー選手に挑むこととなる。そして敗れたももち選手は残念ながらここで試合終了だ。
いよいよ迎えたLosersサイドの最終戦、Losers Finalが行なわれる。先ほどWinners Finalにて惜しくも敗れたまちゃぼー選手と、先ほどのLosers Semi-Finalにて勝利したOil King選手の一戦だ。この組み合わせは奇しくも予選で1度当たった組み合わせとなっており、そこではまちゃぼー選手が勝利しているようだ。まちゃぼー選手はネカリを選択、VトリガーI/VスキルI、対するOil King選手はセスを選択、VトリガーII/VスキルI。
ここでまちゃぼーネカリはこれまで使用してきたVトリガーII「力の迸発」ではなく、VトリガーI「力の奔流」をチョイス。解説のハメコ。氏によると発動後は永続のトリガーである「力の迸発」だが、VシフトやVリバーサルが使えなくなるリスクもある。そこで時間制限がある「力の奔流」を選ぶことで、Oil Kingセスの「丹田マニューバ」対策とするのでは、と解説していた。
1戦目1ラウンドはOil Kingセスが見事な立ち回りでまちゃぼーネカリを抑えて先制。2ラウンドもきっちり攻め切って連勝で1本を先取。
2戦目1ラウンドは殴り合いの猛攻をOil Kingセスが制して先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリが攻め切って取り返す。最終ラウンドはまちゃぼーネカリの猛攻が見事に決まって連勝で1本を取り返した。
3戦目1ラウンドはまちゃぼーネカリの猛攻が決まり、最後はクリティカルアーツ「魂の献上」を決めて先制。2ラウンドはOil Kingセスが激闘の中で「丹田マニューバ」を活かした攻めで勝利してここを取り返す。最終ラウンドも「丹田マニューバ」で攻め切って勝利。2本目先取となった。
4戦目1ラウンドはOil Kingセスが決めて先制。2ラウンドはまちゃぼーネカリの猛攻が決まって取り返す。最終ラウンドはクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」でダメージを奪い、そのまま攻め切ってOil Kingセスが勝利した。
ここで勝利したOil King選手はついに最終戦のGrand Finalにてネモ選手に挑むこととなる。そして敗れたまちゃぼー選手はここで試合終了となった。
無敗のネモギルと圧倒的強さのOil Kingセスのボスキャラ対決、勝利はどちらの手に?
いよいよ、本日の最終戦、Grand Finalが行なわれる。Winners Finalにて勝利したネモ選手と、先ほどのLosers Finalにて勝利したOil King選手の一戦だ。Losers Finalから上がってきたOil King選手は3本先取で先ずは1勝を取る事でリセットする必要がある。
ネモ選手はギルを選択、VトリガーII/VスキルII、対するOil King選手はセスを選択、VトリガーII/VスキルI。
1戦目1ラウンドはOil Kingセスの立ち回りが見事でスムーズに先制。2ラウンドもOil Kingセスがネモギルを画面端に追い込んでの猛攻を決める。反撃するネモギルながら、最終的にはOil Kingセスが攻め切り連勝で1本を先取した。2戦目1ラウンドもOil Kingセスの地上戦の立ち回りが圧倒的で、ネモギルが手も足も出ないまま、Oil Kingセスが連勝して2本目を連取した。
ここでネモはキャラクターをファルケに変更して挑む。VトリガーII/VスキルII。3戦目1ラウンドはネモファルケが何もさせてもらえず、Oil Kingセスの猛攻が決まって先制。2ラウンドは後半にネモファルケが反撃を見せるも、Oil Kingセスの攻めがそれを上回り、そのまま攻め切って3連勝。まさかの3連勝でOil King選手がリセットに成功した。
ここでOil King選手とネモ選手の位置を入れ替えて再度Grand Final最終戦が行なわれる。ここでネモ選手はキャラクターをユリアンに変更して挑む。VトリガーI/VスキルI。Oil King選手はセスで変更なし。
1戦目1ラウンドはネモユリアンが攻め切ってここでOil Kingセスに対してようやく初めてラウンドを取ることに成功。しかし、2ラウンドはギリギリの攻防が展開するも、最後はクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」をリーサルに決めてOil Kingセスがここを取り返す。最終ラウンドは一進一退の攻防から、ギリギリの体力差の中でOil KingセスがVトリガー「丹田マニューバ」を活かした攻めで決めて1本を先取。
2戦目1ラウンドはOil Kingセスの猛攻で先制。2ラウンドはネモユリアンが反撃を見せ、Vトリガー「エイジスリフレクター」を活かした攻めで勝利してここを取り返す。最終ラウンドはOil Kingセスが見事な立ち回りで勝利して2本連取の展開となった。
後がないネモ選手は3戦目に再びキャラクターをギルに戻して最後の戦いに挑む。VトリガーI/VスキルII。1ラウンドはOil Kingセスが画面端にネモギルを追い込み、「丹田マニューバ」を見せつつ、投げで決めての先制。2ラウンドは五分の攻防を見せるも、最後はやはりクリティカルアーツ「丹田エクストリーム」をリーサルに決めて、そのまま3連勝!こうして勝負は決した! 優勝はOil King選手となった。
Oil King選手がストリートファイターV最後の大型大会を勝利!
続けて行なわれた表彰式では、勝利したOil King選手の他、準優勝のネモ選手、3位のまちゃぼー選手ほか、決勝戦に進出した選手たちのうち、まだ残っている7人が登壇。賞金や景品、副賞などが進呈された。
表彰式にてコメントを求められたOil King選手は「EVO Japanの『SFV』部門という大きな大会で優勝できた事を嬉しく思っております。恐らく『SFV』の大きな大会は今回が最後だと思うので、そこで優勝できた事も嬉しく思っております。今回は妻と一緒に来ていますが、妻の存在が大きな力になった。彼女の支えなくして、今回の優勝はなかった。もちろん共に戦った多くのプレーヤーや応援してくれた人たちにも感謝しています」とした。
表彰式終了後はメディア向けに取材の機会も頂けたので、記者たちからのOil King選手への質疑応答についても紹介したい。先ずは予選で1度敗れたにも関わらず、Losersを勝ち続けて見事優勝できた事について聞かれると「ナーバスにもならずに、焦る事もなく、普通の状態、普通の精神状態で冷静にプレーできた事がよかったかな」と心境を語った。
ここで今年2月に参加して惜しくも敗れてしまった「ストリートファイターリーグ ワールドチャンピオンシップ」において、日本チームに負けてしまったことに対してのリベンジのような気持ちがあったかと、ちょっと意地悪な質問が飛ぶと、これには「今は色んな世界の人が勝っているので、どの国の人が勝った、というのはあまり関係なくて、ストリートファイターリーグの時は自分の日ではなかったんですけど、今日は僕の日だったのかなと」と涼しげに返した。
今回のプレイ環境がPCではなく、プレイステーション 4 Proだったため、用意した対策や意識した点について聞かれると、「プレイステーション 4で事前に1~2週間ほどずっとプレイしていました。PCでやるのとでは色々と違うのでそれに対して準備も行なっていました」と事前準備についても語った。
また、鶏めし選手のダルシムに対してはラシードを使用し、以降は全てセスだった点についていわゆるキャラクター相性を見ての選択なのか、または自身の状態を見ての判断かについて聞かれると「マッチアップで変える事は結構ありました。で、特に日本のプレーヤーにはセスを使う強いプレーヤーがあまりいないかなと思うので、今回のメインはセスを使うようにしました。ラシードの場合、日本にはガチくんのような強いプレーヤーが多いので、今回はセスを使いました」とし、日本のプレーヤー事情も考慮した上でのセス選択だったと語った。
「ストリートファイター6」でも熱いドラマが待っている!
以上、簡単ではあるが、「EVO Japan 2023」の模様についてご紹介した。個人的な感覚では非常に悔しい気持ちでいっぱいだ。やはり今回、Winnersサイドで最後まで残ったネモ選手にはそのまま優勝して、『ストリートファイターV』での有終の美を飾ってほしかったからだ。
一方で強力な技を持つセスというキャラクターをきっちり仕上げて、日本のトッププレーヤーたちをことごとく打ち破って優勝したOil King選手には素直に賞賛を送りたい。しかもルール上仕方のない流れとは言え、Losersの後半からは休みなく一気にGrand Finalまでの連戦が続いており、これを全て勝利してきたわけで、正に自身でも語っていた通り、今日は「Oil King選手の日」だったのだろう。
なお、記事だけ見ていると、セスというキャラクターが非常に強いようにも見えるが、実際のところ、セスは体力が非常に低く、攻防の立ち回りをちょっと間違えればあっという間にやられてしまうというリスクも大いにあるキャラクターだ。そんなセスで日本のトッププレーヤー相手に勝利したのは、Oil King選手の技術とメンタルの成せるところなのだろう。
ともあれ、今後もプレイを続けるプレーヤーも多いと思われる『ストリートファイターV』だが、多くの選手たちが語っていたように、今回の「EVO Japan 2023」が最後の大規模大会となる事は間違いない。
ただし、のんびりしている余裕はあまりない。6月2日になれば、最新作「ストリートファイター6」がリリースされ、そこから僅か1か月弱で早くも「ストリートファイターリーグ」の開幕が決定しているなど、カプコンの気合いの入れ具合は本物だ。今後ますます盛り上がりを見せるeスポーツシーンの中心に「ストリートファイター6」がいる事は間違いないと言えるだろう。来年の「EVO Japan 2024」でもその盛り上がった姿を見るのを楽しみにしたい。