【特別企画】

次の「バトルフィールド」は次世代へ! 「Battlefield 2042」の詳細が明らかに

舞台は国や地域を越える! ハチャメチャな戦場サンドボックスを楽しめ!

10月22日 発売予定

 Electronic Artsは6月9日、「Battlefield」シリーズの最新作となる、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用FPS「Battlefield 2042(バトルフィールド 2042)」を発表した。

 発売は10月22日を予定しており、事前予約をすることで10月15日よりプレイが可能になる。また、7月初めにテクニカルαテストが行なわれ、その後クローズドβテスト、オープンβテストの実施が予定されている。

 本作の詳細については順番に紹介していくが、開発者が強く繰り返し発信していたのが「Next Generation(次世代)」という言葉だ。「本作は次世代の『バトルフィールド』です」というフレーズを繰り返し使っていた。

 筆者は「Battlefield」シリーズの大ファンで、「Battlefield 1942」から全シリーズプレイしてきた。舞台は変わり、時代も変わる。当然ながらシステムが変わることもある。確かにバランスが悪いときや、チーターなどの問題に悩まされた作品もある。だが「Battlefield」シリーズという作品は新しいチャレンジをして、時には失敗をし、そうやって試行錯誤を繰り返しながら進化をしてきたと思う。

 ただ進化や変化をしつつも「戦場サンドボックス」とも表現されるハチャメチャな展開は健在だった。そして唯一無二の戦場サンドボックス作品として「Battlefield」シリーズが歩んできた約20年の歴史、それらを越える次世代の作品こそが本作「Battlefield 2042」なのだという開発者からのメッセージを筆者は感じた。

 それでは発表された内容を振り返りながら具体的に見ていきたいと思う。

【Battlefield 2042 Official Reveal Trailer (ft. 2WEI)】

これぞ次世代!我々が愛したあのモードが128人スケールでの対戦できる

 「Battlefield 2042」はそのタイトルからも想像できる通り、近未来の地球が舞台になっている。様々な問題が多くの国を崩壊させ、人類史上最悪の難民危機に陥っている。さらにアメリカとロシアは世界を全面戦争へと引き込んだ。プレーヤーは行き場を失っていた「スペシャリスト」となり両陣営につき、一つの旗の下ではなく、属する国のない者の未来のため、この新たな世界で戦いへと身を投じる。

 本作はプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PCでプレイでき、最新のハードとPCでは最大128人というスケールで対戦が可能だ。もちろん「Battlefield」シリーズと言えば外せない、様々なクラス、陸海空をカバーするビークル、そして大規模な破壊表現は健在だ。これら全てが組み合わさる「Battlefield 2042」は、まさに次世代の体験をもたらしてくれるだろう。

新世代ハードとPCでは128人対戦というスケールの戦場を楽しめる

 「Battlefield」シリーズには様々なプレイモードが搭載されてきた。そして本作でも複数のモードが登場することが明らかになった。明確にされたのはシリーズ伝統の旗取り戦「コンクエストモード」と、防衛ラインでのせめぎあいが楽しめる「ブレークスルーモード」がプレイできることだ。これはシリーズファンとして非常に嬉しい発表だった。特に筆者は「コンクエストモード」で育ってきたこともあるが、旗をどう取るか、どう守るか。自分が多少キルをされても旗を死守して陣営を勝利に導くという戦い。これこそが「Battlefield」の楽しさだと筆者は思う。

 そして新たなモードとして「ハザードゾーン」と未発表の新モードがあることも明かされた。「ハザードゾーン」は詳細は不明なものの、分隊ベースで進む高難易度なモードだという。「コンクエストモード」とも「ブレークスルーモード」とも異なる体験が楽しめるという。なお開発者が“バトルロイヤルモードではない”と強調していたことはお伝えしたい。

 そして未発表の新モード。こちらは一切詳細は明かされなかったものの「『Battlefield』ファンへのラブレター」になるとメッセージしていた。詳細は7月22日のEA Play Liveで発表されるということで、”ラブレター”を早く読ませて欲しくて今から既にワクワクしている。

未発表のモードはどのような体験ができるのだろうか。期待が高まる

まさに全面戦争。マップは様々、武器やビークルも多彩!

 さて、マップについても紹介していこう。先程触れたとおりPS5/Xbox series X|S/PCでは128人での「コンクエストモード」と「ブレークスルーモード」が楽しめる。発表されたマップは7つだ。冒頭でも触れたとおり本作の舞台は地球全土である。そのためマップのバラエティは幅広い。

 印象的なマップをピックアップして紹介する。まず「オービット」というマップを紹介したい。フランス領ギアナのクールーに位置するマップで、物議を醸している宇宙へのロケット打ち上げが迫り、ロケット発射場をめぐる戦いが起こっている。詳細な条件は不明だが、このロケットは打ち上げに成功するときと失敗する時があるという。恐らく戦況によって変化するのだろう。失敗した時ロケットはその場で大爆発を起こす。そこから変化するであろうマップは「Battlefield」ならではのハチャメチャ感を感じさせてくれる。

 そして「ブレイクアウェイ」というマップ。これは南極が舞台だ。産業が自然を破壊し氷が崩れ、危機に追い込まれる中、兵士たちは石油とガスを巡って戦っている。まずこの難曲が舞台というロケーションが素晴らしい。美しく神秘的なエリアである南極すら戦場に巻き込まれる、まさに全面戦争と謳う本作にふさわしいマップの1つだと言えるだろう。南極は当然氷で覆われているので既存の戦車などのビークルが使用できるのか、新しいものが登場するのか。そういった視点でも注目したい。

 他にも近未来の都会や砂漠地帯にあるマップなども登場する。あるマップでは巨大竜巻が発生しているのも確認でき、天候にすらも戦場をかき回されるのかと思うと期待が止まらない。

ロケットの発射場がある「オービット」というマップ。果たしてロケット発射に失敗した時このマップはどうなってしまうのだろうか
南極が舞台の「ブレイクアウェイ」というマップ。あの南極すら戦場になってしまう。そんな全面戦争の恐ろしさも感じるのだ
他にもバラエティ豊かな様々なマップが登場する

 続いては「クラス」。本作では「スペシャリスト」と呼んでおり、それぞれ特徴が異なる10人のスペシャリストが登場する。今回発表されたのは4人のスペシャリストだ。

 1人目が「ウィカス・ヴァン・デール コードネーム:キャスパー」。彼は兵科的には斥候兵になる。ドローンを使って索敵したり、スナイパーライフルを使って遠距離から攻撃できる。またチームに情報を提供するだけでなく、敵チームの情報を妨害することもできる。

 2人目が「ウェブスター・マケイ」。こちらは兵科は突撃兵になる。特徴はグラップリングフックを使えることで、高所から飛び降り着地前にフックを引っ掛けることで安全に着地するといったトリッキーな移動が可能だ。その機動力を活かせば敵の裏を取ることも難しくないだろう。

 3人目が「マリア・ファルック」。こちらは援護兵という兵科だ。いわゆる衛生兵的な役割を持っており、ダウンした他の仲間を最大体力で復活させることができる。戦場にいると心強い仲間だ。

 4人目が「ピョートル・ガスコヴィスキィ コードネーム:ボリス」。こちらは工兵になる。なんとこのキャラクターはセントリーガンを設置して援護射撃ができる。拠点防衛時には非常に有用になりそうなキャラクターだ。

 ちなみにこれらのクラスには武装のカスタマイズが可能だという。

ウィカス・ヴァン・デール コードネーム:キャスパー。斥候兵として索敵や遠距離からの狙撃で味方をサポートする
ウェブスター・マケイ。グラップリングフックを使ったトリッキーな移動が特徴の突撃兵だ
マリア・ファルック。援護兵として味方を組成したりとサポートをしていく
ピョートル・ガスコヴィスキィ コードネーム:ボリス。工兵としてセントリーガンなどを使い味方に貢献していく

 そして登場する武器やビークルの一部も公開された。キーになるのはここでも「2042」というワード。そう、近未来の設定なので「新技術」による様々なアクションが可能になるのだ。

 まず各スペシャリストが持っている武器のアタッチメントなどを戦場でリアルタイムに変更できる。武器のスコープにバレル、弾薬の種類や、アンダーバレルのアタッチメントまで変更が可能。戦場の状況などにあわせて即座に持ち替えられるのは非常にユニークで面白い。

 またビークルではタブレットを使うことでマップ上のどこにでもすぐにビークルを呼び出すことができる。これまでは決まった位置に出現し、クールタイムもあった。それが逆に戦い方の幅をもたせていたのだが、新システムの導入によりその辺りがどう変化するかは気になるポイントだ。さすがに無限に乗り物を出現させることはできないと思うが、ゲームバランスも含めて今後の続報が気になるところだ。

ビークルを手軽に使えるのは非常に良いポイントだろう。ゲームバランスはどうなるだろうか

 そして本作は発売後に「無料バトルパス」と「有料プレミアムバトルパス」がシーズンごとに発表される予定だ。1年目は4つのシーズンが登場する予定で、4つのバトルパスと4人の新しいスペシャリスト、そして新たなロケーションが追加される。

 以上が当日発表されたことのまとめだ。通しで筆者が感じたのはとにかく全ての点での進化だ。グラフィックスはもちろんゲームシステム、そして“バトルフィールドらしい”ハチャメチャ感。

 ロケットが爆発するシーンは息を呑むほど巨大な爆発だったし、竜巻に巻き上げられるビークルの数々には恐怖のようなものを感じた。だが竜巻の風に乗りウイングスーツで舞う兵士や、ヘリに車を体当たりさせ撃墜するシーンなどは、本当に良い意味でシリーズの魂を受け継いでいると感じた。まだまだ未公開の情報も多く、特に「ファンへのラブレター」の内容も気になるところだ。今後の情報発表にも目が離せない。