インタビュー
「タワー オブ アイオン クラシック」アップデート1.5「龍族の侵攻」インタビュー
強敵タハバタが12年越しの復活。戦闘のスリルはそのままに報酬武器の入手性は当時よりも向上
2021年11月17日 00:00
- 【タワー オブ アイオン クラシック Episode1.5 龍族の侵攻】
- 11月10日 実装
エヌシージャパンは、PC用MMORPG「タワー オブ アイオン クラシック」に11月10日に大規模アップデート「Episode1.5 龍族の侵攻」を実装した。同名のアップデートがライブサーバーに実装されたのは2009年。実に12年ぶりに耳にする名前に、懐かしさを感じる古参プレーヤーも多くいるだろう。
今回のアップデートは、「暗黒のポエタ」や「激戦地ドレドギオン」などライブサービスに実装された当時と同じものもあるが、実装順序に多少の違いがあったり難易度設定が違っていたりと、クラシックサービスならではの調整も行なわれている。そこで、今回は日本の運営に今回の実装について、メールでのインタビューを行なった。
コンテンツの魅力は当時のままに報酬アイテムの入手性など遊びやすさを調整して「龍族の侵攻」がクラシックサービスに実装
Q:「タワー オブ アイオン クラシック」は7月14日にスタートしてから4か月が経過しましたが、現在の状況についてお聞かせください。
A:サービス当初の賑わいと比較するとプレーヤーが一定数減少していることは事実です。しかしながら、首都の賑わいやレギオンやパーティ勧誘、ID募集などは頻繁に行なわれており、10数年前の状況が一定水準以上に再現できているとの認識を持っています。
また、先日開催したネームドモンスター討伐イベントでも多数のプレーヤーが一堂に会して楽しんで頂いており、プレーヤーの皆さまが楽しめる要素を継続的に提供できれば、これからも現況以上のサービス環境を作り出すことができると考えております。
Q:ライブサーバーと比べてプレイ傾向などに違いがありますか?
A:ライブサーバーは自動狩りが搭載されていることや、現在「ジャンピングキャラクター(LV80)作成」イベントを開催していることから、低~中レベル帯でのパーティ活動などは少ない状況です。一方、クラシックサービスでは1.5アップデートを行ったばかりということもあり、初日から低レベル帯マップでも新規プレーヤーの賑わいを確認できています。他プレーヤーと高レベルまで育成する過程を楽しめる点がクラシックのプレイ傾向で特に異なる点だと思います。
Q:天族と魔族の人数比はどうなっていますか?
A:12年前と比較して、魔族が若干優勢となっています。以前は常に天族が多い状況だったため、天族キャラクターの作成制限や、魔族応援キャンペーンなどを頻繁に行っていたことを考えると、時代は変わったことを感じてます。
Q:現在もっともボリュームがあるレベル帯や人気のコンテンツを教えてください。
A:もっともボリュームがあるレベル帯はレベル50(最大レベル)となります。今回1.5アップデートの人気コンテンツは「暗黒のポエタ」と「激戦地ドレドギオン」となり、それらコンテンツを遊ぶ上でもレベル上限に達しているプレーヤーが多いのは必然と思います。また1.5時期の「タワー オブ アイオン」は最大レベルになっても強さは限定的なものとなり、スキル強化や装備強化が強くなるためには欠かせない要素となります。その上で1.5環境では新たなヒーロー級装備やLV50ディーヴァニオン装備などを獲得することが重要となるため、「暗黒のポエタ」や「LV50ディーヴァニオンクエスト」は人気コンテンツの中核になっていくと考えられます。
なお、アップデート前の人気コンテンツでは超強力な装備、通称ヴォカルマ武器のドロップが期待できる「ドラウプニル洞窟」や伸びる武器の代名詞ともなったクロメデ武器のドロップが期待できる「炎の神殿」などが人気となっています。
Q:1.5アップデートの内容を簡単に説明してください。
A:インスタンスダンジョン「暗黒のポエタ」実装に伴う、「タハバタ武器」「アヌハルト防具」の追加。その他「LV50ディーヴァに音クエスト」実装に伴う、「ミラジェントおよびフェンリル装備」の追加が特に大きな要素となってます。
装備のさらなる強化を目指しつつ、共闘型インスタンスダンジョン「激戦地ドレドギオン」で天族vs魔族vs龍族の三つ巴の戦いが楽しめるのが本アップデートのメイン要素となってます。
Q:今回実装される1.5アップデートで実装されるコンテンツは、往時にライブサーバーに実装されたものと、ボリューム的な違いがありますか?
A:かつての1.5アップデートに実装されていた 「宝物庫」以外のコンテンツに大きな差はありません。ただ、ソロ用インスタンスダンジョン「悪夢」の追加や、「暗黒のポエタ」でタハバタ討伐時に獲得できる「タハバタ武器」をドロップ以外でも入手できるようにした「タハバタの証」システムなどが新たに実装されています。
Q:今回のアップデートの見どころや注目ポイントはどこですか?
A:装備強化の高みを目指すためのアップデート要素が豊富に詰まっている点ですね。アビスポイントと功績勲章で入手できる通称「アビス装備」、セット効果が強力な「レベル50ディーヴァニオン装備」、純粋に強さが突出した「ネームドボス装備」など戦う相手や場面に応じた各装備を手に入れ、強化することでキャラクターのビルドアップを行っていくやりがいに尽きると思います。ある意味ロールプレイングゲームの王道とも言える、今まで勝てなかった敵に勝てるようなることを体感できるところが大きなポイントと考えます。
Q:暗黒のポエタの入場条件やクリア条件などは、以前のものと同じなのでしょうか。
A:入場条件は以前と変更ありません。ただダンジョン内での残り時間や活動内容でのランク判定部分が緩和され、S~Aランクが目指しやすくなりました。つまり「タハバタ」や「カリンティ」に遭遇できる確率がUPしているため、その点では「タハバタ武器」が入手しやすくなったことは事実です。但し、タハバタの強さも当時のままなので、討伐できるかどうかは別問題となりますが。
Q:新規プレーヤー向けのキャンペーンなどがありましたら、教えてください。
A:まず「シエルの機運14日キャンペーン」を利用することで、2週間の間ドロップ制限などのデメリットなく「タワー オブ アイオン クラシックサービス」を快適にプレイできます。その他、ゲーム内では「初心者ディーヴァパス」が実装され、通常のディーヴァパスに加えて、専用ミッションを通じたレベル到達で2倍の報酬が獲得できるようになります。またレベル1のキャラクターには「[イベント]レベル1 神の成長支援箱」がゲーム内アンケートで獲得できます。「神の成長支援箱」はレベル50まで10段階に設定された規定レベルに到達することで、次から次へと潤沢な支援アイテムが獲得できるようになってます。
通常では入手できない12セルの倉庫型ペット「ぽんぽこお腹のパゴスの卵」や「[タイトルカード]神の援護(30日)」などを獲得できます。その他、アップデート記念品の配布や友達紹介キャンペーンなどお得なイベントやキャンペーンが盛だくさんとなっています。この機会に是非、プレイをご検討ください。11/17(水)からはプレーヤー全員がさらに大きなメリットが受けられるイベントも実施予定です。どうぞお楽しみに!
Q:これから遊び始める人へのサービスなどがありましたら教えてください。
A:レベル帯に応じたプレーヤー目線の実践ガイド「ステップアッププレイガイド」を新たに公開中です。現在、低~中レベル帯までの情報を掲載してますので、こちらのガイドに沿ってプレイいただければ、ゲームをより効率的かつ、実践的にプレイできると思います。
また、現在レギオン応援イベントも行っており、対象レギオンに加入するだけで後日、豪華特典が獲得できます。オンラインゲームで仲間と一緒に活動するのはとても楽しく、やりがいがあります。是非、この機会にレギオンに加入いただき、ゲーム内の仲間ともっと楽しく遊んでほしいです。
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