「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
いきなり大レースや大乱闘勃発! 「フリーモードイベント」を遊び倒す
(2015/10/15 00:00)
俺たちの「GTA Online」大満喫連載「急がば奪え!」、復活2回目は、9月15日にアップデートされた新要素「フリーモードイベント」を紹介していくぜ。
「フリーモードイベント」は、デスマッチやミッションなどのロビーとなる“フリーセッション”で、参加しているプレーヤー全員が、「ウィリー最長チャレンジ」や、「みんなで戦え!」といった目標に向かって競い合うエキサイティングな競争要素なんだ。
フリーモードイベントの楽しさは、いきなり対戦が始まるところにある。ルールが提示されてから慌てて準備に奔走し、一生懸命勝利を目指す。このゲーム要素が追加され俺たちのゲームライフは変わった。今回はこの楽しさをたっぷり語っていくぜ!
実はこれ以外にも新要素が追加されている。PS4/Xbox Oneでも動画編集の「ロックスターエディター」が使用できるようになり、攻撃側と防御側にわかれ車に乗って戦う「スピード・コンボイ」、全員で敵陣地へ向かう「クロスライン」といった新モードもある。これらも今後の連載で取り上げていく。
そして、復活記念の30人イベントを引き続き募集してきたい! 10月24日22時復活記念の30人イベントを開催する。このイベントの時の臨時メンバーでもかまわないので、「DontThinkSteal(DTTS)」のページからクルーに入って、PS4でイベント開始時間に「GTA Online」にログインしておいてくれ。IKE(takapong)かRIA(eraijah)から誘いがくるので、参加して欲しい。みんなで遊ぼうぜ!!
いきなりみんなと大競争! 200種類もの「フリーモードイベント」
アップデートのの目玉となったコンテンツが「フリーモードイベント」だ。「フリーモードイベント」はいつも普通に遊んでいるフリーセッション内で12分ごとに発生する新しいイベントだ。12分に1回、いきなり目標が提示されスタートまでのカウントダウンが始まり、「せーの」でスタートする。いきなり誰でも参加できるのがこれまでのミッションやデスマッチとかと大きく違う点だな。
「フリーモードイベント」はまずそのセッションに接続しているプレーヤーすべてに告知される。ウィリーをどこまでやれるか競う「最長ウィリー」、現われたケースを奪い合う「チェイス・ザ・ケース」、プレーヤー同士で戦いヘッドショットを決めると得点となる「ヘッドショット」などなど、この「フリーモードイベント」の種類は驚くなかれ200種類以上! 俺はアップデート後、クルーメンバーたちと一緒に「フリーモードイベント」を遊びまくってるけど、未だに全部のイベントは遊び切れていない。
このイベントの楽しいところは、“準備”に工夫すると高得点が得られるところだな。最高速チャレンジならガレージから車を引っ張り出してきてできるだけスピードが出せそうな場所に向かう。目標に合わせてどうすれば良いかを試行錯誤するのは「GTA Online」の知識が試されている感じだ。イベントの前には乗り物が出現する場合もあるので、初心者でも気軽に参加できるのもうれしいな。今回はこの「フリーモードイベント」の中でも特に面白かったイベントをピックアップして紹介するぜ。
ガンガンものをぶっ壊せ! 「クリミナルダメージ」
色々試行錯誤したのが、「クリミナルダメージ」。制限時間内に街中で破壊の限りを尽くして、被害総額を競い合うイベントだ。手配度も付かないからやりたい放題に破壊しまくれるので、ストレス解消にもってこいだ。街中を走る車や空港内の飛行機など、可能な限り高級な乗り物を破壊しまくるというシンプルなルールなのも面白い。
俺は、まず始めに「バザード攻撃ヘリ」や「サベージ」などの攻撃ヘリを使って挑戦してみた。ヘリのミサイルは、あまり上空からだと正確に車両が破壊できないことが多い。そこで低空でホバリングしてミサイルを撃ちまくってみたんだが、低空でホバリングしながらのミサイル連打は、反動でヘリの安定が大きく乱れるので、ちょっとした操作ミスのたびに地面に接触したり、周囲の建物にぶつかってヘリが壊れちまった。
稼ぐ場所として戦闘機がたくさんある場所、ザンクード軍事基地を思いついたんだが、ここは実はイマイチだった。基地に置かれてる戦闘機「レーザー」は意外と単価が低くて1台破壊して4万ドル程度で、旅客機より全然安いんだ。しかも思ったより数が少なく、分散して配置されているので、あまり稼ぐことができなかった。ただ、イベント中は手配度がつかないので、普段は危険な基地で暴れまわれたのはかなり気持ちよかったぜ。
一番気分爽快だったのは「ライノ戦車」に乗り込んで、高速道路上で向かってくる車を次々と破壊した時だったな。高速道路上を走る車は単価は高くないが、とにかく数が多いので、数で稼げるのがポイントだ。ただし、調子に乗って近すぎる距離で車両を破壊したり、体当たりで破壊していると、戦車の耐久度が持たずに戦車自身がもたないので、後半の稼ぎが厳しくなる。ただ、自分の個人車両を破壊した場合はポイントになるみたいで、戦車が壊れた時に結構な額のポイントが入ったので、終盤くらいに戦車が壊れればちょうどいいのかもしれない。
粗末な城でも俺は王様! 「キング・ザ・キャッスル」
数あるイベントの中で興奮させられたのが「キング・ザ・キャッスル」だ。街中の特定の建物が「城」に指定されるので、その城の中に滞在した時間がより長いプレーヤーが勝者となる。城内に入るとそのプレーヤーは「王様」として王座に君臨し、後からきたプレーヤーが城に入れないように応戦して、少しでも長い時間、城の中に留まり続けるのが目的だ。王様が死ぬと玉座は空白となるので、その間に別の誰かが城に入ればその人が次の王となる。
このイベントの面白いのが立てこもる建物が“城”というわりにどれもしょぼいんだよ。ダムの監視塔や、展望台の脇にある金網で仕切られた配電室、田舎の消防署の監視塔など、隙間の多い建物ばかり。この建物にいち早く入れ、そして生き残れば王様になれるんだが、王様になれた時に鳴りひびくファンファーレは実にチープな音で、脱力感がすごいのも笑ってしまったよ。
もちろん隙間だらけの城なので、周囲からスナイパーライフルの弾やロケットランチャーの弾、手榴弾などがバンバン飛び込んでくるので、立てこもるのも大変だ。至近距離の戦いになるので立てこもる場合はショットガンが有効だ。それでも数でこられればすぐに王様の座は取られてしまう。
参戦するプレーヤーが多いほど、玉座に居られる時間は短くなる。勝つコツはイベント開始後、なるべく最初に城に入って「王様」になることだな。他のプレーヤーが到着するまでの間、滞在時間が稼げるのでかなり有利に戦える。これをどうひっくり返すかは、これからの課題だな。
始まったらお金稼ぎの大チャンス 「チェックポイント」
もう1つ、「チェックポイント」は稼ぎ要素としても魅力的なイベントだ。制限時間内に、街中に散らばったチェックポイントを通過し、その数を競い合うというイベントなんだが、このチェックポイント、実は通るだけでもカネが手に入る。スコアを稼ぐと同時にカネも手に入り、さらに上位に入れればその分の報酬もはいるというわけで、カネ稼ぎにはもってこいだ。
ポイントはイベント開始前にチェックポイントが多く配置されるエリアがざっくりと指示されることだ。例えば「北西部で開始するチェックポイントに備えよ」というメッセージが出た場合、マップ内の北西部に比較的チェックポイントが偏って配置されるようになっている。なるべくチェックポイントが多く配される場所に事前に近づいておくことが勝利への近道だ。カネはいくらあってもうれしい。「チェックポイント」は積極的に参加したいイベントだな。
その他にもクルーメンバーに好評だったのは、乗り物を利用したチャレンジ系イベントだ。チャレンジ系イベントは、「近接攻撃でプレーヤーを倒せ」とか、「背面飛行で距離を稼げ」などなど、街中のどこからでも開始でき、特定条件を満たすことでスコアを稼ぎ、制限時間内にセッション内で1番スコアを稼いだ人が勝者となる。
チャレンジイベントの中には「近接攻撃チャレンジ」や「ドライブバイチャレンジ」など、他のプレーヤーを倒すのが条件のイベントもあるが、乗り物を利用したチャレンジの場合、飛行機に乗って指定された橋の下をくぐる「アンダーザブリッジチャレンジ」やバイクでウィリーしたまま走った距離を競う「最長ウィリーチャレンジ」など、プレーヤーがそれぞれ思い思いの場所で挑める物が多く、戦闘に不慣れなプレーヤーでも楽しめるのが魅力だ。
俺は「ニアミスチャレンジ」という自分の車両とNPCの車両がぶつからないスレスレのところを走ることでスコアを稼ぐチャレンジイベントが好きだ。ポイントは高速道路の端を逆走することで、ぶつからないギリギリを少しゆっくり目に走ることだ。「ニアミスチャレンジ」の場合、他車と接触さえしなければスコアは上がっていく。自身の速度を上げる必要がないので、割と初心者でもコツを掴めば高得点が稼げるので、機会があったら是非挑戦してみてほしい。
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