ゲーミングPC「TSUKUMO G-GEAR note N1563J-500/T」レビュー

G-GEAR note N1563J-500/T

ライトゲーマーにぴったりなゲーミングノートPC

ジャンル:
  • ゲーミングPC
発売元:
  • TSUKUMO
開発元:
  • TSUKUMO
プラットフォーム:
  • Windows PC
価格:
112,800円(税別)
発売日:
2016年6月13日

 TSUKUMOのゲーマー向けPCブランドであるG-GEARシリーズに、Intelの第6世代Coreプロセッサー、Skylakeを搭載したノートPCが登場した。6月13日に発表されたこの「G-GEAR note N1563J」シリーズには最新CPUのほか、NVIDIAのミドルレンジGPU「GeForce GTX 965M」が搭載されている。今回は、「G-GEAR note N1563J-500/T」のカスタム機をお借りすることができたので、レビューしていこう。

仕様で見るTSUKUMO「G-GEAR note N1563J」

 TSUKUMO「G-GEAR note N1563J」は、IntelのCore i7/5を搭載し、NVIDIA製のモバイル向けディスクリートGPUのGeForce GTX 965Mを採用したゲーミングノートPCだ。主に2つのモデルが発表されており、Intel Core i7-6700HQを搭載した「N1563J-710/T」とCore i5-6300HQを搭載した「N1563J-500/T」がラインナップされている。

 TSUKUMOブランドのPCはほとんどが受注生産方式のBTOに対応しているため、カスタマイズも可能。メモリやストレージ、OSなどをグレードアップすることもできる。今回お借りしたのは発売記念モデルの特別仕様機で、「N1563J-500/T」のカスタムモデルの「N1563J-500T/SP1」。ここでは「N1563J-710/T」や「N1563J-500/T」、特別仕様機それぞれの仕様を表にまとめたのでそれを見ながら本シリーズの構成を見ていってみよう。

【スペック】

G-GEAR note N1563J-710/TG-GEAR note N1563J-500/TG-GEAR note N1563J-500T/SP1
CPUIntel Core i7-6700HQ(4コア8スレッド、2.6GHzTurbo Boost時 最大3.5GHz)Intel Core i5-6300HQ(4コア4スレッド、2.3GHzTurbo Boost時 最大3.2GHz)
GPUNVIDIA GeForce GTX 965M(2GB、GDDR5)
チップセットIntel HM170 Express
液晶パネル15.6型フルHD IPS方式ノングレア液晶(1,920×1,080、LEDバックライト)
メモリPC4-17000 DDR SO-DIMM 8GB(4GB×2)
ストレージ500GB HDD(Serial ATA 6Gbps)1TB HDD(Serial ATA 6Gbps、東芝製)
ネットワーク機能1000BASE-T、IEEE802.11a/ac/b/g/n、Bluetooth v4.2
サイズ349×247×25.4mm(横×奥行き×高さ)
重量約2.7kg
バッテリ駆動時間約2.2時間約2.3時間約2.3時間
OSWindows 10 Home 64bit
税抜き価格119,800円(税別)109,800円(税別)発売記念価格 109,800円(税別)
税込み価格129,384円(税別)118,584円(税別)発売記念価格 118,584円(税別)
【Intel Core i5-6300HQ】
特別仕様機に搭載されていたのが、ミドルレンジCPUのCore i5-6300HQだ。「N1563J-710/T」のCore i7-6700HQと比較してしまうと、スレッド数や動作周波数が劣るものの、ゲーミングノートPCとしては十分な性能を持っているものと考えられる

 まず、CPUだが、「N1563J-710/T」にはIntelのCore i7-6700HQが、「N1563J-500/T」にはCore i5-6300HQが搭載されている。この2つのCPUは、Skylakeと言われる開発コードネームの第6世代Intel Coreプロセッサーシリーズで、現行の最新CPUアーキテクチャが採用されているものだ。ワットあたりのパフォーマンスが高く、消費電力が非常に低いだけでなく、高いパフォーマンスを誇るのが特徴で、末尾にHQが付くモデルはモバイル向けモデルだ。

 Core i7-6700HQとCore i5-6300HQの動作周波数はそれぞれ2.6GHz、2.3GHzだが、パフォーマンスが必要な処理を行なう際には、自動的にオーバークロック(OC)を行なうTurbo Boost Technologyが採用されており、3.5GHz、3.2GHzまで一時的に周波数を高めることができる。Core i5-6300HQのCPUコアは4スレッドが1枚のダイ上に配置されており、同時に4つの処理を行なうことが可能だ。さらにCore i7-6700HQでは、Hyper-threading Technologyによって1つのコアが2つの処理を同時に行なうことができるため、8スレッドの同時処理を行なうことができる。昨今の3DゲームなどではマルチコアCPUに対応しているタイトルが多いため、予算が許すのであればコア数やスレッド数が多いものを選んでおきたい。

【NVIDIA GeForce GTX 965M】
NVIDIAのモバイル向けミドルレンジGPU GeForce GTX 965M。ミドルレンジとしては最新アーキテクチャとなるMaxwellを採用したモデルだ。ゲーミングPCの性能はGPUによるところが大きい。このチョイスはコストパフォーマンスを考えてのものだと思われるが、その性能のほどは、後述のベンチマークテストの結果を参照してほしい

 ゲーミングPCとしての大事な要素としてGPUの性能があるが、これは時としてCPUよりも重要となってくる。「N1563J」シリーズにはNVIDIAのGeForce GTX 965Mが採用されている。現行の最新シリーズはGeForce GTX 1000シリーズで、Pascalアーキテクチャを採用しているが、現在のところハイエンドのGeForce GTX 1080とGeForce GTX 1070しかなく、モバイル向けのGPUに関してはまだラインナップされていない。「N1563J」シリーズに採用されている、GeForce GTX 965MではミドルレンジGPUとしては最新のMaxwellアーキテクチャを採用している。このチョイスは現行のGPUラインナップや、コストパフォーマンスを考えた結果だろう。

 実際のところの性能に関しては後述のベンチマーク部分を見てもらうとして、ここで注目してほしいのは価格だ。2つのモデルの違いは基本的にCPUのみとなっているが、「N1563J-710/T」では、約12万円、「N1563J-500/T」が約11万円となっている。税込みでも、それぞれ約13万円、約12万円という価格設定だ。高価なゲーミングノートPCの購入は難しいといった人でも、手の届く価格と言うのがこの製品のウリと言える。

【GPU-Zで見るGeForce GTX 965M】
【Intel HD Graphics 530】
GeForce GTX 965Mに採用されているのはGM206と呼ばれるGPUだ。GM206はモバイル向けに調整されたMaxwell採用のGPU。本機では2GBのGDDR5メモリがビデオメモリとして搭載されている
ちなみに、Intel Core i5-6300HQに内蔵されているGPUがHD Graphics 530だ。動画の変換などをサポートするQuick Sync Videoにも対応しており、NVIDIA GeForce GTX 965Mと同時に利用することができる
【Intel HM170 Express】
モバイル向けとしてはハイエンドに分類されるチップセット「HM170」。CPUと各ポートを仲介するチップセットは、USBポートやSerial ATAなどのポート数の上限などに影響をおよぼす。また、最新のHM170を利用することにより、GPUなどの接続をPCI Express 3.0で行なうことができる

 チップセットにはモバイル向けのハイエンド製品である、Intel HM170 Expressが採用されている。チップセットのチョイスは、USBやSerial ATA、PCI Expressの構成などに影響するが、ノートPCという本機の形状では、必要十分だ。

【15.6型フルHD IPS方式ノングレア液晶】
視野角の広いIPS方式でノングレアタイプのため使用環境による映り込みも少ない。LEDバックライトは色ムラが少なく省電力だ

 モバイル形状のノートPCとして重要になってくるのがモニタ部分だ。本機はゲーマー向けと言う側面も持つが、採用しているのはノングレアタイプのIPS方式のフルHD液晶となる。モニタサイズは15.6型で、いわゆるB4ノートPCと言われるサイズだ。IPS方式の液晶モニタは視野角が広く色度や色調の変化が少ないという特徴を持っている。LEDバックライトは色ムラが少なく省電力だ。15.6型モニタほどの大きさがあればゲームでは高い没入感が得られる。

 半面、モバイルノートPCとして頻繁に持ち歩くのはあまり現実的ではなく、実際のサイズは幅約35cm、奥行きが約25cmと大きく、重量も約2.7kgとかなりの重さであるため、どちらかと言うと家の中での省スペース目的でノートPCという形状を選んで、使わないときにはモニタを閉じて立てかけて置いたり、机の中にしまったりという使い方になるだろう。

【メモリモジュール】
メモリは4GB×2の8GB構成。3Dゲームでも十分に対応できる容量だ。これだけあれば、メモリ不足を感じることはないだろう。もっと容量が欲しい場合には、BTOで16GB構成にすることも可能だ。特別仕様機にはKingstonのKVR21S15S8/4が採用されていた

 メモリはPC4-17000のSO-DIMMが採用されており、4GBのモジュールが2枚搭載されている。合計8GBなのでゲームだけでなく、ほとんどの用途でメモリ不足を感じることはないだろう。大容量メモリを必要とする動画編集などでは、BTOオプションで8GBモジュールの2枚構成にして、合計16GBとすることもできるので用途に応じて対応することができる。

【ストレージ】
実機に搭載されていたMQ02ABD100H。実は単なるHDDではなくSSHDと呼ばれるSSDとHDDのハイブリッドタイプの製品だ。7mm厚の2.5インチで5,400rpmだが、容量1TBのHDDのほか、8GBのNAND型フラッシュメモリを搭載しているため、通常のHDDよりも性能が高い。このほかBTOオプションでSSDなどを選択することもできる

 ストレージは500GBのHDDが採用されている。Webサイトなどの情報ではウエスタンデジタル製とのことだが、N1563J-500T/SP1には1TBの東芝製 MQ02ABD100Hが搭載されていた。後ほど行なうベンチマークテストでは、HDDがデフォルトのものと違うことを意識しておいてほしい。

【通信モジュール】
無線LANやBluetooth機能を持った通信モジュールは、M.2スロットに挿入されている。左に見えるM.2スロットは、M.2タイプのSSDモジュールが追加可能?

 通信機能は有線の1000BASE-Tのほか、IEEE802.11a/ac/b/g/nと現行の最新規格IEEE802.11acにも対応している。Bluetoothも搭載しており、こちらは消費電力が少ないv4.2対応だ。

【バッテリ】
実機には4,400mAhのバッテリが搭載されていた。駆動時間は2時間ちょっとと心もとないが、モバイル中心で使うマシンでもないので十分と言えば十分だ

 バッテリ駆動時間は約2.2~2.3時間といったところ。モデルによって違うのはCPUの消費電力がCore i7のほうが大きいためと考えられる。どちらにしても長時間のモバイルに耐えられる駆動時間ではないが、いたずらに容量を増やして重量を増やすより、このほうが潔い。

ゲーミングノートPCとしての機能

 さて、ここまでは仕様表を見ながらパーツ構成をお伝えしてきたが、ここからは写真を見ながらゲーミングPCならではのN1563Jシリーズの独自仕様や構成を見ていこう。

【キーボード全景】
【光るキーボード】
若干変則的な日本語キーボード。通常の日本語キーボードと違ってリターンキーは1段タイプ。アンダーバーやかな打ちの「ろ」は右下に押し出されるように配置されている。アンダーバーのキーは本来Windowsのメニューキーの位置にあるため、メニューキーは排除された形だ。3Dゲームでよく利用されるWASDキーやカーソルキーは強調されており、使いやすくなっている
キーボードには赤いバックライトが搭載されており、暗い部屋の中でもキー配置がわかるようになっている。Fnキーとファンクションキーの組み合わせで明るさの調整や消灯も可能だ
【電源などのボタン】
【カメラとマイク】
キーボードとモニタの間にあるメタルプレートの左右にはボタンが配置されている。左は電源ボタン。右がクーラーブーストキーだ。クーラーブーストキーはゲーム中など冷却能力を高めに設定したい際に使用する。ボタンを押すとPC内部のクーラーが全開で作動する仕組だ。もう1度ボタンを押せば通常モードに切り換わる
モニタ上部にはカメラとマイクが搭載されている。音声チャットやビデオチャットをしながらゲームを楽しむこともできる。マイクには解像度が高くノイズに強いデジタルマイクが搭載されている
【左側面/右側面】
左側面にポートは用意されていない。右側面には、ヘッドフォンやマイク、USB 2.0×2、SDXCに対応するSDメモリーカードリーダーがある。本体側面のUSBポートのほうが背面よりもアクセスが容易だが、マウスなどを使うならUSB 2.0でも十分だ
【背面】
ポート類の集中する背面部。左からHDMIによる映像出力、1000BASE-T、USB 3.0ポート×2、USB 3.1 Type-cポートが用意されている。Type-cポートは今までのUSB接続で煩わしかったポートの上下(裏表)がなく、コンパクトなのが特徴だ。USB 3.1で最高転送速度もUSB 3.0の倍の10Mbps(理論値)となっている

ベンチマークテスト

 それではベンチマークソフトを走らせて、実機をテストしてみよう。上でも書いたが特別仕様機のストレージ部分は通常のモデルと違うことに留意してほしい。前半ではPCMark 8や3DMarkなどのベンチマークソフトを利用している。これらの結果はある程度ソフトごとの知識の蓄積がないと数値だけ見てもピンと来ないだろう。その場合には後半でゲーム系ベンチを行なっているのでそこから見てもらったほうがよい。その際、前半のベンチマークソフトの数値だけ確認し、このくらいの性能のマシンではこれくらいの数値が出るということを覚えておけば、今後の役に立つだろう。

PCMark 8

 PCMark 8はFuturemark社のベンチマークソフトで、PC全体のシステムバランスなどを含めた能力を見ることができる。特別仕様機での結果は3,629ポイントとまずまずの結果だ。CPUやストレージのスピードなどを考えれば予想どおりとも言える。リンク先では詳細な結果も見られるので、興味がある人は見てみるとよいだろう。

PCMark 8
測定数値3,629

詳細な数値はこちら

3DMark

 3DMarkもPCMark 8と同じくFuturemarkのベンチマークソフトで、こちらは主に3D性能を見ることができる。テストを行なったのはFire Strikeと言うDirectX 11に対応したゲーミングPC向けのものだ。テッセレーションや多数の高原処理など、かなり処理負荷の高いテストとなっている。

 結果は5,185と5,000ポイントをオーバーしておりかなりの高評価。5,000ポイントと言う数値は一昔前ならデスクトップ向けのハイエンドゲーミングPCでなければ出なかった数値だ。5,000ポイントを超えれば、タイトルによっては設定の変更などが必要になるが、現行の3Dゲームはほぼプレイできると考えてよいだろう。

3DMark(Fire Strike)
測定数値5,185

詳細な数値はこちら

CINEBENCH R15

 CINEBENCHは純粋にCPUのマルチスレッド処理とシングルスレッドでの性能を見るためのベンチマークソフト。マルチスレッド処理の結果が「CPU」で469、シングルスレッドの処理結果が「CPU(Single Core)」で135となっている。特別仕様機に採用されているCPUはCore i5-6300HQのため、Hyper-Threading機能が搭載されておらず、4コア4スレッドだ。マルチスレッド処理は当然Core i7に劣るものとなるが、それでもそれなりの数値が出ている。シングルスレッド処理も周波数なりのものと言えるだろう。少なくとも3Dゲームを行なうための性能が足りないことはない。

テスト項目OC前OC後
CPU872916
CPU(シングルコア)177191

CrystalDiskMark 5.1.1

【CrystalDiskMarkの結果】

 CrystalDiskMarkはストレージ性能を見るためのものだが、特別仕様機には東芝製のSSHDが搭載されているため、参考までに見てほしい。結果は2.5インチの5,400rpmタイプとしてはだいぶよい数値で、7,200rpmクラスかそれ以上だ。これはSSHDのNAND型フラッシュメモリの効果と考えてよいだろう。

「バトルフィールド 4」

 バトルフィールドはFPSファンなら1度は聞いたことがあるような有名タイトルだ。しかし、ベンチマーク機能は搭載していないため、Frapsというフレームレートを計測するソフトを利用して、1秒間に何回画面が描画されているかの計測を行なっている。テストはキャンペーンの再プレイでTASHGARを開始。主人公たちが車で移動しているシーンの1分間の平均フレームレートをFrapsで計測している。描画の負荷はプリセットで変更し、処理負荷の高い「最高」のほか、用意されている「高」、「中」の3つを使ってテストした。

 結果としては、高設定を行なった場合には61.567fpsと60fpsを上回った。ゲーム自体はプレイ可能だが、FPSなどの動きの激しいアクションゲームでは平均値で60fpsほどは欲しいため、もう少しfpsを稼いでほしいところ。ちなみに最高設定では、38.783fpsを記録している。FPSなどの動きの激しいアクションゲームでは平均値で60fpsほどは欲しいためだ。高設定を行なった場合には61.567fpsと60fpsを上回った。高設定を行なった場合には61.567fpsと60fpsを上回った。

最高
38.783fps61.567fps90.617fps

「『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』ベンチマーク」

 「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、プレイ前にゲームの動作チェックができるソフトだ。ベンチマーク機能も搭載されているため、プレイする前に、自分のPCの性能で快適に楽しむことができるかどうかを判断することができる。蒼天のイシュガルドからはDirectX 11に対応しており、テストもDirectX 11をメインにプリセットを利用して行なった。

 結果はDirectX 11の最高品質で5,768、最高品質(DirectX 9相当)で7,647、高品質(デスクトップPC)で6,499だった。このベンチマークソフトでは5,000ポイント以上でとても快適、7,000以上で最高の結果となる非常に快適と判断される。行なった3つのDirectX 11のテストではとても快適以上の結果となっており、このゲームを楽しむのには十分な性能があることがわかる。

 ベンチマークテスト全体を見てみると、3Dゲームを楽しむには十分な性能を備えていることがわかる。処理負荷の高い最新ゲームをプレイする場合には、処理負荷を低減するために少し設定を変える必要があるが、ゲームを楽しむのに著しく支障のでるタイトルは、現在ないと言ってよいだろう。

DirectX 11DirectX 9
最高品質最高品質(DirectX 9相当)高品質(デスクトップPC)最高品質
5,7687,6476,49911,430
とても快適非常に快適とても快適非常に快適

ゲーミングPCへの入り口としてお勧めしたいお買い得ノートPC

 ベンチマーク結果の総論のとおり、本機は最高の画質で最高性能を求めるPCゲーマーには少しもの足りない性能ではある。しかしながら価格と性能のバランスがよく、高いコストパフォーマンスが本機にとってのウリだろう。

 ゲーマー向けのPCということで、基本性能が高く画面もノートPCとしては大きい部類になるため、ゲーム以外の用途でも活躍が期待できる。インターネットを見たりメールをやり取りしたり、文書などの作成を目的にPCを選ぶとき、ちょっとゲームも楽しみたいなと考えているのならば最高にお勧めのPCだと言える。また、PCゲーマー初心者の最初の1台としてもお勧めだ。大きなデスクトップPCや大画面モニタを室内に置くのを避けたいという人も多いだろう。ノートPCなら使わないときには片付けることもできるし、省スペースで利用することができる。TSUKUMO「のG-GEAR note N1563J」シリーズは、そんな日本の住宅事情にぴったりで、かつゲームも楽しめる絶好のマシンだ。