ニュース
来年の要チェックタイトル「For Honor」をプレイ!
1対1は“外し”、チーム戦は“多勢に無勢”が肝! 「UBIDAY2015」デモ内容を解説
(2015/11/3 16:12)
ベルサール秋葉原で開催中の「UBIDAY2015」では、試遊できるタイトルにプレイステーション 4/Xbox One「For Honor」も含まれている。
「For Honor」は、E3 2015で初めて発表された剣戟アクション。「じゃんけんの駆け引き」のような攻撃/防御の対峙が特徴で、剣士同士の重い一撃のぶつかり合いとジリジリとした駆け引きが熱いタイトルだ。
今回出展されていたのは、8人によるチーム対抗戦のデモ。日本語版や新キャラクターの試遊も期待していたのだが、今回は英語版、使用できるのは騎士のみで、E3 2015と同じ内容となっていた。
発表直後の興奮とともに体験した感触はE3 2015でのレポートでお伝えしているが、今回はデモ画面の撮影が可能となっていたので、デモ内容のもう少しの詳細とあわせてお伝えする。
デモでは、1人用のチュートリアルをプレイした後、4対4の対抗戦がプレイできる。本作でのポイントは「構え」で、構え状態は上/左/右の3種類に随時切り替えが可能だ。
敵を攻撃するとき、同方向の構えだった場合は防御され、違う方向だった場合は攻撃が通る。裏を返せば相手と構えの方向をあわせれば、防御し続けることが可能なのだが、攻撃を当てるためには自らの防御を外さないといけないので、ここに駆け引きが生まれる。チュートリアルではこの辺りをしっかり教えてくれるので、いきなりプレイしても一通りの操作は理解できるだろう。
また対峙時の操作はこれだけでなく、素早いが攻撃力は低い弱攻撃、大振りで隙が大きい分体力をごっそり削れる強攻撃、突進して防御を崩すタックル、そして攻撃を鼻先で避けるバックステップもある。タックルやバックステップ時は無防備になるためやはりリスクはあるのだが、タイミングをはずしてタックルで拮抗を崩したり、防御失敗と見せかけて斬撃をバックステップで避け、隙だらけの敵に反撃、といったこともできる。この駆け引きのプレイだけ抜き出しても、手に汗握る感じがあって非常に楽しい。
そしてチーム戦では、拠点を制圧し合い、1,000ポイントを先に獲得したチームが勝利になる。自陣付近、フィールド中央、敵陣付近の3つが拠点になり、拠点を確保すれば150ポイント+徐々にポイント加算ボーナスが得られるほか、敵を倒しても15ポイントを獲得できる。
端から端まで走って1分もかからない狭いフィールドでは、「多勢に無勢」状態をいかに作るかがポイント。いくらプレイスキルが高くても2人に囲まれたら為す術がないので、どこを目標に攻めるかの大局観が必要になる。多勢に遭遇したら、味方の場所まで走って逃げ切ることも大事だ。
現時点では本作のコンセプト程度の部分しかプレイできないが、この時点で十分に楽しい。本作にはソロプレイモードもあるようで、剣術を極められそうなそちらも楽しみだし、サムライやバイキングが入ることでゲームがどう変わるのか、ここも気になる点である。本作の発売予定は2016年とされており、今後公開されるであろう情報に期待したい。来年は、「For Honor」を要チェックだ。