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Xbox One、全世界の累計出荷台数が500万台を突破

3月は「Titanfall」が世界でもっとも売れたゲームタイトルに

4月17日発表(現地時間)

 米Microsoftは現地時間の4月17日、Xbox Oneの11月のグローバルローンチから3月までの実績を発表し、Xbox Oneの全世界での累計出荷台数が500万台を突破したことを明らかにした。

期待通りの大ヒットを記録した「Titanfall」

 今回の発表は、マーケティングリサーチ大手のNDPの3月のデータを元に行なわれたもので、Xbox One最大のキラータイトルとして期待されていた「Titanfall」が期待通りのセールスを記録し、それがXbox Oneの勢いに繋がっていることがデータから明らかとなった。また、前世代機であるXbox 360も依然として堅調なセールスを維持しており、3月はXboxフランチャイズで49%のマーケットシェアを確保したことを報告している。

 具体的な数字を見ていくと、Xbox Oneは3月の北米のセールスが311,000台で、これはXbox 360の同時期と比較して60%多い数字としている。一方、Xbox 360は、3月の時点で111,000台が売れており、未だに現役のゲームプラットフォームであることを示している。

 「Titanfall」については3月単体の数字は発表していないが、3月11日の発売からこれまでの累計で135万本。単純計算でXbox Oneユーザーの4人に1人が購入した計算となる。Xbox Oneユーザーのゲームタイトル購入数の平均は2.9本で、「Titanfall」がこの平均値を大きく押し上げたことは間違いない。

 3月のソフトウェアの売上はXbox Oneが140万本。Xbox 360が270万本。計410万本で、この数字はマーケットシェアの49%に達するとしている。

 現行世代のゲームコンソールのトップシェアは、PS4の700万台(累計販売台数)で、2番手がWii Uの600万台(推計)。3番手のXbox Oneがキラータイトルの支援を受けてライバルを猛追する格好となっている。

 Microsoftでは、今後もゲームファンが気に入るようないくつかの発表を準備しており、「Sunset Overdrive」や「Project Spark」といった強力なエクスクルーシブタイトルの展開や、インディーズ支援プログラムのID@Xboxのスタートなど、数多くの準備をしているほか、6月のE3でも新しい発表を行なうとしている。

 なお、Xbox Oneは日本では今年9月のローンチが予定されている。

(中村聖司)