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ディズニーや「スター・ウォーズ」大集合の「Disney EXPO JAPAN 2014」
注目は「黄金のダースベイダーマスク」と「銀河帝国暗黒卿武者人形」
(2014/2/6 13:29)
東京ギフトショーの会場内では、「Disney EXPO JAPAN 2014」が同時開催されていた。ギフトショー自体は様々なメーカーの新製品を小売店などにアピールする企業向けイベントだが、「Disney EXPO JAPAN 2014」はそのなかでもディズニー関連の商品を販売するメーカーを一堂に集めたスペースとなっていた。
このスペースはディズニーだけでなく、「スター・ウォーズ」や、「Marvel Comics」といった海外キャラクター商品を扱うメーカーが集まり、独特の雰囲気をもっていた。流通業者のみのイベントだが、ディズニーや「スター・ウォーズ」ファンならワクワクしてしまう空間となっていた。
駅の改札など、様々な場所で光る「ルミデコネイル」など、ユニークな新商品が目白押し
「Disney EXPO JAPAN 2014」で最も注目を集めていたのが「スター・ウォーズ」コーナーだろう。ジョージ・ルーカスが作りだし、世界的なヒットとなった「スター・ウォーズ」だが、2012年のディズニーがルーカスフィルムを買収し、「スター・ウォーズ」関連の権利も全てディズニーの管理下に移された。
ディズニーは2015年に「スター・ウォーズ」の最新作を公開すると発表し、今回の「Disney EXPO JAPAN 2014」でも大きく取り上げることとなった。ブースの中央には、「スター・ウォーズ」の年表とフィギュア展示のコーナーがあり来場者の注目を集めていた。
この年表の裏側には様々な「スター・ウォーズ」グッズが展示されていた。中でも最もインパクトがあるのが「黄金のダース・ベイダー」のマスクだ。田中貴金属ジュエリーが制作したもので、非売品。米ハズブロのダース・ベイダーのマスクに、金メッキを施したものとのこと。
もう1つ強烈な存在感を放っていたのが、ひな人形、五月人形で知られる吉徳の「銀河帝国暗黒卿武者人形」である。ちなみにこの名前は人形の横に書かれたプレートに書かれたもので、正式な商品名は「ダース・ベイダー武者人形」。3月下旬発売予定で、価格は“136,500円”。1月7日から3月3日まで予約受付中だ。
ダース・ベイダーの姿を武者人形にアレンジ、日本風のカブトと、陣羽織、鎧もよく見れば日本風になっている。シルエットはダース・ベイダーそのものなのに、細かく見ると全く違うという、とても面白い武者人形だ。全高52cmとかなりの大型で、本物の日本の鎧を思わせる素材の使い方もとても楽しい。他にも様々な「スター・ウォーズ」が展示されていた。
ハイクオリティなフィギュア「ムービーマスターピース」などを販売するホットトイズジャパンもイベントに参加しており、この会場ではハズブロのフィギュアや、米ファンコのデフォルメフィギュアを中心に展示していた。ホットトイズジャパンはハズブロやファンコの日本国内の正規代理店を務めており、流通業者向けということを考えて、間口の広い商品をアピールするレイアウトにしたと言うことだ。
それでもフィギュアに興味を持つ人には、ホットトイズのフィギュアの特徴も説明できるようにいつでも取り出しやすいところに実際に触れる見本を用意していた。デフォルメフィギュアや、コレクション性の高いフィギュアの前で、大きくターゲットが異なる映画のスーツそのままのアクションフィギュアを動かしながら、来場者と共に映画の濃い話をしているスタッフの姿は面白かった。
「Disney EXPO JAPAN 2014」はこの「スター・ウォーズ」に限らず、本当に多くのメーカーが様々なグッズを展示しているのが楽しい。パズル、寝具、雨具、フィギュア、時計、食器……あらゆるディズニーグッズを販売するメーカーが集まっており、圧巻だ。ギフトショーの会場そのものは様々なジャンルの商品が展示されているが、ここではディズニーのテーマの元、ぎゅっと凝縮されている。このイベントは流通関係業者のみの参加というのが残念だと感じた。ディズニーファンならば楽しいこと間違いなしの空間だった。