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「拙者がおぬしの父だ」、ダース・ベイダーが武者人形に!?
“人形の吉徳”の挑戦! 予約締め切りは3月31日
(2014/3/24 00:00)
人形メーカーの吉徳大光は、映画「スター・ウォーズ」のダースベイダーをモチーフとした「ダース・ベイダー武者人形」を4月中旬に発売する。価格は140,400円で、全長52cm。武者人形は飾り台に据え付けられており、木札が付属する。受注生産での販売となり、注文の締め切りは3月31日。販売数は10本(体)を予定している。
ダース・ベイダーは「スター・ウォーズ」を代表するキャラクターであり、そのビジュアルは以降の様々な作品に影響を与えた。シスの暗黒卿と呼ばれ、その体はサイボーグ化され様々な機械によって命を保っている。「スター・ウォーズ エピソード5」で主人公のルークに「私がお前の父だ」と正体を明かすシーンは、世界中に衝撃を与えた。
武者人形やひな人形を手がける人形メーカーの老舗である吉徳は創業300年。「人形は顔がいのち」というキャッチフレーズでおなじみのメーカーだ。吉徳はこれまでも「ダース・ベイダー鎧飾り/兜飾り」、「ストームトルーパー兜飾り」といった商品を手がけており、今作では「もしダース・ベイダーの甲冑を着た武将がいたのならば、きっとこんな感じになるだろう」というコンセプトで、陣羽織風の衣裳を着せ、本格的な武者人形に仕上げたという。
写真を見てニヤリとさせられるのは、吉徳ならではの鎧作りの技術をフルに使った武者人形でありながら、きちんとダースベイダーに見えるところだろう。陣羽織に足袋、兜と細部を見れば武者人形そのものだが、ダース・ベイダーならではのこちらを圧倒する威圧感もきちんと再現している。独特の呼吸音が今にも聞こえてきそうだ。
色糸を使って縫い上げてパーツを縫い合わせていたり、鎧の下の着物など、実際の日本の鎧そのまま人形サイズに縮小しているその伝統の技に圧倒される。伝統技術を結集しダース・ベイダーを作るというアイディアが楽しい。高価だが、強い魅力を持った商品である。
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