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1/1パワードスーツがずらりと並ぶ「アイアンマン」イベント開催!

竹中直人さんなど著名人がデザインしたホットトイズフィギュアも大量展示

9月14日~23日開催

場所:ベルサール原宿

入場料:無料

 ホットトイズジャパンは9月14日~23日まで、ベルサール原宿で「『アイアンマン 300%』 The Exhibition」を開催する。入場料は無料。この開催に先がけ9月12日にゲストを招いたプレスイベントが開催された。

 「アイアンマン 3」のリアルイベント「『アイアンマン 300%』 The Exhibition」は、劇場映画「アイアンマン 3」のブルーレイ&DVDが9月4日に発売されたことを記念して開催されるもので、これまで発売されたホットトイズのアクションフィギュア「ムービー・マスターピース」のアイアンマン関連のラインナップが一堂に会すほか、俳優の竹中直人さんや、山田孝之さん、メカデザイナーの荒牧伸志氏などがデザインしたオリジナルアイアンマンの展示、さらにアイアンマンことトニー・スタークの“原宿別荘”をイメージし、映画の小道具を多用したルームの展示も行なう。

 プレスプレビューでは、アイアンマンのデザインにも参加した映画コメンテーターのLiLiCoさんと、タレントの木下優樹菜さんが登壇し、アイアンマンや展示への思い入れを語った。

映画の小道具を多用した「トニーの原宿別荘」や、歴代アイアンマンフィギュアがたっぷり

映画コメンテーターのLiLiCoさん
タレントの木下優樹菜さん

 「アイアンマン」は、巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長であり天才発明家のトニー・スタークが、パワードスーツを纏って活躍するヒーローとしての名前である。トニーはテロに巻き込まれ心臓近くにミサイルの破片を受けてしまい、その命を保つために「アークリアクター」という熱プラズマ反応炉を作り、体内に埋め込んでいる。そしてその有り余るパワーを利用したパワードスーツを作成し「アイアンマン」としてヒーロー活動を行なっている。

 「アイアンマン」は自らの正体を明かし、アピールも派手なヒーローである。映画はロバート・ダウニー・Jr主演で3作と、その他のヒーローと共演する「アベンジャーズ」が制作されいずれも世界的なヒットとなった。「アイアンマン3」ではマンダリンというテロリストが登場、トニーは彼の組織による大規模な襲撃を受ける。クライマックスにはこれまでのアイアンマンファンの度肝を抜く派手なアクションシーンが展開する。

 アイアンマンはスーツをアップデートし続けるというユニークなヒーローであり、トニーは旧モデルをコレクションとしてとっている。プレスプレビューはアイアンマンのスーツの並ぶ「ホール オブ アーマー」の前で行なわれた。ホール オブ アーマーは映画「アイアンマン2」から登場しているが、歴代のパワードスーツがずらりと並んでおり、大迫力だ。「『アイアンマン 300%』 The Exhibition」はこのホール オブ アーマーを1/1スケールで再現しており、映画のトニー・スタークの気分が味わえる。

 プレスプレビューに登場したLiLiCoさんはずらりと並んだスーツを見て「イケメンを見るより興奮しました。彼氏に連れてこられた彼女も興奮するでしょうね。今年1番びっくりしました」とコメントした。

 「ホール オブ アーマー」のある部屋はトニー・スタークの“原宿別荘”をイメージし、映画のトニーの部屋を思わせる家具を配置している。豪華なソファー、ガラスの置物、ビンテージのギターに、グランドピアノ……。豪華な家具と共に無骨な工具がおいてあるのがトニーらしいところだ。これらの多くは映画で実際に使用されたものだという。また、1作目でトニーが乗り回した「アウディ R8」も映画で使われたナンバープレートと共に展示されている。

 木下優樹菜さんは「家具は爆破シーンでの傷なども残ってるんですよね」と映画の内容をポロリ。LiLiCoさんに「それしゃべっちゃっていいの?」と突っ込まれる場面もあった。2人は今回の展示にかなり興奮してしまい、写真を撮るのに夢中になって、リハーサルが全然進まなかったという。

 “原宿別荘”と共に目玉となるのが、「コレアーティブル エキスポ」。ホットトイズの1/6アイアンマンのフィギュアを、竹中直人さんや山田孝之さん、皆藤愛子さん、漫画家の奥浩哉さんなど様々な著名人がデザインした作品を展示している。デザイン作業は、色を指定したりやコンセプトを提示したものをホットトイズスタッフが製作したものだが、メカデザイナーの荒牧伸志氏はスタッフと共にフィギュアの改造も自分の手で行なったという。

 LiLiCoさんがデザインしたスーツは明るい紫をベースにきらきらしたダイヤのような飾りを配置。「ソフトな感じで、ソフトな女性を目指すためにデザインしました」とのこと。ちなみに今回のデザインでLiLiCoさんに声をかけたのはタレントのダンテ・カーヴァーさんで、ダンテさんのデザインしたフィギュアも展示されている。木下さんは「小悪魔的な強気な女の子」をイメージし、かわいらしさと力強さを目指し、目にハートマークを配している。彼女達の作品ももちろん展示されている。

 最後にファンへのメッセージとしてLiLiCoさんは「もう秋ですけど、ここは夏が戻ってきたような熱気ムンムンです。好きなアイアンマンフィギュアを見つけ、自分が好きなタレントさんがどんなアイアンマンをデザインしたかを見に来てください」。木下さんは「ホントにスゴイフィギュアがそろっていますし、等身大のスーツもあります。映画のブルーレイとDVDも出たのでそれを見てから来てもらえればさらに楽しめます」と語った。

 「『アイアンマン 300%』 The Exhibition」はベルサール原宿で9月14日~23日まで開催されている。会場の近くにはホットトイズジャパンの東京でのフラグシップ・ストアである「トイサピエンス」もある。期間中はこちらもアイアンマンに注力したレイアウトになるという。店内での写真撮影も可能とのことなので、合わせて行ってみることをオススメしたい。

【2人がデザインしたアイアンマン】
LiLiCoさんはソフトな女性を目指すためにデザイン
木下さんは「小悪魔的な強気な女の子」をイメージ

【トニー・スタークの原宿別荘】
最も目を惹くのが実物大のパワードスーツが並ぶ「ホール オブ アーマー」だろう。その迫力には圧倒される
映画で使われたソファーは爆破シーンアドでのダメージ後もある。雑誌など細かいところのチェックも楽しい
トニーの多趣味ぶりを表現するアイテムもたくさん展示されている

【コレアーティブルエキスポ】
様々な著名人がデザインしたパワードスーツをホットトイズスタッフが製作。他にも日本や海外のクリエイターのデザインによるアイアンマンが多数展示されている

【ホットトイズ歴代フィギュア展示】
会場入り口はアイアンマンのアークリアクターをイメージ。ホットトイズガールが出迎えてくれる
目玉となるホログラム展示。フィギュアに映像を重ね合わせており、正面と側面が連動している
これまで発売されたアイアンマン関連のムービーマスターピースを全て展示。発売予定のものから、今後発売される試作品まで膨大な数のフィギュアが展示されている。映画に登場しないカラーバリエーションや、「アベンジャーズ」関連のフィギュアも

【トイサピエンス】
会場から徒歩3分のフラグシップ・ストア。ホットトイズの製品以外にも様々なグッズが販売されている。もちろん会場で気に入ったフィギュアの購入も可能だ

(勝田哲也)