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「カプコン夏の新作体験会 in アクアシティお台場」を開催
「モンスターハンター4」、「逆転裁判5」など人気シリーズ最新作のステージイベント、試遊が楽しめる!
(2013/6/2 01:05)
カプコンは6月1日、2日の2日間、東京・アクアシティお台場のアクアアリーナ(3F)で、最新タイトルを集めた体験イベント「カプコン夏の新作体験会 in アクアシティお台場」を開催する。入場料は無料。
このイベントでは、ニンテンドー3DS用「モンスターハンター4」、3DS用「逆転裁判5」、プレイステーション 3/Xbox 360用シネマティックシューティング「ロスト プラネット 3」、PS3用RPGアクション「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」の4作品がプレイアブルで出展されている。また各タイトルともステージイベントが実施され、最新情報を明らかにした。
また、「カプコン スマートフォンアプリ 紹介ステージ&抽選会」では、夏のおすすめアプリとして「モンスターハンター マッシヴハンティング」や「戦国BASARA カードヒーローズ・祭」などを紹介。スマートフォンアプリ コーナーで対象アプリをダウンロードしている人に配られる抽選券の当選者が発表された。
そのほか、スタンプラリーやマイカプコン会員特典など当日会場内で実施されているイベントについては、こちらのページをご覧いただきたい。
本稿では、各出展タイトルについて、ステージイベントの模様や体験版のプレイレポートをお伝えしていく。
ステージイベントのスケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
11時30分~ | オープニングステージ |
11時40分~ | 「モンスターハンター4」スペシャルステージ |
「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」スペシャルミニステージ | |
13時~ | 「逆転裁判5」スペシャルステージ |
カプコンスマートフォンアプリ ミニステージ&抽選会 | |
14時40分~ | 「ロスト プラネット 3」スペシャルステージ |
カプコンスマートフォンアプリ ミニステージ&抽選会 | |
16時~ | 「モンスターハンター4」チャレンジクエストステージ |
カプコンスマートフォンアプリ ミニステージ&抽選会 |
時間 | 内容 |
---|---|
11時30分~ | オープニングステージ |
11時40分~ | 「逆転裁判5」スペシャルステージ |
カプコンスマートフォンアプリ ミニステージ&抽選会 | |
13時~ | 「モンスターハンター4」スペシャルステージ |
「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」スペシャルミニステージ | |
14時40分~ | 「ロスト プラネット 3」スペシャルステージ |
カプコンスマートフォンアプリ ミニステージ&抽選会 | |
16時~ | 「モンスターハンター4」チャレンジクエストステージ |
カプコンスマートフォンアプリ ミニステージ&抽選会 |
「モンスターハンター4」スペシャルステージ
発売日や各種コラボ情報が公開。チャージアックスの実演紹介も!!
プラットフォーム: 3DS
ジャンル: ハンティングアクション
発売日: 9月14日
価格: 5,990円
CEROレーティング:C(15才以上対象)。
プレイ人数:1~4人
辻本良三プロデューサーと藤岡要ディレクターが登場。まず辻本氏より、5月31日に配信された「MH4&GYAKUTEN5 Direct 2013.5.31」での内容が改めて発表された。発売日は9月14日で、価格は5,990円。ソフトが同梱されたオリジナルデザインのニンテンドー3DS LLとして「ゴア・マガラブラック」、「アイルーホワイト」もそれぞれ数量限定で同時に発売される。さらにインターネットマルチプレイが無料でプレイできることや、TVCMにはサッカー選手の本田圭佑さんが出演することが明らかにされた。そのほか、5月31日に公開されたプロモーションムービーに加え、初公開となるティザーCMムービーが上映された。
体験コーナーでは、シングルプレイとマルチプレイを楽しめる。ただし整理券対応で1プレイ交代となっているので注意していただきたい。。なお、今回出展されていた試遊機は「東京ゲームショウ2012」と内容が同じだったため、プレイレポートは割愛させていただく。気になる人は、こちらの記事をご覧頂きたい。
このイベントの目玉はなんといっても、辻本氏と藤岡氏による実演紹介。実際にゲームをプレイしながら、村の様子や新武器「チャージアックス」の特徴が紹介された。
まずは、新しい拠点の1つとしてすでに公開されている「バルバレ」に、チャージアックスを装備した藤岡氏のハンターが登場。藤岡氏のハンターには、新しいコスチュームを身につけたオトモアイルーが同行していた。
ナグリ村は、火山から吹き出すマグマが地底深くに流れ込み、珍しい鉱物も採掘できる場所で、地中を好む「土竜族」が暮らしている。マグマの熱を利用し武器や防具を作っているという。
通信プレイでは、まず「みんなであそぶ」を選ぶ。次に「近くの人と遊ぶ」か、「遠くの人と遊ぶ」を選択する。3DS本体がWi-Fiに繋がっている場合はインターネット通信を使って遠くの人と遊べるという。
今回は辻本氏と藤岡氏が2人でプレイするので、「近くの人と遊ぶ」を選択し、藤岡氏が集会所を作っていた。集会所を作るときには、募集項目の1つとしてパスワードを設定することができるようだ。その後、辻本氏が藤岡氏の作った集会所に入り、食事を済ませて新モンスター「テツカブラ」の狩猟へ向かった。
いよいよ、チャージアックスを藤岡氏が“直接”紹介! チャージアックスは、武器を出すと片手剣のようなスタイルで剣と盾を持つ「剣モード」になる。片手剣よりも少し重いようだが、攻撃や防御も片手剣と同じようにでき、移動も軽快なのでそれほど違和感なくプレイできるという。
「剣モード」から剣と盾を合体させることで「斧モード」に移行。片手剣のときよりも攻撃力が上がる。チャージアックスはこの2つのモードを切り替えながらモンスターを狩猟していく。さらに、1番の特徴として剣モードでためたエネルギーを斧モードで使いより強力な攻撃が繰り出せる。
また、渋温泉、UHA味覚糖、ALOOKとのコラボレーションを発表。「モンスターハンターフェスタ'13」の開催決定も報告された。
モンスターハンター × 長野信州渋温泉 ~“モンハン渋の里”で年中狩ろうぜ!~
2011年夏、街中モンハン一色に大変身した、「長野県信州渋温泉」が、ハンターたちのリアル拠点「モンハン渋の里」としてスタート決定! 初のロングラン開催として、1年間を4つのシーズンにわけて、それぞれのシーズンに合わせた「期間限定スペシャル企画」が、夏休み、冬休み、春休みの時期に合わせて開催される。1年中いつ来てもハンター気分を満喫できる。
モンハン渋の里の詳細は、公式サイトでご確認いただきたい。
【モンハン渋の里開催概要】
・シーズン期間
オープニングシーズン:2013年7月27日~2013年12月15日
ウィンターシーズン:2013年12月21日~2014年2月23日
スプリングシーズン:2014年3月1日~2014年7月6日
グランドシーズン:2014年7月19日~2014年8月31日
・メインイベント期間
オープニングシーズン:2013年7月27日~2013年9月16日
ウィンターシーズン:2013年12月21日~2014年1月13日
スプリングシーズン:2014年3月1日~2014年3月30日
グランドシーズン:2014年7月19日~2014年8月31日
UHA味覚糖より「モンスターハンター 携帯食料グミ」が登場! 「狩人めし」の新バージョンも発売!
「モンスターハンター 携帯食料グミ」は、ハンターたちを支える「携帯食料」をグミにしたもの。「モンスターハンター4」のパッケージと連動したデザインが目をひく、噛みごたえのある弾力食感グミで、味はエナジードリンク味。携帯食料アイコンをモチーフとした肉型のグミに交じってレアグミも入っているという。8月19日より、全国のスーパーやコンビニで順次発売予定。価格は105円。
「狩人(ハンター)めし」は、がんばる現代人(現代忍者)のための小腹満たしグミ「忍者めし」とモンハンがコラボしたハード食感グミ。その「狩人(ハンター)めし」が「モンスターハンター4」とコラボして再登場。ゲーム内アイテムをイメージした回復系エナジードリンク味のハードグミで、ハチミツが入っている。今回は、レアグミはもちろん、レアパッケージまであるという。8月19日より、全国のスーパーやコンビニで順次発売予定。価格は105円。
ALOOKとのコラボメガネ第2弾「ゴア・マガラ」モデルが発売決定!!
ファッションメガネブランド「ALOOK(アルク)」とのコラボレーションから、約半年。早くもモンハンコラボメガネ第2弾の発売が決定! 第2弾では、「モンスターハンター4」のメインモンスター「ゴア・マガラ」モデルが発売される。
なお、そのほかのモデルも鋭意製作中という。コラボメガネの詳細については、後日改めて発表される。
「逆転裁判5」スペシャルステージ&試遊プレイレポート
体験版の配信も決定!!
7月25日に発売日も決定し、約6年ぶりのシリーズ最新作登場に期待が高まる「逆転裁判5」。ステージには、プロデューサー江城元秀氏、シナリオディレクター山崎剛氏が登場して、今作の魅力を紹介した。
まずはじめに上映された最新のプロモーションムービーでは、「囚人にして検事」という、存在そのものが矛盾している「夕神迅検事」が登場。正義の刑事「番轟三」といった新キャラクターに続き、成歩堂、王泥喜、新パートナーの希月心音、みぬきちゃんといった、シリーズ作のキャラクターも次々に登場していた。ちなみに昨日放送された「MH4&GYAKUTEN5 Direct 2013.5.31」では、ハミちゃんこと綾里春美ちゃんの姿もあった。
そして、映像のラストにはトノサマンフィギュアが飾られている奇抜な検事室で、優雅にティーをお召し上がり中なあの人のの姿も。「どうやら事態は動き出したようだ……どうする? 成歩堂……」と不敵な笑みを見せて映像は終わっていった。
続いて、新パートナーであるココネちゃんが得意とする心理分析シーン「ココロスコープ」から、“心が暴走している”状態という新要素も紹介された。
ココロスコープは本来だと、証言中の精神状態が4つの感情で表現され、その反応で、証言と感情が噛み合っていない“矛盾”を見つけるというもの。だが、暴走中だと“ひとつの感情が異常に強くて他の感情が読み取れない”。紹介されたシーンでは証言者が「妖怪がいる」と信じ切っていてパニックに陥っていたようだ。
まずはそのパニック状態を鎮めて正常に戻さないといけない。妖怪と見間違えたものの正体を教えてあげることで、パニック状態が静まり、記憶も正確になっていった。矛盾を突くだけでなく、正確な証言を得るためにも「ココロスコープ」が活躍するというわけだ。
他にも、ココネが片手で弁護士席の机をダンッと叩いたり、ココロスコープを展開するときのコンパクトを操作するアニメーションといった、今作の魅力のひとつである“躍動感のある多彩な動き”も紹介。また、ココネは「モニ太」というガジェットが、ココネの本音を勝手に喋ってしまうという特徴もあるそうだ。本人は口にしないちょっと毒の効いたセリフなどが、モニ太から聞けてしまうのかもしれない。
続いて、冒頭に流したものとは別の映像を紹介。オドロキが中心になるという第2話の冒頭アニメーションと、夕神迅検事の登場シーンだ。第2話の冒頭では、カラス天狗と九尾の狐といった妖怪が戦う、まるで昔話のようなシーンが展開。一方、ライバル検事である夕神迅の登場シーンは、留置場の牢屋から出され、そのまま法廷内へと入っていくという、「囚人にして検事」な特徴そのものを表していたシーンとなっていた。
今後の展開では、3DSでプレイできる体験版が6月に配信されるとのこと。今回会場に行けなかった人もそちらを楽しみにして頂きたい。
ステージの最後には、7月31日より公演される舞台「逆転裁判 ~逆転のスポットライト~」で主人公の成歩堂龍一役を演じる兼崎健太郎さんもサプライズで登場した。各キャラクターの髪型はカツラではなく、それぞれの役者さんが地毛で再現しているなど、舞台の裏話を含めつつ、「ゲームの人気に負けないよう演じていきます!」と意気込みを語った。
他方面への広がりも見せつつ、本筋であるナンバリングシリーズ最新作がいよいよ登場となる「逆転裁判5」。江城氏と山崎氏は、「自信を持ってお届けできる内容になっているので、楽しみにお待ち下さい」とステージを締めくくった。
「逆転裁判5」体験版プレイレポート
「逆転裁判5」の試遊スペースでは、3DSが16台並べられ、1人あたり約15分のプレイが可能になっていた。今回は第1話の「法廷パート」か、第2話の冒頭シーンを使ってオリジナルストーリーが楽しめる「探偵パート」のどちらかがプレイできるようになっている。やはり人気は高く、会場間もなくでプレイの待ち時間は100分越えとなっていた。比較的空いてきた時間でも50分待ちとなっていたので、本作の試遊がお目当ての方は早めに並ぶのをオススメしたい。
「法廷パート」は開廷前のシーンから始まっていく。ココネとタッグを組み、久しぶりの法廷に立つことになった成歩堂。「まるで新人の気分」と語り、ココネからも「新生・成歩堂」と表現される。過去シリーズにおいても成歩堂は、第1話だと新人に近い状態から始まっていたが、そこは今作でも同様。主人公として復活したこともあり、新生という言葉もぴったりハマっている。
今作は全面的に3Dグラフィックスで表現されるようになったことで、アングルをぐるーっと回したりと、カメラワークがダイナミックになったところが今作のポイント。その中で成歩堂を始め、どのキャラもものすごくよく動く。細かな動きも非常にたくさんあって、亜内検事が髪の毛の先っぽをくるくると指で巻く仕草などは必見だ。動きのコミカルさやユニークさも大幅にパワーアップしている。
3D立体視も効果的に使われている。成歩堂がビシッと人差し指をつきつけるお馴染みのシーンでは、グルーっとカメラアングルが周りながら成歩堂に近づいていき、ビシッとポーズとともに止まるのだが、その指立体的に見えるようになっていた。法廷内の奥行き感も効果的に使われている。ダイナミックなカメラアングルとともに、演出面のパワーアップ度合いは必見だ。
続いて、初のプレイアブル出展となった「探偵パート」。第2話冒頭の場面を使っているということだが、本編のネタバレにならないように、山崎氏が体験版用に手がけたオリジナルストーリーが楽しめるようになっていた。
探偵パートでもポイントになるのはグラフィックスが3Dになっていることだ。部屋の中でも、十字キーの左右でアングルを変更でき、アングルを変えることで影に隠れていた物が見えるようになる。テーブルを調べた時には、視点操作して机の下を見ると新たな発見ができたりと、3D化されたことで可能になったギミックが豊富に使われていた。他にも、カーソルで調べた箇所には切り替わりなしでシームレスにアップになっていくなど、より自然な見せ方になっていた。
人が消えた屋敷。妖怪ブームの九尾村。残された血痕と鳥の羽。体験版だけの物語ということで、本編の楽しみを損なうこともない。3Dグラフィックスが可能にした新たなギミックと、シリーズ作の魅力である会話の魅力もギッシリ。明日に「カプコン夏の新作体験会 in アクアシティお台場」に来場される方は会場で。残念ながら行けないという人は体験版をお待ち頂いて、ぜひプレイしてもらいたい。
「ロスト プラネット 3」スペシャルステージ&体験版プレイレポート
数量限定特典「キャラクター&ウェポンDLコードセット」を公開
プロデュサーのアンドリュー・サマンスキー氏が登壇し、ゲームの舞台となるEDN-3rd、EDN-3rdの未来を委ねられた主人公の「ジム・ペイトン」、極寒の地での仕事のパートナーとなるユーティリティ・リグなど今作の世界観を紹介した。最大10人のプレーヤーが参加できる「マルチプレーヤーモード」や、数量限定特典「キャラクター&ウェポンDLコードセット」の内容が解説された。
マルチプレーヤーモードについては、すでに弊誌でも紹介しているのでそちらを参照していただきたい。
「キャラクター&ウェポンDLコードセット」は、マルチプレイモードで使える5人のキャラクターや、6種類の強力な武器、さらにキャンペーンモードで使用できるユーティリティ・リグの強化パーツ2種類をセットにしたもの。このコードを使うことで、「バイオハザード」シリーズの人気キャラクター「HUNK(ハンク)」が参戦する。
そして最後にアンドリュー・サマンスキー氏は、ユーザーに向けて「『ロスト プラネット 3』は、キャラクターが魅力的で、ヒューマンドラマが展開するストーリーと面白いマルチプレイが楽しめるソフトとなっております。僕らも一生懸命最終調整しておりますので、是非ご期待ください。よろしくお願いします」とメッセージを残した。
「ロスト プラネット 3」体験版プレイレポート
体験コーナーには、PS3版とXbox 360版がいずれも3台ずつ出展されている。ミッションをクリアするか20分が経過すると次の人と交代となる。筆者が体験コーナーを訪れたときには、PS3版が2時間待ち、Xbox 360版が1時間待ちとなっていた。
ミッションの内容は、ラロッシュを助けた後、データポストを起動しリグのもとへ向かうというもの。まずは、データポストを起動するためジムを操作し、薄暗い洞窟の中を単独で進んでいくことになる。だが、リグが近くにないためレーダーなどが表示されず、目視で敵や地形を確認しながら探索することになる。
ただし周囲には、近づくと爆発する赤い球体が多くあり、敵との戦いに夢中になりすぎると、爆発に巻き込まれ(爆発時には近くにある赤い球体も誘爆する)大きなダメージを負うこともあった。なんとか洞窟を抜け外に出ると一面の銀世界。積もった雪や強い風に足を取られ、移動速度が遅くなる場面もあった。
1回だけプレイしたが、正直初めてプレイする人には過酷な状況だと思う。が、遊べる時間が20分もあるので、何度も挑戦し敵をはき出す生命体や、データポストの位置などマップの構造を覚えながらプレイすることでどんどん先に進めるようになるはずだ。逃げながら追いかけてくる敵を撃つことができ、十字キーの上を入力するとマーカーが表示されることも覚えておくといいだろう。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ -ミスタラ英雄戦記-」スペシャルミニステージ&ミニインタビュー
アーケードファンに圧倒的な支持を得たベルトスクロールアクション「ダンジョンズ&ドラゴンズ」シリーズ「タワー オブ ドゥーム」と「シャドー オーバー ミスタラ」の2作を収録して、いよいよPS3に登場する。会場では、実機プレイを見せるスペシャルミニステージと、試遊台による体験プレイが可能になっていた。
スペシャルミニステージでは、プロデューサーの土屋和弘氏、片岡謙治氏が登場。直前に行なわれたモンハンステージより辻本良三氏と藤岡要氏を加えた4人で「シャドー オーバー ミスタラ」のプレイを披露した。「懐かしいなぁ!!」とアーケード版をプレイした当時を思い出しつつ、ワイワイと楽しむ4人。ちなみに藤岡氏は当時にアーケード版のデバッグもしていたそうだ。
ボス「ウォーマシーン」に挑むや、4人は次々に魔法を放って「ウォーマシーン」をほぼ完封するという連携の良さも見せ、「ナイスフォロー!」と声をかけつつの見事なプレイを見せてくれた。本作の醍醐味である4人プレイの面白さを短時間ながらもがっちりと見せてくれたステージとなった。
試遊スペースでは、3台が用意されていて、1人あたり15分~20分のプレイが可能になっていた。台数が少ないこともあり、待ち時間は80分ほど。プレイするとオリジナルポストカードがもらえる。明日に来場予定の人で本作がお目当てな人は、いち早くチェックするのがいいだろう。
本作について、プロデューサーの土屋和弘氏、片岡謙治氏にお越し頂いてミニインタビューを行なったので、そちらの内容をお伝えしよう。
――こちらの試遊で楽しめる内容というのは、どのようになっているのでしょう?
土屋氏:特に体験用といった制限はかけていなくて。元々アーケードの移植作ですし、完成しているものをそのまま触ってもらおうという感じです。
――画面表示サイズのオプションなども触ろうとすれば触れるようになっていますが、どんな機能になっているのでしょう?
土屋氏:機能としては、自由にサイズを調整できるようになっています。あと、フリッカーであったりスキャンラインであったり、ちらつきとかを。パラメーターを組み合わせて、自分が納得の行く画面の感じにできるようにしているんですよ。
――それは嬉しいですね。ブラウン管の再現のような事もできる?
土屋氏:できますできます(笑)。モードとして用意しているわけではないんですけど、セッティングを組み合わせれば、ブラウン管特有の色ズレとかにじみとかも再現できます。ドット画をくっきり見たい人はそのままで、アーケード版をプレイした当時の印象にちかづけたい方もできますよ。
わざわざ試遊に来て頂いている皆さんって、そういうセッティングにどんな項目があるのか確認したいという人も間違いなくいらっしゃると思うので。そのオプションも自由に触れるようにしてあるんですよ。
――なるほど、試遊されている様子を見ていると「触っていいのかな……?」と、ちょっと遠慮がちになっている人もいるようです。
土屋氏:そうですよね(笑)。こういう試遊だとプレイする人が混乱しないようにオプションを封印したりするんですけど、そこが見たいんだという人には怒られちゃいますよね。なので、今回はもう制限なしで出していますから。明日来場される人はもう遠慮なく触りまくってもらいたいと思います。
――気になるところとしては、オンラインでの4人プレイです。そのあたりはどういう仕様になるのでしょう?
片岡氏:実は、そこはまだ調整しているところです。追って情報を公開していこうと考えています。マッチングについては他作品のシステムを流用するのではなくて、このゲームのために0から作っています。格闘ゲームのマッチングともまた違うものですので、今作り込んでいる最中ですね。
――移植するにあたって、グラフィックスを大幅にリファインするのかしないのか、といった話し合いがあったのでは?
土屋氏:ありましたね。そこについては、実は片岡は当時アーケード版の「シャドー オーバー ミスタラ」を作ったディレクターなんですよ。そこで……
カプコン小野氏が乱入:これは売れると思いますよー!!(と言いつつ颯爽と去っていく小野さん)。
一同笑い。
土屋氏:びっくりした(笑)。ええと、最初にその「グラフィックスを大幅にいじるかどうか」を話し合ったんです。でも、片岡も含めてオリジナル版に思い入れがありますし、今回10数年ぶりの移植というブランクがある中で、ユーザーさんはどういう移植をして欲しいのか「それが1番大事だよね」と話しました。
そこから、変な足し算はせずに、オリジナルを完全な形で移植するというのを重視していきました。そこに加えて、先ほどのブラウン管の再現であったりのオプションパラメーターを加えて、それぞれの好みや印象も再現できるというものにしています。ぜひ発売を楽しみにお待ち下さい。
――わかりました。発売を楽しみにしています。ありがとうございました。
「モンスターハンター4」、「逆転裁判5」、「ロスト プラネット 3」
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