カプコン、「モンスターハンター4」の発売時期を2013年3月に決定!!
新武器「操虫棍」と新アクションを堪能した体験レポートもお届け!
- 9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)
- 会場:幕張メッセ1~8ホール
- 入場料:前売1,000円/当日1,200円(一般)
- 無料(小学生以下)
- 前売3,000円(TGS サポーターズクラブ)
今年のカプコンブースは、幕張メッセの4ホールに出展。ニンテンドー3DS用ハンティングアクション「モンスターハンター4」(2013年春発売予定)や3DS用法廷バトル「逆転裁判5」(発売日未定)など2012年11月以降に発売されるゲーム計6作品を体験できるコーナーに加え、最新作の情報が紹介されるメインステージや最新作の映像が上映されるプレミアムシアターのほか、パートナー企業であるロックスター・ゲームスのブースなどを展開している。
また、GREE用ソーシャルハンティング「モンスターハンター Massive Hunting」やPlayStation Vita用対戦格闘「ストリートファイター X 鉄拳」(10月25日発売予定)などを体験できるモバイルコーナーや、映画「バイオハザード」の映像、ならびに関連グッズが公開される「映画『バイオハザード』シアター&展示コーナー」が設置されている。
さらに、一般日(9月22日、23日)のみの公開となるファミリーコーナーには、PSP用アイルーパズル「アイルーでパズルー」(7月19日発売)がプレイアブルで出展される。
メインステージでは、下記プレイアブル出展タイトルのうち「モンスターハンター4」から「エクストルーパーズ」までの6タイトルのステージイベントに加え、以下のタイトルのイベントが実施される。
・iOS用パズルカードバトル「忍者アームズ」(2012年配信予定)
・PS3用ネイチャーアドベンチャー「大神 絶景版」(11月1日発売予定)
・3DS用ナゾトキ・法廷アドベンチャー「レイトン教授vs逆転裁判」(2012年発売予定)
・PS Vita用対戦格闘「ストリートファイター X 鉄拳」(10月25日発売予定)
・PS3/Xbox 360「ドラゴンズドグマ」(5月24日発売)
また一般日のみ、「レイトン教授vs逆転裁判」や「ストリートファイター X 鉄拳」、そして「戦国BASARA」シリーズのステージイベントが実施される。
本稿では、カプコンブースのメインステージで実施された3DS用ハンティングアクション「MH4」のステージイベントの模様とプレイレポートをお伝えしていく。
【プレイアブル出展タイトル】
・3DS用ハンティングアクション「モンスターハンター4」(2013年春発売予定)
・3DS用法廷バトル「逆転裁判5」(発売日未定)
・プレイステーション 3/Xbox 360用サバイバルホラー「バイオハザード6」(10月4日発売予定)
・PS3/Xbox 360用アクションシューティング「ロスト プラネット 3」(2013年初頭発売予定)
・PS3/Xbox 360用スタイリッシュアクション「DmC Devil May Cry」(2013年1月17日発売予定)
・PS3/3DS用マンガチック爽快アクション「エクストルーパーズ」(11月22日発売予定)
・PS Vita用対戦格闘「ストリートファイター X 鉄拳」(10月25日発売予定)
・PSP用アイルーパズル「アイルーでパズルー」(7月19日発売、ファミリーコーナーのみ)
「モンスターハンター4」スペシャルステージ
ステージイベントでは、辻本良三氏と藤岡要氏が登壇。「モンスターハンター4」(MH4)のメイン(パッケージ)モンスターをはじめ、新武器やオトモアイルー2匹の合体技、さらにゲーム開始後最初に拠点となる「バルバレ」の情報が紹介された。そして、ゲーム紹介の最後の締めとして、発売時期が2013年3月に決まったことが発表された。
また、実機を使った紹介も行なわれ、最初に拠点となる場所「バルバレ」と、その次の拠点となる村「ナグリ村」、さらに新武器「操虫棍(そうちゅうこん)」や「MH4」から追加された新アクションの概要が解説された。そして最後に、インターネットを経由し会場の藤岡氏と大阪の開発チームによるマルチプレイが披露された。
「MH4」のメイン(パッケージ)モンスター「ゴア・マガラ」は、イベントの冒頭で上映されたPVに登場。辻本氏いわく詳細はまだ秘密ですが、絶対に覚えておいて欲しいモンスターという。
またオトモアイルーについては、シングルプレイでは2匹のオトモアイルーがハンターをサポートしてくれることと、2匹の合体技として「ネコ式火竜車」を使うことがあると説明。「ネコ式火竜車」は、リオレウスを模した自走車に乗り込みモンスターに向かって砲弾を放つ合体技で、藤岡氏によるとかなり攻撃力が高いようだ。
最初にハンターの拠点となる「バルバレ」は、たくさんのキャラバンが集まり形成された巨大な市場。世界を旅するキャラバンが集うので、様々な情報や物が自然に集まる場所となっている。集会所が移動すると周囲のキャラバンも移動するため、地図には載らない場所でもある。拠点には、「MH4」でハンターがお世話になる団長がいる。ハンターは、団長が率いるキャラバンに雇われる。
ハンターの拠点は、今までのように固定の集落があるのではなく、キャラバンの仲間と物語を進めていくことで、次の拠点へと移動するようになっている。次の拠点へ移動するときは、周囲のキャラバンも一緒についてくるため、集会所などキャラバン自体にある施設は引き続き利用できる。「MH4」に存在する各拠点には、固有の施設が存在する。今回特別に、バルバレの次に拠点となる「ナグリ村」が公開された。
なお集会所は、従来の作品と同じくマルチプレイの拠点となる。クエストカウンターでクエストを受注し仲間と一緒に狩りに出かける。
「操虫棍」や新アクションは、新モンスター「ケチャワチャ」のいる新フィールド「遺跡平原」で紹介された。
まずは、「MH4」の基本操作から紹介されたが、武器やアイテムの使い方など基本操作については「モンスターハンター3(トライ)G」と同じ。移動時のアクションでは、これまで高さの低い段差でもボタンを押して登る必要があったが、「MH4」から低い段差なら普通に移動しているだけで勝手にジャンプして登ってくれるようになった。
また、高低差を活かしたアクションとしてジャンプ攻撃が紹介された。ジャンプ攻撃は、段差をダッシュしながら通過すると自動的にジャンプするのを利用した攻撃法。ジャンプ中に攻撃ボタンを押すと繰り出すことができる。
藤岡氏は、「『MH4』で新しく覚える必要のあるアクションは、基本的にこれだけです」と述べ、実際にジャンプ攻撃を習得することでモンスターとの戦いにどんな変化があるのかを実践してくれた。
なお、片手剣やハンマーなど従来の武器は、段差をダッシュしながら通過しないとジャンプ攻撃できないが、新武器である「操虫棍」は、Rボタン+Bボタンと入力するといつでも跳躍でき、そこからジャンプ攻撃に繋げることができる。
ジャンプ攻撃がモンスターの特定の部位に当たると、モンスターに飛び乗ることができる。モンスターに乗ったあとの行動は、モンスターがおとなしいか、モンスターが暴れているかで2パターンに分かれる。
モンスターがおとなしい時は、XボタンかAボタンを連打して攻撃しモンスターの顔マークが表示されているゲージを溜め、モンスターが暴れ始めたら振り落とされないようにRボタンを押したままにしてしがみつく。
これらの行動は、ゲージを満タンにするために行なう。見事ゲージが満タンになると(辻本氏いわく)超ダウン状態となり、その間にモンスターの弱点を攻撃したり、罠を仕掛けられるなど狩りが有利に進められる。
「操虫棍」は、猟虫と呼ばれる虫を操り、モンスターからエキスを採取させ、自身を強化できる武器。まず、印弾(しるしだま)/印当て(いずれもRボタン)でモンスターに印をつける。次に、操虫(Rボタン+Xボタン)で猟虫を放つ。すると、モンスターについた印にめがけて飛んでいき、当たると強化エキスを採取する。そして最後に、強化エキスを吸った猟虫を操虫(Rボタン+Aボタン)で呼び戻すとハンターの能力を強化できる。
「MH4」プレイアブル版プレイレポート
プラットフォーム:3DS
ジャンル:ハンティングアクション
発売時期:2013年3月
価格:未定
プレイ人数:1~4人
「MH4」の体験コーナーでは、シングルプレイ、マルチプレイともに以下の3つのクエストにチャレンジできる。約10分交代で体験プレイが進められていた。
筆者は、そのうち「ケチャワチャ討伐」にチャレンジ。武器はもちろん「操虫棍」だ。操虫棍の基本操作は、Aボタンで「なぎ払い」、スライドパッド↑入力+Aボタンで「飛び込み斬り」、スライドパッド↓入力+Aボタンで「回避斬り」、Xボタンで「武器出し攻撃」/「けさ斬り」、スライドパッド入力+Xボタンで「突き」、Bボタンで「回避行動」となる。
操虫棍独特の操作は、ステージイベントレポートで紹介したとおり、それぞれRボタン+Bボタンで「跳躍」、Rボタンで「印弾/印当て」、Rボタン+Xボタンで「操虫」(エキス採取)、Rボタン+Aボタンで「操虫」(虫寄せ)を出すことができる。
さて、肝心の操作感覚はというと、基本操作や、そこから派生する連携攻撃については、これまでの武器と同じような感覚で違和感なく使える。熱心なプレーヤーであればすぐに馴染めるだろう。
ややクセがあるのは、やはり操虫棍独特の操作。特に「跳躍」は、実際にジャンプする前に操虫棍を地面に突くという動作が入るためか、最初のうちはジャンプ攻撃を出すタイミングが思いのほか早くなっていた。「跳躍」前のモンスターとの位置関係(モンスターのいる位置のほうが高い(低い)のか)でも、攻撃ボタンを押すタイミングが変わるので、ジャンプ攻撃につなげるときにはとにかくモンスターをよく見てボタンを押すことが重要だと感じた。
あくまでも個人的な感想だが、操虫棍は、「跳躍」からのジャンプ攻撃を極力ミスしないように当てられるようになることと、いち早く自分の思い通りに猟虫を操れようになることが重要だと思った。隙の少ないアクションの派生を見つけることも大事だが、「跳躍」と「操虫」をマスターすることで、シングルプレイの快適さやパーティープレイでの活躍度が大きく変わってくるだろう。
そのほか、壁にはりついた状態からのアクションも試してみたが、左右に動けるし、ナイフで攻撃(Xボタン)はできるし、壁を蹴ってジャンプ(Aボタン)できるし、回避(移動+Bボタン)もできるし、自由落下(Bボタン)することもできる。これまで上下にしか動けなかったことを考えると、これだけでも壁にはりつく甲斐があるというものだ。残念ながら、敵に攻撃を当てる機会には恵まれなかったが十分にはりつきアクションを満喫できた。
2013年3月の発売に向け今後、新モンスター、新武器、新アクション、新フィールドといった要素がどのくらい発表されるのか、今の段階ではまったくわからないが、今回、新武器や新アクションの操作感覚を実際に試すことができたことで一定の安心感は得られた。
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(2012年 9月 21日)